お役立ち
2016.5.6
緊張感のある看護師のお仕事だからこそ、なるべく普段は、心地よい職場の雰囲気作りを心がけたいものですよね。
ここでは、そんな時に役立つコミュニケーションスキルをいくつかご紹介したいと思います。
やはり笑顔は基本です。
人が親しみやすさを感じるのは、眉間にシワの寄った顔やむすっとした無表情な顔ではなく、なんといっても笑顔です。
実際、イライラしている時でも無理やり笑顔を作ってみるだけで、心が落ち着いたり、余裕が生まれるのだとか。
大変な時にこそスマイル、を心がけてみるといいかもしれませんね。
あ、もちろんミスを叱られている時には笑っちゃダメですよ(笑)。
相手の心を開くには積極性がポイント。
自分から進んで挨拶のできる人は相手に安心感を与え、好感も持たれやすいものです。
挨拶は会話の入り口。まずは自分から相手に歩み寄って、明るい笑顔で挨拶しましょう。
人をほめることも、大切なコミュニケーションスキルのひとつです。
ほめられて嫌な気持ちになる人はあまりいませんが、容姿について露骨に触れたり、誰に対してでも言えるようなお世辞を言うのではなく、その人独自の良いところを具体的に伝えるようにしてください。
さらに相手の名前を呼ぶことで、その人に対する個人的な関心を示すことができます。
たとえば…
「仕事ができてほんとすごいですよね~、尊敬します!」と言われるのと、
「○○さんの書いた報告書はいつも丁寧で読みやすく整理されていますよね」といわれるのでは印象が違います。
また「患者さんとすれ違う時にも必ず一声かけていたり、見習いたいと思ってるんです」など、あなたのおかげでためになったなどと言われると、「この人は自分のことをそんなふうに見てくれていたんだ」と嬉しくなりますよね。
ふだんあまり話す機会の無い相手や、少し苦手だと感じている相手にこそ、勇気を出して伝えてみると、関係性が変わるかもしれませんよ。
褒めることにも共通しますが、さりげない気配りができるというのも高ポイントです。
ここでも大切なのは「率先して動く」こと。
誰でもできそうだけど誰もやっていないことを進んで引き受けたり、誰かのフォローに回ったり。
よけいなお世話になってしまうかも…という遠慮がある時には、「ヘルプが必要だったら呼んでくださいね」と一声かけるだけでも十分です。
「気にかけてくれてありがとう」と相手が返してくれたとしたら、それはもう心のこもったコミュニケーションなのです。
「ありがとう」…これぞまさにコミュニケーションの万能薬。
そこには何かしてもらったことに対しての感謝だけでなく、こちらが相手を思いやる気持ちや、時には申し訳ないという気持ちまでぎゅっと詰まっています。
あなた自身、だれかにありがとうと言われたら心がなごみ、さらに親身になってあげたいと感じるのではないでしょうか。
「ありがとう」は何度言われても嬉しい究極のポジティブワード。
いつでも誰かとの関係の根っこには「ありがとう」の気持ちを持っていたいものですね。以上をまとめると、コミュニケーションとは、「他者との関係を築くための能力」のことです。
周囲の状況や流れを把握していないと、その場に応じた機転を利かせることはできませんし、自分のことでいっぱいいっぱいになっていたら、人のことに気づくこともできません。
まずは職場などで接する身近な人たちに興味を持ち、好意をさまざまな形で表現するということを意識してみてください。
そうすれば、コミュニケーションスキルが磨かれるだけでなく、良好な人間関係や、心地よくなごやかな雰囲気をあなた自身が作り出すことができるかもしれません♪
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