
話すことでイキイキとしている患者さんっていらっしゃいますよね。
そんな患者さんのお話を、本当はじっくり聞いてあげられると良いのですが、他にも患者さんがいらっしゃいますし、1日の間にしなくてはならないことは次々と待っているもの。
お話を途中で切り上げてもらわなくてはいけないシーンもよくあるのではないでしょうか。
そこで今回は、おしゃべりが好きな患者さんを不快な気持ちにさせずにお話を切り上げるためにどう接しているのか、看護師のみなさんにお話を伺ってみました。
たくさんお話ししてくださる患者さんは、こちらに気を許していてくださっているということでもあるのでありがたいのですが、やはり忙しい時は困ってしまうこともあります。
そんな時に気をつけているのは、できるだけ否定的な言葉を使わないで伝えることです。
「今、忙しいのでごめんね」というのではなく、「これが終わったら、ゆっくり話してくださいね」、「??の時にゆっくりお聞きしますね」など、否定的な言葉をなるべく肯定的な言葉で表現するようにしています。
人は誰でも否定されると悲しい気持ちになりますし、そうすると、その後の関係も良好でなくなってしまいますから、同じ内容でもできるだけ肯定的に言えれば良いなと思っています。
まあ、いつも上手い言葉が出てくるわけではないのですが、できるだけそういう意識を持っているのが大切かなと。
未熟な私の方法ですが、少しでも参考になると嬉しいです。
みなさん、すでにやっていらっしゃるかと思いますが、あえて言うなら、「そうなんですね」、「大変ですね」など、まずは相手の話を一度、受けとめるように頷くことを意識しています。
そして、頷いた直後に間を置かずに、「じゃあ、これを行いましょうね」という感じで、病院に来ている本来の目的を思い出して頂けるように、本題に持っていくようにしています。
まずはお話に共感を示して、それから、「今、すべきことを一緒にやる」という意識に持っていけると、協力的になって頂けるかな、と私は日々の現場で感じています。
おしゃべりが好きな方の中には、「スケジュールの段取り」を忘れてしゃべり続けてしまう方が少なくないですよね。だから、うちの病棟では、病室へうかがった際に「今から20分で〇〇と〇〇をしますよ」とあらかじめ説明するようにしています。
「順序や段取り」を相手に伝えることで、お話好きな方も時間を感じながら話をしてくれるようになるので、「じゃあ、??の時間になりましたので、移動しますよ」と伝えるとすんなり従ってくださることが多いように感じます。
スケジュールの共有をしておけば、協力してくださるんですよね。
お話しくださった看護師のみなさん、ありがとうございました。
みなさん、患者さんのお話にしっかりと耳を傾け、タイミングを見て相づちをうつと同時に、患者さんがここにいる目的を思い出させることを大切にしていらっしゃるのですね。
患者さんも看護師もそれぞれ個性や相性などもあるので、一概にこれがマニュアルという方法はありませんが、看護のコミュニケーションの中で、互いに一番いい方法を見つけていけるといいですね!
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