仕事
2021.10.20
健康的な毎日を送るためには、日頃から身体の状態と疾病リスクを把握しておくことが大切です。そこで今回は、血中タンパク質測定技術を用いて、人々の病気予防に尽力している企業に注目してみました。同社の最新の技術や生活習慣の改善のための手厚いサポートは、より良い医療を提供するためのヒントになるかもしれません。
フォーネスライフ株式会社は、「誰も病気にならない世界」の実現を目指している企業です。血中タンパク質測定技術とAI・解析技術を用いて、現在の身体の状態と将来の疾病リスクをわかりやすく可視化するサービスを提供しています。
それに加え、一人ひとりに合った改善策を提案するサポートも実施し、利用者の健康意識を高めるような働きかけを行っています。
多くの人は、自身の身体に重大な病気が見つからない限り、健康意識を持たないものです。病気で命に危険が及び、家族に負担をかけてしまう未来は誰もが避けたいもの。同社は、健康診断の結果だけではなかなか行動を起こさない人々の現状を危惧し、そんな状況を変えるような取り組みに注力しています。
タンパク質は、肉・臓器・皮膚・毛髪など人体を構成する主成分であり、体の機能を調整するホルモン・酵素・抗体などの成分としても活躍しています。
多様な形に変化する性質であることから「ナノサイズの万能装置」とも呼ばれており、生物にとっては欠かせない成分です。そんなタンパク質は、生活習慣によって体内における構成割合が変化する性質を持っているため、健康状態を把握する目印になります。
タンパク質が体内の状況によって変化する性質を活かし、血中に存在する複数のタンパク質を測定し、健康への影響を総合的に評価しているのが、同社が提供するフォーネスビジュアス検査です。
血中タンパク質という、ミクロの視点から身体の全体像を掴むこの仕組みは、最新の知識が詰まった日本で初めて(※)の技術であり、今後多くの人々の健康を手助けする存在になるはずです。
(※)SomaLogic社の解析技術を活用した検査は、日本国内ではフォーネスビジュアスが初めてかつ唯一です。
フォーネスビジュアス検査は、米国SomaLogic社による約7000種類の血中タンパク質を一度に測定する技術を活用した検査です。同社はこの技術を基に、約7000種類の血中タンパク質の解析結果と日本人向けに検証したアルゴリズムを組み合わせて、日本人の身体に合った検査サービスを提供しています。
検査では、心筋梗塞や脳卒中などの心血管および脳血管疾患の4年以内の初発・再発リスクに加え、肝臓脂肪・耐糖能・心肺持久力などを含む6項目の身体の状態を可視化することができます。
この検査の特徴は、検査結果と併せて、保健師や管理栄養士の資格を持つコンシェルジュによるオンライン相談を受け付けたり、専用アプリを通して運動や睡眠ケアなどの生活習慣改善メニューを提案したりと、手厚いアフターフォローにあります。
ちなみに専用アプリでは、歩数や消費カロリーなどの健康データを記録することができる上、目標を設定して日々の取り組みを管理できる機能も備わっています。同社はこうした細やかなサービスにも力を入れ、人々の健康な生活を支えています。
※医師の判断によることなく、本検査の結果を、疾病の診断・治療・予防等に用いることはできません。また、将来の疾患予測に関する検査結果は、生涯にわたってのリスクを予測するものではありません。
「レバウェル看護」を使うと、より詳しく話を聞くことができます。どんな転職先があるのか等も事前に知ることができます。