
医療現場では、日々の業務に追われながらも自己研鑽の機会を求める声が多く聞かれます。
そこで、今回は看護師の方々の成長をサポートする2つの組織に注目してみました。
本記事でご紹介するのは、コーチングと新人指導に特化した研修を実施する組織と、認知行動療法のオンライン研修を提供する組織です。
スキルアップを目指す看護師の方々に向けて、それぞれの組織が特色ある学びの場を提供しています。
1on1ミーティングのスキルを磨きたい方、新人指導に悩む方、また認知行動療法を実践に活かしたい方は、ぜひ参考にしてください。自分に合った学習方法で、キャリアアップを目指しませんか。
介護・医療分野における人材育成のスペシャリストとして、現場に即した研修やセミナーを企画・実施する、コミュニケーションオフィス 3 SunCreate。「傾聴・承認・質問」というコーチングの基礎スキルを軸に、現場特有の課題解決をサポートしています。
訪問型・施設型・デイサービスといった介護事業所から医療機関まで、幅広い分野でコーチング研修を展開。新人指導やリーダー育成、1on1ミーティングのスキルアップに加え、レジリエンス理論を取り入れた独自のプログラムを通じて、離職予防、営業力強化、チームワーク向上、ブランド事業所づくりに寄与している組織です。

医療現場では、人手不足や世代間ギャップ、コミュニケーション不足による離職など、さまざまな課題を抱えています。
特に、若手や新人看護師の育成においては、「何を考えているのかわからない」「注意の仕方に悩む」「教えても定着しない」といった戸惑いを感じているベテラン看護師の方も少なくありません。近年の新卒看護師の1年以内の離職率も決して低いとはいえない状況です。
そうした課題解決に向けて、医療従事者を対象とした研修・セミナーを実施しています。ここからは、その医療従事者向けの2つの研修・セミナーについて詳しくご紹介していきます。
このセミナーは、1on1ミーティングのスキルを活用し、若手や新人看護師の「自律的に学習・成長していく力」を引き出すためのコーチングプログラムです。
4~5時間の研修を通じて、新人看護師の価値観の理解から、効果的な指導方法、コミュニケーションスキルまでを実践的に学びます。
主なカリキュラムには、今どきの若者を育成する3つのポイント、新人看護師のタイプ診断とその特徴、コミュニケーションミスを防ぐ方法などが含まれます。
時間や予算に応じて2~6時間のカスタマイズも可能で、オンライン研修にも対応。現場で即実践できる具体的なスキルを習得できます。

このセミナーは、若手や新人看護師の行動特性を独自のコンピテンシーチェックシートで可視化し、個々のタイプに合わせた効果的な指導方法を学ぶプログラムです。
4~5時間の研修では、コンピテンシーレーザーチャートの作成・活用法や、タイプ別の具体的な指導育成法を習得できます。
特に注目すべきポイントは、「わかりました」と言いながら実際には理解していない新人看護師への対応方法や、経験学習サイクルを活用した具体的な指導テクニックです。
こちらのセミナーも2~6時間の時間調整が可能で、オンライン研修にも対応。医療現場の実情に即した実践的なプログラムとなっています。
これらの2つのセミナーについて、詳しい情報はぜひ公式ホームページにてご確認ください。
看護CBTを学ぶ会は、精神的ケアの質の向上を目指し、認知行動療法(CBT)の理論と実践を看護師やコメディカルスタッフに広めることを目的に設立されました。
心理職は対話を通した支援方法について専門的に学ぶ機会が多い一方、看護師は看護学校教育において対話での精神的ケア方法を具体的に学ぶ機会が限られています。また、卒業後の臨床現場でも、先輩から対話の理論や技術を専門的に学ぶ時間の確保が困難です。
さらに、「心理的アプローチ」に対して難解なイメージを持つ医療従事者も少なくありません。同会では、エビデンスに基づくCBTを軸に、対話技術や心理的アプローチを実践的に学べる場の提供と、同じ志を持つ仲間づくりを支援しています。

設立以来、認定行動療法士や認定看護師など、経験豊富な講師陣や外部の専門家を招いて研修を実施してきました。「寄り添う」という抽象的な概念や、「大人の発達障害」「周産期医療・福祉分野」におけるこころの困りごとに対し、CBTの理論を用いた具体的なケア技術を提供し、現場で即実践できる知識とスキルの普及に努めています。同会では、今後も現場のニーズに応じた研修企画を予定しています。
看護やコメディカルの臨床現場では、「認知行動療法(CBT)」と聞くと、「専門用語が難しそう」「学んでも現場で使えないかも」という意見が多く聞かれます。
一方で、「対象者にとって良いものかもしれない」と期待し、興味を持つ医療従事者も存在します。
同研修は、これらの両方の認識を持つ医療従事者向けに企画された研修です。看護やコメディカルの現場の実情を熟知した講師陣が、専門用語を最小限に抑えた実践的な内容を分かりやすく提供しています。
従来の理論中心の講義では、「CBTを実際にどう使えばいいのか分からない」「CBTを活用して働くイメージが持てない」という課題が指摘されてきました。
この課題に対応するため、同研修では模擬面接を通じて、実践的な活用場面との理論の結びつきを学ぶ機会を提供しています。
研修内容は、CBTの基礎理論、活用方法の紹介、模擬面接で構成されています。特に模擬面接では、病棟場面、訪問看護場面、電話応対など、日常的な臨床現場で遭遇する事例を用いて、CBTを活用した具体的な関わり方を学ぶことができます。
受講方法は、オンデマンド形式での視聴を基本とし、期間内での繰り返し視聴が可能です。同研修は、実践への取り入れやすさを重視した内容となっています。
また、希望者にはZoomを活用したオンライン形式でのアフターフォローを提供しており、研修内容に関する疑問点や実践時の課題について、参加者の個々の状況に応じた個別指導を受けることができます。
同研修を通じて、心理的な寄り添い方や関わり方についての実践的スキルを習得し、自信を持って楽しく臨床に取り組めるようになるでしょう。
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