新人看護師に必要なスキルは山ほどありますが、まず身に着けておくべきものは何なのでしょうか?今回は新人看護師に必要なスキルの種類と、最優先するべきスキルについてお話していきます。
新人看護師に必要なスキルは、大きく分けて3つあります。それは対人スキル・テクニカルスキル・コンセプチュアルスキルです。
対人スキルは同僚看護師や患者さんとのコミュニケーションのため、テクニカルスキルは看護師としての業務をスムーズに遂行するため、コンセプチュアルスキルは普段の仕事に問題意識を持つためのスキルです。
これら3つを同時に習得していくことも可能ですし、そうできるのが理想的ですが、新人看護師の場合は覚えることが多すぎて一時的に容量オーバーになってしまうことも。
そんなとき最初に設定すべき目標は対人スキルです。まずはコミュニケーション能力を磨くことからスキルアップを始めるとスムーズにいきますよ。
看護師として初めて職場に行ったときから、他者とのコミュニケーションは始まっています。患者さんやその家族との対話だけでなく、先輩看護師や同期の新人看護師たちともうまく連携していく必要があります。
ちょっとしたやりとりにも会話力を使いますし、関係を円滑にいかせるためには気配りも欠かせません。また、コミュニケーションの相手は同僚看護師だけではなく、医師やその他医療従事者など関わることもあり様々ですね。
それぞれの立場の人に対して、どのように説明すれば、伝えたい内容を理解してもらえるのかを考えながら、臨機応変に対応することが求められるのです。
他の2つのスキルも大切ですが、もっとも基本になるのは対人スキルだと思います。
どの仕事に対人スキルが必要なのかについては、「全て」という答えになります。
看護師の仕事は、コミュニケーションの技術を高めていくことが大切です。その理由は、患者さんの精神的・身体的状態を理解することが看護の基本だからです。疾患を持つ患者さんはいつも何らかの不安を抱えています。
それを自ら話してくれる人もいれば、心のなかにしまう人もいるでしょう。
そこで重要になってくるのが看護師の対人スキルです。患者さんと信頼関係を構築していく為に必要となるコミュニケーション能力は、身につけておきたい大事なスキルでもあります。
対人スキルをアップさせるためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
まずは第一印象が大切だということ。人は最初の2分間で印象が決まってしまうと言われていますが、そのなかでも特に最初の10秒が肝心です。どんな相手にも、にこやかな笑顔と誠実な態度で接することが大切ですね。
そして視覚や聴覚から得られる情報も、その大きな判断基準となります。整った身だしなみを維持したり、落ち着いた口調で話したりすることは必要ですね。
またあいさつは、誰でもできる対人スキル向上の手段です。部屋に入ったら大きな声であいさつすること、そしてお辞儀をすることを習慣づけられるといいですね。
話すのが苦手という人は、まず相手の話をしっかり聞くことを大切に、あいづちや質問を適宜挟んでいくと、いい印象を持ってもらえると思います。
自分からどんどん話しかけていくことこそが、対人スキルが高いという意味だという誤解をしている人は少なくありません。
ですが新人看護師に求められる対人スキルとは、ドクターや先輩看護師、同僚たちの間で円滑にコミュニケーションを図っていくためのものです。
どのような指導を受ける場合も、基本的な対人スキルが身についていないとうまくいきません。新人看護師には学ぶべきことが山のようにありますが、そのなかでも最優先にすべきものが対人スキルの向上だと心得ておくと今後の看護師生活に大いに役立ってくれると思います。
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