看護師として働いていると、様々な場面で看護観が揺さぶられることもありますね。ときには、このまま看護師として働き続けてよいのか、自分はどうあればよいかなど悩むこと
このような時に役立つのが、国際看護師協会が定めている看護の定義です。国際看護師協会は、看護をどのように定義しているのでしょうか。看護の定義を再確認して、原点に立ち戻ってみませんか。
国際看護師協会は、様々な活動を通じて看護の質の向上、看護師の地位向上、安定した保健医療政策の実現などを目指している団体です。これらの理念に基づき看護の定義を行っています。国際看護師協会は、次のように看護を定義しています。
“看護とは、あらゆる場であらゆる年代の個人および家族、集団、コミュニティを対象に、対象がどのような健康状態であっても、独自にまたは他と協働して行われるケアの総体である。看護には、健康増進および疾病予防、病気や障害を有する人々あるいは死に臨む人々のケアが含まれる。また、アドボカシーや環境安全の促進、研究、教育、健康政策策定への参画、患者・保健医療システムのマネージメントへの参与も、看護が果たすべき重要な役割である。”
国際看護師協会による看護の定義
引用元URL:https://www.nurse.or.jp/nursing/international/icn/document/definition/index.html#p2
看護師として働いていても、国際看護師協会が定める看護の定義にふれることはあまりないと思います。しかし、看護の定義には重要な働きや意味があります。
デジタル大辞泉で「定義」の意味を調べると
「“物事の意味・内容を他と区別できるように、言葉で明確に限定すること”(引用元URL:http://dictionary.goo.ne.jp/jn/149698/meaning/m0u/)」とあります。つまり、看護の定義とは「看護がどうあるべきか、言葉で明瞭に定めたもの」なのです。
続いて、デジタル大辞泉で「師」の意味を調べると「“技術・技芸などを表す語に付いて、その技術の専門家であることを表す(引用元URL:http://dictionary.goo.ne.jp/jn/92407/meaning/m0u/)”」とあります。つまり、看護師は看護の専門家という意味になります。看護師が看護の専門家であるならば、看護の定義は看護師がどのように働くか定めたものと言い換えることができます。
デジタル大辞泉
国際看護師協会が定める看護の定義は、仕事に悩む看護師がよりどころとすることもできます。これからどのように仕事を進めればよいかわからない時に、国際看護師協会が定める看護の定義を思い出してみるのも一つだと思います。
国際看護協会は、看護の定義だけでなく看護師の定義も定めています。
看護師の定義では、「どのような人を看護師というか」「看護師はどのようなことを行うように養成され、どのような権限が与えられているか」などが定められています。
こちらも、看護師としての仕事や仕事をしていく上で悩んだ時に立ち戻って考えることもできますね。日々の仕事で忙しくて余裕がないこともあると思いますが、改めて新しい視点で振り返ってみてはいかがでしょうか。
看護師として働いていると、日々看護観や自身の様々な価値観と向き合うことが少なくなることもあります。
仕事をしていて悩んだ時に立ち戻る原点があると、また看護師の仕事にもどれると思います。国際看護師協会では、看護の定義や看護師の定義などを定めています。
普段あまりふれることのない定義ですが、改めて見直すと気づくことがあるかもしれませんね。
看護師の仕事をする上での悩みや今後のライフスタイルの変化にともなう進路などに悩んでいる方は、国際看護師協会が定める看護や看護師に関する定義を見直してみるのも一つかもしれませんね。
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