
患者さんの気持ちに寄り添い、共感するスキルは、質の高い看護ケアに欠かせないものです。そこで今回は、患者さんと深く向き合うヒントを与えてくれる記事をまとめました。ぜひ一読して、看護師としての視野を広げるきっかけにしてみてください。

株式会社ケアギバー・ジャパン 訪問看護ステーションマザース成城 中野支部は、都内中野区を中心に、地域の方々が安心できる質の高い在宅看護サービスを提供しています。
同事業所は、包括的な在宅ケアをはじめ、退院後の体力回復や機能向上を支援するリハビリテーションにも注力。経験豊富な理学療法士が一人ひとりに寄り添い、適切なサポートを行っています。

また、利用者さんの身体を医学的に評価し、訪問して適切な動作や運動指導を行う「BODY CHECK」や、看護師・理学療法士・介護士が365日問わず、電話やメール、施設窓口にて相談を受け付ける「看護と介護の相談窓口」も展開し、多角的なアプローチで在宅療養を支えています。
同ステーションのブログには、シュールでクスッと笑える訪問4コマ漫画と一緒に、現場スタッフのエピソードが綴られています。その中から、気付きを得られる記事として取り上げたいのが、《訪問4コマ漫㊷「頑張る姿はオリンピアン級」》です。
ここで語られているのが、難病と闘いながらリハビリに励むSさんとのエピソード。
Sさんは両足に麻痺があり、車椅子生活を余儀なくされていました。そんな状況下でも、身の回りのことはできるかぎり自身で行い、リハビリにも意欲的に取り組まれる方だったとのこと。
さらに、Sさんは当時80代でしたが、ベットの下には相当な重さのダンベルが転がっており、毎日上半身を鍛えられていました。
努力を惜しまず突き進むSさんの姿は、まるでオリンピック選手のように見えていたそう。そんなSさんに対し、スタッフは「すごいですね」「頑張ってますね」といった言葉をよくかけていました。

しかしある日、Sさんがふと「ヘルパーさんたちは1人で頑張っててすごいですね、とか言ってくれるけど、本当は色々悔しいんだよね。こんな身体になって」と本音を漏らします。
そこでスタッフは、Sさんの努力する姿や身体能力など、表面部分しか見ていなかったことに気付きます。そしてそれは、真の意味で共感するとはどういう接し方なのかと、深く考えるきっかけになったといいます。
患者さんの心を深く汲み取る視点を養いたい看護師さんは、ぜひ本記事をご覧ください。

さくら通り整形外科クリニックは、2023年に開院した整形外科専門医療機関です。多数の専門資格を持つ院長が診察し、患者さん一人ひとりに最適な治療を提供しています。
同クリニックでは、最新のMRI設備やエコー診療を活用し、特に足の外科領域で専門性を発揮。また、福井県立病院などとの密な連携により、手術が必要な場合は院長自らが執刀し、術前から退院後のリハビリまで一貫したサポートを行っています。
さらに、Web問診システムや待ち時間確認アプリの導入、キッズスペースの設置、子どもへのプレゼントの用意など、患者さんの利便性向上と家族全体への配慮による温かい環境づくりにも積極的です。こうした患者さんに寄り添う姿勢の背景には、スタッフ同士の信頼関係や思いやりの気持ちがあることがうかがえます。
そんな同クリニックの取り組みの1つとして、ここではこちらの記事《ただのプレゼント交換じゃない!相手を想う時間が生むシークレットサンタの魅力》に注目してみました。
本記事に綴られているのは、医療コンシェルジュチームがクリスマス時期に実施したシークレットサンタの様子です。
単なるプレゼント交換ではなく、1ヶ月間相手のことを考え続ける特別な取り組みとして実施されました。予算は5000円以内に設定し、事前にヒントカードを記入、当日まで秘密を守るルールのもと、スタッフ同士がお互いをより深く知るきっかけとなったそうです。

特に印象的なのは、この体験を医療現場での患者対応と結び付けて考察している点。
記事では「相手のことを考えて選ぶこと」の重要性を強調し、患者さん一人ひとりに合った医療提供の大切さと重ねています。
症状だけでなく生活環境や背景を理解し、最適な治療方法を患者さんと共に選択することの意義を、プレゼント選びの体験を通じて表現しています。

記事からは、スタッフ同士の絆が深まった様子に加え、チーム全体で思いやりの気持ちを共有する姿勢も伝わってきます。このような職場でのチームビルディング活動は、看護師さんにとっても多くの学びとなるでしょう。

岐阜県岐阜市に位置する、あんどう内科クリニック。
内科を標榜する傍ら、プライマリケア・総合診療・心療内科を3つの柱とし、病気の治療はもとより患者さん一人ひとりの背景や人生の「物語」まで大切にする「全人的医療」を実践しています。
ストレスによる腹痛や不眠など心身の不調にも真摯に向き合い、心と身体の両面からアプローチすることで、地域の人々が何でも相談できるクリニックづくりに尽力しているのが特徴です。

院長の熱い想いは院内にとどまらず、未来の医療を支える医療従事者の育成や、地域医療の質の向上にも向けられています。
その精力的な活動と思いが綴られているのが、院長のブログに掲載されている記事《プライマリ・ケアを広めるために》です。
この記事では、「プライマリ・ケアは日本の医療を救う!」という院長の信念のもと、20年にわたって続けられている研修医や医学生向けの勉強会「プライマリ・ケア道場」を紹介。
そのほか、大学での学生実習や研修医の受け入れ、薬局と共同での「健康フェア」の開催、全国の若手医師に向けたオンラインでのレクチャー動画配信など、多岐にわたる活動にも触れられています。
院長のプライマリ・ケアマインドを広めたいとの一貫した情熱が、院外にも大きな影響を与えていることがうかがい知れるでしょう。

患者さんと真摯に向き合い、未来を見据えて知識や技術を次世代に伝え、地域全体で健康を支えていこうとする院長の姿勢は、同じく医療現場で働く看護師さんにとって、自身の役割を改めて見つめ直すきっかけにもなるのではないでしょうか。
専門分野を超えた連携の重要性や、医療従事者を育てる意義についての学びが得られるかもしれません。
ぜひブログにアクセスし、その熱意に触れてみてくださいね。
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