病気やケガを抱える患者さんを癒す看護師という職業は、誰の役に立ちたいと考える子どもたちにとっては、昔も今も人気の憧れの職業です。
実際に現場に入ってみると、理想とは裏腹に大変なことが多く、時には根を上げそうになることもしばしば…。
子どもを持つ看護師さんは、お子さんが自分と同じ職業を目指したいと言ったら、何と答えますか?
今回は、ナースになりたい子どもたちの夢と憧れについて迫ってみたいと思います。
現代では、多くの人が何らかの用事で、一度は病院に行く機会があるのではないでしょうか。子どものうちは検診や風邪の治療などで親に連れられて病院に行くケースがほとんどですが、そこで子どもたちは、看護師という職業に出会います。
「何をやっているんだろう?」と疑問に思いながらも、子ども心に患者さんをケアしている事が分かると、「すごいなあ」と思い、その仕事に憧れを抱く子どもも出てきます。
「自分もあんな風にテキパキと仕事をして、人に喜んでもらいたい!」という純粋な気持ちが芽生えると、そこから人の役に立ちたいという思いが芽生え、周りの環境や成長にしたがってその芽が伸びていくのです。
最近では、残念なことですが大きな震災や災害が複数ありましたので、看護師が活躍する姿を、ニュースなどで目にする機会もあるようです。そのような非常時にもキビとして働く看護師の姿に、看護師=HEROと感じる子どももいるようです。
母や姉、従姉妹、親戚など、子どもの身の回りの親族に看護師がいると、よりリアルに看護師の実像を見聞きすることになります。
中でも最も看護師を身近に感じるのは、家庭と医療現場を掛け持ちし、日々奔走する母親の姿です。
子どもは親の事を常によく観察しており、自分の将来像を形作るうえで参考にしています。
子どもにとって一番身近存在である母親が看護師として多くの患者さんを労り、快方に導いていることを知ると、「自分も看護師になりたい…」と思う子どもが多いようです。
看護師さんたちに、自分の子どもがもし、看護師になりたいと言ったら、どう思うか聞きました。
・「反対します。自分が大変な思いをしてきているので、子どもにはなってほしくないですね」
・「本人がやりたいのなら応援します。正直、なって欲しいとは思いませんが、本人の気持ちを尊重したいですね」
・「私はブランク20年で、50代で復職できたおかげで、家庭のピンチを乗り切ることができました。看護師に限定することはないですが、手に職を勧めたいですね」
・「できれば、違う職に…」
・「いつも私に反抗的な娘ですが、看護師になってくれたら、私の苦労もわかってくれるでしょうか。そして、世の中にたくさんの病気と闘っている人たちがいることを知ってくれたら、もっと自分の人生も大切にしてくれるかもしれませんよね。なってくれたらいいな」
・「医療ドラマのようなことは絶対ないと言い聞かせますね」
・「うちは私が看護師、夫が介護士ですが、おそらく子どもは絶対、こっちには進みたいと言わないと思います。愚痴ばっかり言ってるし。なりたいと言い出したら、ちょっと驚きかも」
・「絶対やめとけって諭します! 子どもに苦労はさせてくないですよ。もっとしんどくない仕事について欲しいです」
子どもにとって白衣を着て、専門的な仕事ができる看護師の姿は、とても格好よく、優しく、頼もしく見えているようです。
子どもに憧れられる職業であるのは、とても誇らしいことですね。しかし、いざ、わが子が看護師にとなると、ちょっと考えこんでしまう看護師さんがおおいようですね。
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