
勤務中の怪我…、そして事故…。それらを未然に防いで安全に業務を行えることが、患者さんの安全にも繋がりますよね。
今回は、看護師のみなさんが気をつけておきたい怪我や事故についてまとめてみました。

針刺しや切創は、看護師の業務中にあってはならない事故です。しかし、どんなに気を付けていても起こりうる事故なのかもしれません。針刺しの他にも、医療機器(メスやクーパーなど)による切創もありますよね。
その一方で、これらの重大な事故を未然に防ぐための対策が各医療機関では取られているはずです。まずはそういった対策をキチンと守ることが重要ですね。
※手袋(グローブ)の着用
たかが薄い手袋…と思われる方もいるかと思いますが、この手袋の着用はとっても重要です。万が一針刺しをしてしまっても、”間接的”に刺すことになります。もし、メスがかすめた場合でも、手袋一枚で皮膚が守られることもあります。そして、看護師側に傷がある場合でも、手袋を着用することによって傷口から感染することへの予防にもなります。
「採血の時、手袋の着用をしていると指先の感覚が鈍る」という理由で手袋を敬遠する方もいるようですが、これを機に手袋着用の意義を再度確認してくださればと思います。
ご自身を守ること、これは本当に大切なことなのです。
※リキャップはしない
最近では、翼状針でもリキャップ不要の安全装置のような機能付きのものが出回っていますよね。仮にそういった機能のないものや通常の中空針でも、”リキャップはしない”とマニュアルにあるのではないでしょうか。
※医療用廃棄物の取り扱い
リキャップしていない針を安全に廃棄するための針入れ容器があります。また、血液などで汚染された物を廃棄するためのBOXがあります。それらを正しく、有効的に使用することも大事ですね。

看護師の転倒や転落も起こりうる事故です。患者さんの転倒・転落事故には、十分配慮できる看護師なのですが、自分のこととなると注意がおろそかになってしまう人も多いのだそうです。(その分他の物事に注意が向いている)
【ケース(例】
患者さんが体勢を崩し転倒しそうになった⇒看護師が患者さんをかばうように転倒した
結果:患者さんは無傷で済んだが、転倒した看護師は怪我をおってしまった。
上記に例を挙げました。こんな場面、ありそうですよね。患者さんが幸い無傷でも、これは事故となります。場合によっては、とても重大な事故なのです。
”患者さん第一”と考える看護師の思いは共通でも、看護師自身についても”安全第一”ということを忘れないでください。安全に業務を遂行すること、これも心に留めておいてくださいね。

転倒などとも同じく、こちらも怪我です。でも、こちらは事故とまではいかない程度の軽いものと考えてみてください。
「知らないうちに、打撲したのかアザになっていた」
「車椅子のハンドルがぶつかった」
「ベッドの脚に脛をぶつけてしまった」
など…
日常的にありませんか? 業務が忙しかったり、時間に追われていたり、忙しく働いているから仕方がない…。そう考えてしまいそうになります。でも、小さい怪我やちょっとした注意の欠落が,
大きな事故を引き起こしかねませんよね。
たとえ打撲でも、その時のシチュエーションを思い出し、今後の事故予防に生かしてくださいね。
ここまで怪我や事故にスポットを当ててみましたが、いかがでしたか?
業務中の怪我では”労災”という制度があります。だからといって、怪我や事故にあってもいいとは思いませんよね。患者さんの看護をするという責任のある仕事に従事する看護師のみなさんだからこそ、安全第一に注意を払い、業務にあたりたいですね。
もし、万が一にでも針刺し事故などが起こってしまった場合には、隠さず・速やかに上司に報告するなど、決められた対応マニュアルに従って行動してください。もしものための”マニュアル”を今一度確認しておくいい機会になれば幸いです。
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