仕事をする中で、一番緊張したのはどの時か覚えていますか?
それは、やはり初めて仕事をするときではないでしょうか。
ある程度経験を積んでいれば、突発的なできごとにも対応できますが、経験のないことというのは、これからどうなるのか、どうすればいいのかわからず恐怖すら感じてしまいます。
充分しっかり勉強してきたことでも、実践となると話が違いますよね。
新人看護師がぶつかる初めての壁・・・みなさんはどうやって乗り越えてきましたか?
看護学校で何年もかけて看護に関する知識や技術を学び、実際に実習をこなしてきても、やはりそれは実際の医療現場とは違います。
あくまでも、実習は実習で患者さんを目の前にすると、戸惑ってしまうことがあるかもしれません。
「実習では完璧にこなせていたのに・・・」そんな思いをする人も少なくないでしょう。
でも、この戸惑いこそが実際の医療現場では必要になってきます。
これが現実なんだと実感することで、看護師としての自覚が出てくるのではないでしょうか。
失敗や恐怖心も、時に成長には必要なものですね。
新人の頃は、どんな職種でも「わからないことがあったら何でも聞くように」とよく言われますが、実際にわからないことを何でも聞ける状況かというと、そうとも限りません。
忙しい現場で先輩に質問をするのも、まようかもしれません。でもきっと先輩はそのときに答えてられなかったとしても、合間の時間をみて答えてくれると思いますよ。
でも本当に忙しい時や緊急な時は、そんな余裕がなくなってしまうかもしれませんね。
最初のうちは、先輩の忙しさがわからないこともあります。また患者さんの状態によっては緊急性の場合もあり、すぐに対応が必要なこともあると思います。でもそんな状況だとわからずに、質問をしてしまって叱られることもあるかもしれませんね。
一度、そういったショックを受けると、「また怒られたらどうしよう」「バカにされるんじゃないか」などの恐怖心が先に出てしまい、重要な報告や相談など、先輩に聞くべき場面で聞けなくなってしまうこともあります。
その結果、「わからないなら聞いて!」と余計に怒られることも・・・。
そういったことが続くと、つい自信喪失になりがちで、「自分はできないんじゃないか」というような後ろ向きな気持ちになることもあるかもしれません。
でも、いくら勉強をしていても、その場での適切な行動は、その時に聞かないとわからないこともありますね。先輩は聞いていいといったのに、怒られるのは困ってしまいます。
わからないことを聞きたいと思うのは、大切なことだと思います。忙しくて先輩にも余裕がないこともあります。でも、その質問の正解をずっと知ることなく、また同じ場面に立ち会うことになるとしたら不安になりますね。
次に同じ場面になって困らないように、聞くタイミングを考えながら、わからないことをそのままにしないで、「あの時はどうすれば良かったですか?」と聞いてみることも大切ですね。
質問が多いのは仕事に対して、やる気の表れでもあります。その気持ちは、先輩にも伝わるはずだと思います。
どうしても質問できない時はとにかく先輩の行動を見て、正解を導き出すという方法もあります。
ほかにも、新人看護師がぶつかる壁はこれからいくつも現れるでしょう。
でも、先輩看護師はみんな、同じような壁にぶつかって必死で乗り越えてきていると思います。
つらいと思うことを乗り越えてきたからこそ、みんな今があるのかもしれませんね。
1人で悩んでいると、「こんなにできないのは自分だけだ」と悲観的になることもありますが、後からほかの人に話を聞くと「あ?私もそうだったよ」と意外なくらい共感してくれるものだと思います。
どうしても今はそう思えないのなら、とにかく先輩や同僚などに相談してみることも大切ですね。
みんな同じような思いをしていることに気づいて、またがんばろうと思えるきっかけになるかもしれないですよ。
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