看護師の活躍の場は医療の現場にとどまらず、福祉や自治体、企業など多岐にわたります。
看護師として医療現場で実績を積み重ねスペシャリストを目指すもよし、幅広い分野でのキャリアアップに向けて、資格の取得を取得したり、他畑に入っていき、ゼネラリストを目指すのもいいですよね。
今回は、看護師のキャリアップという未来設計について、改めて考えてみたいと思います。
日々、仕事と家のことなどに追われているという方も少なくないかもしれません。毎日を精一杯過ごすことは、人生を充実させているということですから、いいことですよね。
でも、自分の看護師としての未来設計を作ることで、目的意識がハッキリとして、より充実したメリハリのある日々を送れるかもしれませんよ。
すでに「なりたい看護師像」が決まっている方は、「理想像に近づくにはどんな資格(スキル)が必要だろうか?」を考え、キャリアアップの手順や必要な資格、目的実現までのおおよその期間や費用などを書き出してみることで、未来設計図を描くことができます。
まだ具体的な目標が定まっていないという方の場合は、興味のある領域を探しつつ、それを仕事にできないかを考えながら、理想像を複数、描き出してみるところから始めるとよいですよ。
まずは大きな理想像を描き、大きな目標設定をつくり、その目標を達成するために、期間を区切り、やるべきことを決めていくと、設計図は明確になっていきます。
看護師のキャリアアップのひとつの手段として、資格を取るという方法もあります。資格習得が第一の目標となり、資格習得後が未来の目標になります。
大きな目標が決まったら、それに向かって細かく計画をたててみると良いですよ。
看護師が取得したい資格として人気が高いのが「認定看護師」と「専門看護師」です。
「認定看護師」は、特定の看護分野において、高い水準の看護技術と知識を実践でき、患者様やご家族だけでなく、その領域で他の看護師の相談に乗ったり、実践を通しながら他の看護師に指導をしていくという面も持っています。
5年の実務経験と5年のうちの3年は認定分野と関連領域での経験を求められます。その領域に特価しながら、スペシャリストとして院内でその能力を活かしていくことができます。
「専門看護師」も、臨床の場で専門性の高い看護を実践しながら、患者様やご家族へのサポート、また看護職への教育や相談にも乗れますし、臨床の中で研究活動をし、看護技術や知識向上のために従事していきます。さらに保健福祉との連携や倫理的な問題への取り組みなども行います。
院内から院外へも視野を広げ、ゼネラリストとして幅広い活躍ができます。
高齢化社会の一員として福祉に携わりたいのならば、もちろん訪問看護や高齢者施設などで看護師として活躍することもできます。
また、「ケアマネージャー」資格を取ることで、総合的なサポートができるようになりますし、「保健師」などの資格を取ることで、地域の人々の健康な生活に積極的に関わっていくことも可能です。医療行為はなくなりますが、違った形での「やりがい」が見つかるかもしれません。
「看護以外の領域で活躍してみたい!」と考える方は、「ケアマネージャー」や「保健師」といった資格を検討してみてはいかがでしょうか。
ご自身が所属している科に特化した資格を取得するのも、業務の質の向上やキャリアアップに繋がります。
たとえば産科・産婦人科などで働く看護師が、「新生児蘇生法(NCPR)インストラクター」、「マタニティビクス認定インストラクター」、「不妊カウンセラー」などの資格を取得することで、仕事の幅を広げている看護師もいます。
看護師のキャリアップへの未来設計。今回は特に資格取得についてご紹介しましたが、資格習得以外にも、看護の現場で指揮を取る管理職を目指したり、教育のスペシャリストを目指したり、医療の現場ではなく、一般企業などでも活躍していくことも可能です。
また、プライベートのライフイベントを基準に、看護師としてどう働いていくかを考えることも大切な未来設計ですよね。
看護師の働き方は多種多様であり、なりたい看護師像に合わせて未来設計を考えてみてはいかがでしょうか。
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