西オーストラリア・パース在住11年、パース市内の公立病院一般内科勤務歴10年目のKayが、パースよりオーストラリアの看護事情をお届けしています。
日本では転職サイトか看護協会のナースセンターで求人を探す方が多く、最近ではハローワークは人気が低くなってきているようですね。
こちら、オーストラリアでも様々な就職活動方法がありますが、日本ではあまりやらない方法で仕事をGETする人も多くいるんですよ。
今回はオーストラリアでの仕事の探し方をご紹介しますね。
オーストラリアには、ハローワークのような仕事をあっせんしてくれる機関がありません。
これだけネットが普及している今の時代、やはり多くのナースはネットで就活することが多いようです。
オーストラリアで代表的なのが、「seek(URL下記参照)」と「indeed(URL下記参照)」という求人サイトです。
このサイトはナースだけでなくいろいろな職種の求人が検索でき、オーストラリア内の求人はもちろん、遠くイギリスの求人だって載っていることがあるんです。
「seek」は主にプライベートの病院の求人が乗っており、「indeed」はプライベートに加えパブリック(公立)の病院の求人も載っています。
求人サイトの他に、もうすでに働きたい病院や働きたい系列の病院が決まっているのなら、その病院のホームページの求人カテゴリーで探したほうが効果的です。
西オーストラリアにはプライベートも含めて大きな病院はそんなにないので、検索は難しくないのです。
公立病院で働きたいなら、政府が運営しているサイトにも求人のカテゴリーがあるのでそこで探すほうがもっと的確に自分のやりたい分野を絞り込めると思います。
病院によってはホームページに自分のメールアドレスを登録しておくと、今は求人がないとしても、ポジションがあくとメールでお知らせしてくれるところもあるんですよ。
ネットに比べてこちらはアナログな方法になりますが、私の働いている病院には8階にカフェテリアがあり、その横の廊下の壁でパース近郊の各公立病院の求人が誰でも見られるようになっています。
ランチタイムでちょっと時間がある時に立ち寄って見たりすると面白いです。
前にも「ワークシェアの実態」でお話しさせていただきましたが、こちらでの雇用は常勤は病棟単位での雇用になります。
院内のどこかの部署で求人が出るとまずインターナル求人と言って、もうすでに院内で働いている職員対象に優先的に求人広告が出るのです。
「外科病棟/看護師/常勤/募集枠2名」とその他細かなコンディションや申し込み方法、申込期限などが書かれた紙がプリントアウトされてスタッフの休憩室などに張り出されます。
それをもとに、応募する人もいるんですよ。
ちなみに同じ病棟でも「CN(クリニカルナース:日本で言うと主任レベル)ポジション」や「CNS(クリニカルナーススペシャリスト):日本で言うと師長レベル」などポジションが違う場合でも求人広告が出て、同じ病棟で働いていたとしても応募する時は履歴書などのペーパーワークを出して面接を受けなくてはなりません。
求人募集条件に当てはまれば、誰でも、たとえ新卒者でも上のポジションに応募ができるのです。
こう言うところはすごく平等でオープンだと感じました。
ですから、やる気のあるナース、キャリアアップしたいナース達はどんどん応募してチャレンジし経験を積んでいくのです。
日本では一般的ではなくむしろ非常識にとらえられてしまう方法かもしれませんが、ここオーストラリアでは結構この方法で仕事を得る人がいます。
それが、「飛び込み、アポなし就活」です。
求人が出ていなくても、自分が働きたい病院やナーシングホーム(老人介護施設)に電話をかけて「働きたい」と告げたり、履歴書を持って行って直接仕事をもらえるように頼む方法です。
電話の場合は大きな病院は人事課につなげてもらえます。
そこで、求人が出ていないか、どうやってアプライすればいいかを聞きます。
運が良ければナースマネージャーにつなげてくれて、直接話を聞くこともできるかもしれません。
そして、履歴書などのペーパーワークを提出し、面接までこぎつけることも不可能ではありません。
あるナースは自宅の近くのナーシングホームを自分の履歴書を持ってアポなしで回り、マネージャーが不在の場合は履歴書を置いて「連絡してください」と伝えておいたと言います。
何軒か同じ方法で回ったうち2か所より連絡がきて面接を受けそのうちの1か所で仕事をGETすることができまた。
オーストラリアでの就職活動は「行動力でやる気を見せる」事も重要なポイントの一つになるのです。
いかがでしたでしょうか?
ちょっと変わったオーストラリアでの就活の方法もご紹介しました。
就活でものをいうのは運と行動力。そしていかに自分を売り込むか、ということがこの国では重要になってきます。
求人を待つよりもその前に自分から動くことも仕事を得るためには大切なんですね。
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