母親学級を行う際に、妊婦さんに気を付けてもらいたいこと、知っていてほしいこと、自分たちの病院ではどんなお産ができるかなど、伝えたいことはたくさん!
けれど限られた時間の中で何をすればいいの!?と頭を抱えてしまうときに抑えておきたい母親学級のポイントをお伝えしたいと思います。
あなたが勤めになっている場所が妊娠初期から出産までを担うのか、はたまた妊娠経過のみや出産を主に担っているのかで、妊婦さんでも対象となる時期が違います。
また、立ち合いができる分娩施設ならパートナーさんや家族の方が参加できる機会を作るとよいと思うので、誰に来て聞いてもらいたいかをまず明確にしてください。
対象参加者によって学級の名前や開催日を工夫すると、妊婦さん以外の方も参加しやすくなります。
妊娠中にはつわりや便秘などのマイナートラブルから切迫流・早産兆候や妊娠高血圧症候群などの母体や赤ちゃんの命にかかわるような重大なトラブルが起きることも。
マイナートラブルを改善できれば前向きで楽しい妊婦生活を送ってもらえますし、流・早産や妊娠高血圧症候群、常位胎盤早期剥離などの危険なサインについて知っておいてもらえれば、大切な命を守るための早期発見につながります。
マイナートラブルを予防・軽減するのに効果的な体操や生活習慣の紹介をしたり、こんな時は受診してほしいなどの情報を発信することは大切です。
注意したいのは、伝えたいことがたくさんあると、ついつい話す一方になりがちなこと。
一時間の母親学級で、聞くだけ・座ってるだけではつらいものです。
例えば、マイナートラブルの対処法である骨盤底筋体操やマッサージを一緒に実施する、妊娠後期を対象にしている内容であれば陣痛を乗り越えるマッサージの方法や呼吸法、赤ちゃんのお世話方法の説明をする、分娩設備やお部屋の見学ツアーなど体験できる内容を盛り込こむなどすると、妊婦さんの心も体もほぐれます。
また、妊婦さんの栄養補助食品の試食なんかも体験の1つですね。
妊娠、出産、育児には喜びがたくさんある反面、心配もつきもの。
同じ妊婦同士思いを共感できることで「私だけじゃない」と前向きになれる機会をつくってみるのもよいと思います。
参加人数にもよりますが、自己紹介やマッサージを参加者同士でペアを組んでやってもらったり、学級の最初にアイスブレイクを取り入れたりするのもよいかもしれません。
抱えている不安を「人前で質問するのは…」とお持ち帰りしてもらわないために、その場で個人的に質問に対応できる時間を確保できるとよいと思います。
母親学級のコツ、いかがだったでしょうか?
妊婦さんに施設やスタッフを身近に感じてもらうことができ、妊娠中や出産に向けての前向きな気持ちをもってもらう機会ですので、ぜひあなたも妊婦さんも楽しめる母親学級を作ってください。
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