
夜勤は勤務する看護師さんの人数が日勤より少ないので、責任感と緊張感は日勤とはまた違ったものがありますよね。そんなただでさえドキドキしてしまう夜勤で、思わぬ出来事が起こったら…!?
今回は、夜勤にまつわる『思わぬ出来事』について看護師さんに聞いてみました。
私はもう少しで2年目になる看護師です。夜勤には慣れてきましたが、暗い所と消灯後の病棟はちょっと怖くて今も苦手です。
ある夜勤の日、消灯時間を過ぎて記録をしてた時です。
リーン…リーン…と音がして、夜勤のペアだった先輩と顔を思わず見合わせました!
音を確認しに廊下を歩いていくと……面会室にある公衆電話が鳴っているではないですか?!
とても怖かったのですが、鳴らし続けるわけにも行かず、看護師として事態を収集しなければと思い、恐る恐る受話器を取りました。
すると・・…・「◯◯さんのお宅ですか?」というただの間違い電話だったのです!!
私は学生の頃から携帯電話を持っていたので、公衆電話を使ったことがありません。公衆電話に番号があるということを、この時初めて知りました。そんな私は一般常識が欠けているのかもしれませんが、こんな時間に電話をかける人も……ですよね?

私が新人の頃、10年以上前の話です。入職したのは整形外科の病棟でした。私が夜勤の日、全て消灯してからナースステーションに戻ると……消したはずの部屋に明かりがついていました!?
そこは高齢女性4人部屋です。
部屋を確認すると、とくに変わった様子もなく、皆さん静かに眠っていました。
そして、再び消灯。
ナースステーションに戻ると、また明かりがついているのです?!
腑に落ちない気持ちで再び病室へ。やはりみなさん、眠っています。
今度は消灯した後、その部屋の外で少し様子をみることにしました。
すると、また明かりがパチっとついたのです!?
急いで中に入ると、入口のベットに患者さんが2人寝ているではありませんか!?
日中はトイレや車椅子など介助が必要な患者さんなのですが、この時は自力で電気をつけていたようです。
しばらくお話をして、落ち着かれてから退室したところ、その後は静かに眠られたようで、もう明かりはつかなくなりました。
色々なことに驚きましたが、とにかく患者さんが転倒しなくて良かったです。
私は内科病棟で夜勤をしています。先日の夜勤時に、ロッカーで眠っていたワンピースタイプの白衣をたまには出そうかなと、久しぶりに着てみました。足元がスースーとしてちょっと冷える感じがしましたが、いつもと気分が変わってなんとなくいい感じ。
巡回も特に異変はなく軽やかに終わり、ナースステーションへ戻りました。すると、すぐにナースコールがなったのです。
さっきは異変がなかったのにな…。訪室してみると、患者さんが震えておびえていたのです!?
「どうされました?!」
と聞いてみると、
「あのぉ、さ、さっき白い服を着た女の人が部屋を出て行ったのです!! こ、この病院ってもしかして幽霊が出るんですか?」
と言うのです。
白い服の女性……それは、私です!!
「すいませ~ん。もしかして、こういう感じではありませんか?」
私は先程の巡回と同じ様子で、足音を立てずに歩いてみせまました。
「あ、ほんとだ」
「さっき私が巡回に来たんですよ。眠っているようだったので、起こさないように足音を立てないように歩いたんです」
私の説明に患者さんは目を丸くしていましたが、実演したことで私だとわかって安心した様子でした。
久しぶりのワンピースはちょっと気分がよかったのですが、このお騒がせワンピースはこれからまたロッカーの中で眠りそうです。
個室に入院されている患者さんの話です。
先日ドクターから治療についての話があり、少し元気がないように感じていましたので、消灯前に話をして、患者さんの元気な様子がみたれたので安心して退出しました。
ところが、次の巡回の時間に訪室すると不在なのです!?
ナースステーションの前を必ず通過する部屋なのに気づきませんでした。いつもならどこかへ行く時には看護師に声をかけてくれる患者さんです。
トイレなど病棟内を探したのですが、どこにも見つかりません。そこで夜勤ペアに報告して、一緒に範囲をひろげて探しました。玄関、駐車場なども探して行くと……屋外に患者さんがいました!
声をかけると、
「主治医にタバコをやめるように言われてね。今夜吸い溜めをして、これでやめようと思ったんだよね。探した? ごめんね」
と言われました。
タバコをずっと吸っていた方がやめなければならないのがツライのはお察しますが、吸い溜めは良くないですよ、とお話し、一緒に病室まで戻りました。
夜勤の巡回は、いろいろと緊張します。
看護師のみなさん、夜勤の時には「今日の夜勤は落ち着いていますように」と心の中で願いながら、病棟に向かうこともあるのではないでしょうか。
夜勤では緊急時や急変時など、緊迫する突発事態も起こりますが、そうしたことでなくても、思わぬ出来事が起こることがありますよね。
通常でも緊張する夜勤の夜。どうかみななさんが落ち着いた夜勤を過ごせますように…。
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載