
本記事では、ICUの入退室管理を支援するAIシステムを手掛ける企業、自他を尊重し、対等に思いを伝える対話法「アサーティブ」の普及に努める法人、独自の技法で患者さんの心身を癒すメディカルアロマの講座を提供する組織を紹介しています。ICUの現場の業務効率化、対人関係のノウハウやアロマケアといった、一歩進んだ看護を形にするヒントが知りたい方はぜひ内容をご覧ください。
「データの力で医療の価値を最大化する」というミッションを掲げる株式会社 MeDiCUは、テクノロジーで救急・集中治療の現場を支え、誰がいつどこにいても最善の医療を受けられる世界の実現に挑む企業です。

医療従事者やヘルスケア分野の専門家、エンジニアなど、多様なバックグラウンドを持つメンバーが一体となり、僻地や夜間、医療資源の逼迫に直面する地域においても、常に質の高い医療を提供できる仕組みを創り出しています。
同社は病名やバイタルサイン、血液検査結果、人工呼吸器測定情報、投薬内容などのデータを集約した、約20万症例、11億回測定のバイタル情報から成る救急集中治療領域の大規模データベース「OneICU」を構築。
この膨大なデータを活用して予測スコアを算出する「院内業務支援AI MeDiCU-AI」を手掛け、救急集中治療の現場における医療従事者の意思決定を力強くバックアップしています。
また、医療統計セミナーの開催や、医療統計を学ぶ医師・研究者向けのコミュニティ運営にも注力。実践的な統計スキルを持つ専門家の育成を通じて、医療のさらなる進歩に寄与しています。
テクノロジーで医療従事者の精神的・肉体的負担を軽減し、教育を通じて医療統計に革新をもたらす同社は、次世代の医療の基盤を支える欠かせない存在といえるでしょう。
「院内業務支援AI MeDiCU-AI」は、自院の患者さんのデータと大規模データベース「OneICU」に集約されたデータを比較解析し、患者さんのICU退室可否の判断といった重要な意思決定をアシストするシステムです。

主要機能である退室・転棟支援プログラムでは、「退室検討スコア」「退室確実性スコア」の2つの指標により、適切な退室のタイミングを可視化。
重症部門病棟全体をひと目で俯瞰し、把握できるベッドマップ機能も搭載し、包括的な状況判断を容易にしてくれます。
特に、救急・予定入室の受け入れ可否や、カンファレンスの場において、客観的なデータに基づく予測スコアは有効な判断材料となるでしょう。
また、病院収益の適正化や煩雑な事務作業の負担を軽減する「DPCコードの最適化」と医師の「症状詳記ドラフト作成」の機能が備わっているのも魅力です。
加えて操作面では、一分一秒を争う現場のニーズに応え、直感的に扱えるシンプルなインターフェースを構築。緊迫したシーンでも操作ストレスを感じないデザインを追求しています。
同システムは、救命救急センター・ICUという過酷な現場で判断の重圧と向き合う看護師の意思決定を支援する頼もしい味方になってくれるでしょう。
特定非営利活動法人アサーティブジャパンは、自分と相手の気持ちを大切にした、よりよいコミュニケーションが行き交う社会の実現を目指して活動しています。
その一環として、自他を尊重しながら誠実かつ対等、そして率直に伝える対話法「アサーティブ」の普及に尽力しています。
主な活動として、全国各地でアサーティブトレーニングを開催。病院や自治体、一般企業などさまざまな現場へトレーナーを派遣する組織向けの支援も展開し、実際の職場で活かせる実践的なトレーニングを提供しています。
また、学びを継続し、アップデートできる環境が整っているのも特長です。
応用講座修了者を対象としたステップアップ講座や、アサーティブの指導者を育成するトレーナー養成事業、さらにはアサーティブについて気軽に語り合えるアサーティブカフェも運営し、一過性で終わらせない持続的な学びを支えています。
医療現場では、多職種チームのスタッフから患者さん、そのご家族まで、立場も状況も異なる多様な人々と向き合わなければなりません。
複雑な人間関係の中で日々奮闘する看護師さんにとって、自他を尊重する「アサーティブ」の視点は、対話の壁を取り払い、円滑なやりとりを助ける心強い知恵となるでしょう。
同法人は法人・団体向けに、個人と組織の双方にポジティブな変化をもたらす「アサーティブ」の考え方に基づいた研修プログラムを提供しています。

