
看護大・看護短大・看護専門学校などに進学を考えている方にとって、学費の問題は避けて通れないポイントですね。
入学金から授業料、オプションとしてかかる費用や寮費(生活費)など、学生として学んでいる間は学費以外にもさまざまな部分にお金がかかりますので、トータルでいくらかかるのかを考えながら学校を選び出したいところです。
学費だけを見てもかなりの高額に設定されている学校もありますから、入学してから費用が高くて払いきれない・・・とならないように要注意。奨学金など、活用できる制度はフルに活用していきたいところです。
看護師の卵である学生さんのために、多くの看護学校では独自の奨学金を用意しています。学校に利子をつけて返さなくてはならないお金ですが、まとまった学費の支払いに充てることができますので、現役の学生さんにとってはありがたい制度となります。
看護学校における奨学金には、返済義務に関する規定や利子の割合などが細かく定められていますが、さらに卒業後の就職先は指定の病院であることが条件に加えられている場合もあります。
一般的な大学の奨学金とは少し条件が異なる場合もありますので、事前に内容をしっかりとチェックし、納得してから申し込みを行うようにしてください。
奨学金については、各学校によってそれぞれ特徴や特色があります。しかしその受け取り方(奨学金の拠出元)については、大きく分けて以下の3パターンが挙げられます。
1、独立行政法人日本学生支援機構・東京都私学財団などの法人や機関から奨学金を受ける
2、都道府県・市区町村から看護師等修学資金貸付制度などを利用する
3、看護学校独自の奨学金、もしくは特待生制度で奨学金を受ける
そしてこれらの奨学金には、それぞれ規定する応募条件があります。
一例として、「独立行政法人日本学生支援機構」の「第一種・第二種奨学金」を受け取るためには、高等学校の看護科・看護専修学校・看護系短大・大学・大学院の在籍者もしくは入学予定者に限られます。
「日本看護協会奨学金事務局」の「財団法人国際看護師協会東京大会記念奨学金」を受けるには、大学院に入学を許可された看護師・保健師・助産師に限られています。国内では博士と修士、国外では博士課程に限ります。
上記以外にも、奨学金を受け取るためにはいくつかの条件が設定されている場合があります。
「JA北海道厚生連 奨学金制度(2017年度)」では、学業・人物ともに優れ、免許取得後は北海道厚生連の病院に勤務することを希望する者に限定されています。北海道厚生連以外の病院に勤務する予定の方は、この奨学金を受けることはできません。
また、奨学金によっては他の奨学金と併用して借り受けることが可能な場合もありますので、学費や生活費の捻出に有効活用できます。(ただし二重に奨学金を受け取る場合は返済スケジュールなどをしっかりと組み立ててから借り受ける必要があります)
看護学校で学ぶためには、教科書代から実習衣の準備、講義などの授業料から施設管理費まで、細かくお金がかかってきます。すべてを一括で賄うのは大変ですが、奨学金を利用することで上手にやり繰りをしていくことが可能です。
借り受けられる奨学金の内容や、貸与額にはそれぞれ差がありますが、どちらにしても奨学金ですべての費用をカバーするのは難しいため、「補助的な金銭」と考えて利用されることをおすすめします。
返済時にかかる利子の額も考えつつ、「何年で返済できるか?」と具体的なスケジュールを組み立て、上手に学費の支払いに活用してみてください。
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