仕事
2017.6.22
在宅看護で働きたいものの、看護師の仕事内容がわからず不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。
お困りの方に向けて、在宅看護の仕事内容などを解説いたします。気になる方は参考にしてみてくださいね。
在宅看護では、自宅で療養生活を送る利用者様の生活をサポートします。主な仕事内容は、主治医の指示に基づいて在宅サービスを提供することです。
主な在宅サービスの内容は、バイタルサインの測定、健康状態の確認、カテーテル類・人工呼吸器・在宅酸素療法などの管理、褥瘡(じょくそう)の処置、輸液、浣腸・摘便などです。これらの他、清拭(せいしき)・陰部洗浄、食事介助、移動介助、口腔ケアなどに取り組むこともあります。
以上のほかで重要になるのが、ご家族へのサポートです。療養生活を送る方を支えるご家族には大きな負担がかかります。在宅看護に携わる看護師は、アドバイスを送るなどして療養生活を支えるご家族の不安を取り除き、サポートします。
在宅看護では、決められた時間の中で求められるサービスを提供する必要があります。
そのため、在宅看護で働く看護師には手際の良さが求められます。病棟のように整った環境で働くわけではないので、環境に合わせて仕事をこなす柔軟性も求められます。
また、在宅看護では、高齢者だけでなく終末期や難病の患者様など、様々な療養生活を送る方にサービスを提供します。そのため、幅広い看護・医療の知識、技術も求められます。
以上のほかでは、患者様やご家族とうまくコミュニケーションを図りながら、サービスの提供に必要な情報を収集・提供する能力も求められます。幅広い能力が求められるので、経験の少ない看護師より経験豊かな看護師に向いている仕事といえるかもしれません。
病棟より働きやすそうに見える在宅看護ですが、実際に働いてみると意外と大変なことが多いようです。しかし、在宅看護には在宅看護にしかない魅力があります。具体的に、どのような魅力があるのでしょうか。
在宅看護の魅力として最初に挙げられるのが、夜勤がなく給与水準が高いことです。そのため、家事や子育てなどと両立したい方にとって、働きやすい職場といわれています。
利用者様の病状や生活環境などを見ながら、じっくり付き合っていける点も訪問看護の魅力です。慌ただしい病棟の勤務から離れて、利用者様と向き合って看護を提供したい方にも向いている職場かもしれません。
魅力的な働き方ですが、在宅看護で働く前にチェックしておきたいポイントもあります。
最初に挙げられるのがオンコール対応です。オンコール対応がある勤務先の場合、夜間や休日なども対応を求められることになります。
ストレスを感じる方はオンコール対応のない勤務先、オンコール対応の回数が少ない勤務先を選びたいところですね。
勤務先のサポート体制にも注意が必要です。在宅看護を提供している事業者のレベルは様々です。
メンタルサポートや教育環境が充実しているところもあれば、そうでないところもあります。働きやすさに直結するポイントなので、在宅看護で働く前に勤務先のサポート体制もチェックしておくといいですよ。
在宅看護は、病棟と同じくやりがいのある勤務先です。でも、病棟とは異なる点がいくつかあるので、しっかりと仕事内容や勤務環境などを確かめておくことが重要になりますね。
詳しい内容を知りたい方は、看護師就職支援サイトのキャリアアドバイザーに相談するもの一つですよ。在宅看護に関するわからないことや、勤務先に関する知りたいポイントを詳しく教えてくれますよ。新たな働く場所を選ぶために、不安を解消してからの就職活動をおすすめしたいと思います。
「レバウェル看護」を使うと、より詳しく話を聞くことができます。どんな転職先があるのか等も事前に知ることができます。
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