看護師も例外ではない?最近話題の「奨学金貧乏」とは?

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看護師になるためには、所定の年数を看護学校で学ばなければなりません。その際、学費の工面などのために奨学金を借り受けることができます。

「奨学金」というと、無償で渡してもらえるお金と誤解しがちですが、実際には利息などをつけて返済する借金と同じものです。

奨学金には、返済義務のないタイプもあります。しかしほとんどが返済義務をもつ「貸与」タイプであり、貸与タイプには無利子と有利子(利息がつく)の2種類に分けられます。

※調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

奨学金返済で貧乏に!?話題になっている「奨学金貧乏」とは?

「独立行政法人日本学生支援機構」によると、奨学金を借りている(借金がある)状態で期限内に支払い分が払えない延滞者について、その半数以上が非正規雇用もしくは失業中、求職中の状態にあるということです。

これは一見延滞者に問題があるだけの状況と思われがちですが、若者の貧困が問題視されている昨今の社会情勢を見ても、奨学金が払えずに困っている人が一人や二人ではないことがわかります。

蓄えなどがあれば一括もしくは分割によってスムーズに支払いが終わるはずですが、その蓄えがなく、必死に支払いを続けている現状があるようです。

奨学金の返済に苦慮し、その結果身の周りにかけるお金も減らさざるを得ない人のことを「奨学金貧乏」と呼ぶのだそうですが、このことは奨学金を借り受ける際に必ず意識しておきたい問題です。

「お金を借りて勉強ができる」ことはすばらしいことですが、その先にどんな人生が待っているかが誰にも分かりません。お金を借り受ける際、「万が一奨学金が払えなくなったら、誰に頼ればいいか(もしくはどんな方法で払えるのか)」についてはよく考えておく必要があると思います。

もしも奨学金が完全に払えず「自己破産」などをしたとしても、残念ながらこの借金が免除されることはありません。当人の返済義務が消滅する代わりに、保証人がその支払い義務を負うかたちになります。

親のお金にゆとりがない状況で借りたはずの奨学金が、いつまでたっても返済できずに子どもから回り回って、最終的に親自身に請求がやってくるというケースも十分にあり得るのです。

 
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返済を滞納するとブラックリスト入り

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3ヶ月連続で支払いを滞納すると、いわゆる「ブラックリスト」と呼ばれる滞納者の情報リストに掲載されてしまいます。

これは5年もしくは7年程度掲載され続け、金融機関などがクレジットカードやローンの審査を行う際に必ずチェックするものです。

返済を忘れていたり、怠ったりすると、容赦なくブラックリストに入れられてしまいます。これから奨学金を利用する方は、あらかじめこのような最悪のケースについても頭に入れておく必要があると思います。

奨学金貧乏にならないためにできること

「一部返済免除」あるいは「全額返済免除」などの制度が使える場合はそちらを優先して利用してみてください。

利用できない場合は、可能であれば看護学生の段階からアルバイトなどをして、いくらかの貯蓄をしておき、看護師になってからも貯蓄の習慣を続けるようにしてください。

そのうえで、決まった金額を返済に充てます。ここで万が一退職や転職などが入ってしまい返済が滞ったとしても、貯蓄があれば無給の期間を乗りきり、支払いが滞る心配がなくなります。

また、ローンと同じく「繰り上げ返済」が利用できる奨学金もありますので、さまざまな方法で返済を効率良く終わらせてしまうのが得策です。

看護学生(准看護師など)の場合、奨学金を病院から借りて看護師資格習得後に、借りていた病院で決まった年数勤務することを条件に、奨学金を借りるという制度があります。
この場合に、まだこの条件期間に満たずに退職してしまうケースがあります。

転職先の病院が、奨学金の肩代わりをし、同様に自分の病院で一定期間働くことを課すケースもあります。

奨学金の返済中でも転職することが可能な制度ですが、転職した先でも同じことを繰り返してしまうと意味がありません。

この制度を利用する際も、充分に未来の可能性を検討し、無理のない返済が可能な状況を考えていけるといいですね。

まとめ

政府が改革を目指している「教育振興基本計画」の中には、大学生などへの無利子奨学金の拡充、家計の教育費負担を軽減するための方策の充実などを掲げています。

無利子タイプの奨学金や大学の授業料減免などにより奨学金の「重荷」が減るほか、以前に比べて奨学金へのハードルが下がり、さらに学びやすくなるメリットも期待できそうです。

今まで奨学金の需給ができなかった方でも学びの機会が得られるように予算が割り当てられています。

看護系の大学で、どの程度この制度が入ってくるのかは、今後を注目していきたいところです。

いずれにしろ「奨学金は返さなければならないもの」という意識を持って、せっかく目指す看護師資格を生かし、無理のない返済をしながら、充実した看護師ライフが送れるよう、幅広い可能性に備えておけるといいですね。

 
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