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相手を思いやる心や効率的な診療を手助けする組織

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近代の日本はIT化が進み、診療を効率良く行うためのツールが数多く登場しています。また、それとともに日本人に多いとされるがんに対する治療方法も進歩し、仕事をしながらの治療が可能となりました。

そこで本記事では、患者さんとしっかり向き合うためのサービスを提供する企業、トリアージの効率化が図れるシステムを開発した企業、がんとともに自分らしく歩むための支援を行う団体を紹介します。

目次

kanata株式会社

kanata株式会社では、実用化がそれほど進んでいない構文解析の研究開発に努めています。構文解析は医療秘書の知識に基づいたもので、それと音声認識を組み合わせることにより、医療現場の課題解決を支援しています。

同社のサービスには、音声認識と構文解析を活用した「スマート医療秘書​kanata!」や、モジュール型電子カルテの「kanataのカルテ」などがあり、各医療現場に合ったサービスを用意しているのが特長です。

患者さんと向き合うことの大切さ

医療業界のIT化の影響を受け、紙カルテから電子カルテへ移行する医療機関も増えてきました。電子カルテには、情報共有が素早くできたり、業務効率化が図れたりとさまざまな利点が存在します。その反面、医療従事者側が電子カルテの入力や操作に集中してしまうあまり、患者さんとのコミュニケーションが希薄になりやすいのも現状です。

コミュニケーションが少ないと患者さんは不安になるうえ、診療中のちょっとした患者さんの変化に気づかないケースも出てくる可能性があります。実際に、代表取締役の滝内氏もそうした状況を経験したために、医療現場の課題を強く意識することになりました。そこで同社は、医療従事者がもっと患者さんと向き合えるようにとの思いから、サービスの提供に乗り出します。

音声認識で業務への集中が可能になる「kanaVo」

▲画像提供:kanata株式会社

近年は、新型コロナウィルスの影響を受けてマスク越しだったり、空気清浄機などの稼働に伴う騒音だったりと、音声認識の精度が落ちてしまう環境下なことも少なくありません。そうした悩ましい部分を解決しているのが、kanaVoです。そのβ版が11月末にリリースされました。

こちらのサービスは、音声認識の精度をより高めた仕様で、マスク越しでも騒音下でもしっかりと音声認識してくれるように開発されています。また、深層学習が用いられているので、利用すればするほど正確性が高まっていくのもポイントでしょう。そして、認識した音声を自動でカルテ形式に要約する機能もあるため、カルテに記入する機会が多い医療従事者の強い味方になってくれるかもしれません。

▲画像提供:kanata株式会社

詳細情報

診察のための音声認識「kanaVo」

株式会社ダンクネット

株式会社ダンクネットは、「医療システムを通じて世の中に貢献する」を経営理念とし、ICUやNICU、ERといった重症度の高い患者さんを支える医療現場のシステムを企画・開発している企業です。

その導入実績は幅広く、国立大学附属病院から私立大学病院、救命救急センター、こども病院まで、さまざまな現場で用いられています。実際に同社のシステムを使用した医療現場から届く要望を取り入れることで、より品質の高いシステムの提供を目指しています。

患者さんの優先順位が決まるトリアージ

トリアージとは、災害時に傷病者が多く出た場合、緊急度や重症度に応じて治療の優先順位を定める方法のことを指します。また、救急医療の現場においては院内トリアージと呼ばれ、救急外来を受診する患者さんの緊急度や重症度が高い方を、効率よく優先的に診療するために用いられています。

そうしたトリアージを実施する看護師が、トリアージナースです。トリアージナースは患者さんの状態を的確に判断しなければならないことから、豊富な臨床経験や高いスキルが求められます。そこで、トリアージナースとして活躍できる救急看護 認定看護師を増やすための人材育成が重要な鍵を握っていると言っても過言ではないでしょう。

円滑なトリアージをサポートする「eTriage」

▲画像提供:株式会社ダンクネット

同社が手がけるこちらのシステムは、カナダで長年運用されているトリアージプロトコルの「CTAS」を、日本仕様にした「JTAS(※)」を採用しています。機能面としては、すべての患者さんのトリアージ状況が一目でわかったり、オーバートリアージ・アンダートリアージ防止に向けた検証作業が容易にできたり、各種指標がグラフを用いて「見える化」されたりと、院内トリアージの水準を高められるのが特長です。
※Japan Triage and Acuity Scale

▲MyTriage画面/画像提供:株式会社ダンクネット

そのほか、自分がこれまでに行ったトリアージを振り返られる、「MyTriage」も備わっています。救急医療の現場で活躍する看護師さんは、こちらのシステムを活用することで、今後のトリアージのレベルアップにもつなげられるのではないでしょうか。

詳細情報

院内トリアージシステム「eTriage」

一般社団法人がんと働く応援団

現代の日本は、2人に1人はがんになる時代といわれており、決して珍しい疾患ではなくなりました。しかし、がんが宣告されると、やはり心には不安が生まれ、時として生きる力がなくなるケースもあります。

そうしたがんを抱えた方が、生活や仕事を自分らしく両立できるように、多方面から支援しているのが一般社団法人がんと働く応援団です。また、活動に参加しているメンバーの中には、実際にがんを抱えながら働いている方が多いため、当事者だけでなく、がんを抱えている社員が在籍する企業側の視点に立てる強みも持っています。

大人のがん教育「がん防災プロジェクト」

同団体では、がんについての知識を深めて冷静に対応できるよう、がん防災プロジェクトに取り組んでいます。その一つとしてまず挙げられるのが、マニュアルの作成です。早期発見の大切さや、がんを宣告されたときどのような選択をすれば良いのか、医療費支援制度の紹介など、働き盛りの現役世代の押さえておくべきポイントが盛り込まれています。医師の監修があり、実際にがんを経験した方のリアルな声が反映されているため、がん看護に携わる看護師さんは、目を通してみることで当事者の気持ちにさらに寄り添えるかもしれません。

▲画像提供:一般社団法人がんと働く応援団

また、企業や団体を対象としたセミナーも開催しています。備えておきたい知識、そして万が一のときの対話のポイント等に重点を置いた内容です。周囲や社内にがんに対する理解を持つ方がいることは、当事者にとって心強いものとなるでしょう。

同団体が行うサポートやプログラム

▲画像提供:一般社団法人がんと働く応援団

医療技術は日々進歩しており、がんとともにキャリアを歩む選択肢を選ぶ方は少なくありません。そこで、がんを抱えながら仕事をするうえで芽生える不安や心配事を解決に導く「GHOオンライン相談」や専門家に相談も同時に出来る「オンライン患者会+個別相談会」を実施しています。(オンライン患者会は神奈川県厚木市の後援事業ではありますが、現在はオンライン開催となっており、全国各地から参加されています)

さらに、サポートする側に対するプログラムとして、がん治療と仕事の両立を支えるためのアプローチ方法を身につけられる「がん治療と仕事の両立支援講習会」を年に数回、2日間にわたって行っています。そのほか、「事例検討会&スーパービジョン」を通し、両立における実際の事例に触れてさらなるスキルアップを図ることも可能です。

詳細情報

一般社団法人がんと働く応援団

オンライン患者会(過去開催分)

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