同研修では、相手の立場を尊重しながらも、自分の意見や要求を過度に飲み込むことなく、対等かつ率直に話し合える心構えとスキルを習得できます。
プログラムの進行には、レクチャーやディスカッションに加え、実際の現場を想定したロールプレイを取り入れた参加型ワークショップ形式を採用。
この体感型のワークの導入によって、実践的な対話スキルを着実に身につけられます。
また、組織の課題に合わせた柔軟なカスタマイズも可能です。
ハラスメント防止・予防対策や批判対応力といったテーマ別プログラムのほか、新人から管理職までの立場や役職別に最適化された研修タイプを用意。所要時間や学習密度も調整できるため、勤務スケジュールや要望に沿ったきめ細やかな研修設計が叶います。
受講を通じて、個人は「ノー」を伝える交渉力と相手の尊厳を守りながら適切に指導を行うスキルを習得できます。
こうした変化が組織全体に広がれば、本音で語り合える透明性の高い雰囲気が根付いていきます。
その結果、一人ひとりが対人関係に自信を持ち、ストレスも軽減され、相互の信頼に基づいた情報共有が行われる理想的なチームの形成へとつながっていくでしょう。
看護現場において対等に伝え合う力は、医療ミスを予防し、患者さんの安全を支える強固な後ろ盾となります。
自身の健やかな働き方と最善のケアを両立させるために、ぜひ同研修の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
有限会社アクションケイ(日本メディカルアロマケア協会)は、アロマケアやマタニティ製品の提供を通じて「ぬくもりのある看護」を体現し、人々の健やかな暮らしを後押ししている組織です。
主要事業であるメディカルアロマ講座では、やさしいタッチングのリンパドレナージュにアロマを融合させた独自のケア技法を伝えています。
全国34都道府県での開催実績は合計1000回を超え、およそ20000人以上の医療従事者が受講。本講座を修了した医療現場を熟知した看護師や助産師が、講座をサポートしており、最前線で安全かつ即戦力として使える手技を提供しているのが特徴です。

また、製品開発においても現場の視点を大切にしています。
マタニティ製品の考案には助産師が携わり、洗面台やシンクを即座に沐浴バスへ変える、使い捨て沐浴シートを手掛けています。
心身を癒すメディカルアロマや、沐浴の負担を軽減する画期的なアイテムは、患者さんに寄り添いたいという看護師の想いを形にし、より質の高いケアを実現するための確かな原動力となるでしょう。
同組織が普及に力を注ぐメディカルアロマ講座は、専門職としてのスキルにさらなる厚みをもたらす、実践的なプログラムです。

すべての講座には独自のリンパドレナージュの手技が組み込まれており、現場ですぐに役立てられる確かなテクニックを習得できます。また、施術アイテムに徹底したこだわりがあるのも魅力。精油は、世界各地の生産農家から直接買い付けた高品質な純正のオーガニック製品を採用し、エビデンスに基づいた安全性の高いケアを届ける体制を整えています。
そしてカリキュラムには、実用性を重視した多彩なコースが揃っています。
「浮腫軽減のためのアロマ・フットリンパドレナージュ基礎講座」をはじめ、「看護力、介護力を高める!アロマハンドリンパドレナージュ講座」「フットリンパドレナージュ実技実習講座」など幅広く展開しているため、自身のニーズや現場の課題に合った最適な学びを選択できます。
さらに、メディカルアロマテラピストとして認定される「ライセンス集中講座」も実施。
修了生の多くは、医療現場で確かな実績を築いており、患者さんはもちろん、院内の医療スタッフからも厚い信頼を寄せられています。
なお、リンパドレナージュの実技実習をメインとした、施設向けの出張講座にも対応しているため、病院全体のスキルアップ研修としての導入も可能です。
「心に触れる温かいケアを届けたい」「アロマを看護の強みにしたい」と願う看護師さんは、ぜひ講座の詳細をチェックしてみてください。
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