
看護師の仕事をしていると、患者さんから何かを渡されることってありませんか?
患者さんから物をもらうことが禁止されている病院が多いので、看護師はお断りすることが多いかと思います。
それでも患者さんの中には、なんとか自分の感謝や好意を伝えようと、強引に渡されてくることもあるんですよね。
そんなちょっと強引だけど愛のつまった患者さんからの送りものには、さまざまなものがあり、嬉しい場合も多いのですが、ちょっと驚き困惑してしまうものもあるようです。
今回は、そんな患者さんからもらったものについて看護師さんに聞いてみました。

患者さんからティッシュに包まれた何かを手に渡されたり、ポケットに入れられたという看護師は多いようです。
その中味はいろいろ。飴玉やチョコ、おせんべいなどのお菓子が一番多いようですが、ミカンやぶどう、いちごなどのフルーツを入れたり、中にはお札が入っていたという話もよく聞きます。
ポケットの場合、フレッシュフルーツは潰れて白衣に色がついてしまうので、ちょっと困りますね。
お金はあとで返却するそうですが、患者さんご自身が受け取ってくれないことが多く、その場合、ご家族に返したという看護師もいました。

食事するヒマもない看護師を見ていて「とにかく何かを食べさせてあげたい!」と思ってくださる患者さんもいるようです。そんな患者さんは、自分の食べるものやお見舞いの品を看護師の口に向かって差し出し、「あ~ん」してくれる方もいるようです。
どうしても食事が取れずに空腹で困っていた看護師が、チョコレートを口にいれてもらって低血糖を免れた、という話もありました。
ですが、「直接手で掴んでいるものは、清潔かわからず困惑した」という声もありました。とりあえず口には入れず、手で受取って「あとで食べますね」と病室を離れた方もいるようです。

患者さんやそのご家族の手作りのお菓子や料理を渡された、という看護師の声も多くありました。
「懐かしいおふくろの味にじんわり来た」という人もいれば、「ナゾの味がして、何が入っているんだろう…と思った」なんて声も。
手作りは家庭の味が出ますよね。しかし、よほど親しい間柄や料理のプロの作るものでない場合、手作りの食べ物に少し抵抗を感じる看護師が多いようです。

食べ物ばかりではなく、品物を渡してくる患者さんもいらっしゃいます。感謝の気持ちを形として渡したいと思ってくださるようですね。
男性患者さんから高級ブランドのアクセサリーを渡された若い看護師は、「こんな高級装飾品は受け取れない」といくら言ってもあとに引いてくれず、困った看護師は主任に相談。受け持ちを代わったそうです。感謝や好意かもしれませんが、過剰すぎると困惑してしまいますよね。
また、大物が送られてきたというケースも。農家をやっている患者さんから、30キロの新米がナースステーションに届いたそう。さすがに送り返すわけにもいかず、みんなで分けて持ち帰ったそうですが、かなり美味しいお米だったとか。
患者さんの感謝の思いや看護師を心配してくださる気持ちはありがたいものです。
でも、基本的に患者さんから物も頂くことはできませんし、勤務中に何かをつまみ食いするのもできません。
できれば感謝の思いや心配してくださる気持ちは、言葉で頂戴できると嬉しいですよね。
何かを上げたい、してあげたいと思ってくださった患者のみなさん、看護師にはぜひ、言葉のプレゼントをしてください。患者さんからの言葉は、看護師にとって何よりのご褒美になるのですから。
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載