
看護師のみなさん、忙しい毎日を過ごされていることと思います。そんな忙しい看護師の業務(仕事量)を少しでも軽減するためにはどのように工夫していけば良いのでしょうか。
今回は、看護師歴20年を越える”熟練ナース”の方々にその仕事術を伺いましたので、ご紹介していきます。
時間配分を考えることとは、スケジューリングをするということです。私はスケジュールを病棟単位で把握しています。
どの患者さまにどのような処置・与薬があるのか、リハビリの時間・検査・オペ出し等の病棟全体の動きを把握します。
そうすることで、無駄のない行動計画を立てることができます。
また、うっかり何か(しなければならないこと)を忘れてしまった…ということを防ぐことにも繋がります。
その結果、自分の行動にも無駄がなくなり、余分な体力を消耗しないということになるのです。
また重要なのは、自分がどの位の時間で何を行えるかということを考えることです。例えば、「この患者さまへの清拭には◯◯分程度かかる」ということは、経験上予測可能です。
少し多めの時間を見積もるようにすると良いでしょう。
自分の行動に対する時間配分を知っていると、無理な行動計画は立てないようになります。
そうすることによって、残業時間を減らすなど、オーバーワークを防ぐことにつながるのです。
看護師にとって優先順位を見極めるということはとても大事なことです。
患者さまの生命に関わる仕事なので、処置・与薬などを時間通りに行うことは言うまでもありません。
また、あらかじめ決まっている事柄、入院・退院なども時間は守るべきものです。患者さまの負担(待ち時間等)をできるだけ軽減することを考えなければなりませんね。
先に書いた、時間配分と優先順位を把握するだけでも自分の取るべき行動がある程度予測できます。
その1日の行動計画を見ながら、少しでも時間に余裕があるときには清拭を行うといったことも可能になってきます。
”ベテラン”と言われる看護師になってくるほど、できることが多いためどうしてもオーバーワークになる傾向があります。「まだ新人看護師には無理かも」「この処置は私が行った方が早い」などと考えてしまう人が多いのです。
しかし、そこはあえて他の看護師に任せてみることも大切です。
はじめは時間がかるかもしれませんが、指導の機会にすることで、後進の育成に繋がり、病棟全体のスキルアップになっていきます。
自分独りで背負い込まない、という勇気が必要なのかもしれませんね。
その日の病棟の予定を把握するとともにシフトを確認し、スタッフの配置を意識することをお勧めします。人数的に余裕がある日もない日もありますし、「今日は新人が多いからスキル的に不安」などと感じる日もあるかもしれません。
そんな日こそ、自分がどのように行動していけば業務がスムーズに行えるかを考え、行動することによって病棟全体の予定がスムーズに動いていくことに繋がります。
またスタッフの体調なども把握しているとなお良いでしょう。
「◯◯さんは腰痛がひどい」「◯◯さんは病み上がり」などの情報は自分自身に直接関係ないと思いますが、ベテランになってくるとそのようなことも配慮しながら、スタッフに示指することも考えていけるのです。
そして、申し送りの準備など、その時々の看護師のスキルに合わせて行うのも良いですね。
”熟練ナース”の方々のご意見をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
業務の進め方、スケジューリングをはじめ、後輩や同僚看護師への配慮など細かいところにも気配りをしながら、仕事を行っていることがわかりました。
”自分のコトだけでなく周りにも働きかける”そんな仕事の進め方ができると、自分の負担も軽くなるということもわかりましたね。
この記事を参考に、あなたの仕事術を見つけていってくださると嬉しいです。
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