仕事
2017.9.18
新人看護師として配属されてから半年。そろそろ仕事に慣れてきたころかもしれませんね。
仕事に慣れてくると、これまでとは異なる悩みが出てくるはずです。色々な悩みを抱えている新人看護師に向けて、仕事に慣れてきたころに気をつけてほしいポイントを解説します。毎日のお仕事の参考にしてくださいね。
病棟に配属されてから半年くらいたつと、新人看護師の中には日々の業務をこなせるようになってきた方がいるはずです。仕事に自信を持つことは良いことですが、「仕事ができるようになった」と思っているときに、ミスが続いたり先輩や患者さんから怒られたりすると大きなショックを受けがちです。慣れてきたときこそ慎重に行動することをおすすめします。
リズムを崩すと、採血など出来るようになったことが出来なくなったり、勉強したはずのことが分からなくなることがあります。自分では原因のわからないスランプに陥ると、辞めたくなることもあります。
仕事に慣れ始めた新人看護師がぶつかりがちな壁なので、うまくいかなくても気にしないことが重要です。失敗は続くかもしれませんが、それも次の段階へ向かうための成長の一つです。
悩んだときは同期の看護師と話してストレスを解消する、信頼できる先輩看護師に相談するなどしてみてはいかがでしょうか。
病棟に配属されてから半年程度たつと、先輩看護師から「これくらいは出来てほしい」など目標を設定されることが増えるはずです。目標に到達しないと、自分はダメな看護師なんだと思うことがあるかもしれませんね。
あと半年すると後輩が出来るので、できない自分に焦る方もいると思います。気持ちはわかりますが、まだ看護師歴半年です。出来ないことばかりでも当たり前です。厳しい指導をする先輩看護師も、心の中で出来なくて当たり前と思っているはずです。
出来ないことが多いと悩むかもしれませんが、焦らず・くじけず地道に頑張り続けることが重要です。努力は先輩看護師や患者さんに必ず伝わります。少し余裕が出来たら、がむしゃらに頑張るだけでなく「常になんでだろう?」と考える習慣を身に着けてみてはいかがでしょうか。
「先輩がこのタイミングで清拭をするのはなぜ?」「先輩がこのタイミングで点滴をするのはなぜ?」などのように。理由を調べたり聞いたりすることで、行動に対する根拠が見えてきます。行動に対する根拠が見えてくると、自分なりの看護を確立しやすくなりますよ。
目の前にできないことばかりがあると、自分が成長していることを実感できませんよね。半年も経過しているのに出来ないことばかりと落ち込んでいませんか。あてはまる方は、病棟に配属されたばかりの自分を思い出すようにしてください。
配属されたばかりのときは、器械を扱うことも、患者さんの情報をとることも、患者さんに触れることも、カルテを書くことも、先輩看護師に見てもらわないと出来なかったはずです。あの時から比べると、出来ることが大幅に増えていませんか。このペースで頑張れば、半年後には立派な先輩看護師になっているかもしれません。
不安な方は、自分が入社したときにみた1年先輩を思い出すと良いです。なんでもできるすごい看護師に映ったはずです。しかし実際は、先輩看護師も今の新人看護師と同じ不安な気持ちに悩まされていたのではないでしょうか。
今、不安な気持ちを抱えていたとしても、半年後にやってくる後輩看護師は先輩看護師の姿を見てすごい看護師と思うはずです。気づかない間に、大きく成長しているので焦る必要はありませんよ。
配属から半年程度が継続すると、そろそろ仕事に慣れてくるはずです。慣れてきたころはスランプに陥りやすいといわれています。物事がうまく進まなくても、焦らず努力を続けるようにしてください。焦ってはいけないとわかっていても、半年後にやってくる後輩のことを考えると焦りますよね。
気持ちはわかりますが、焦らなくても大丈夫です。この半年間、さらに次の半年間で大きく成長しているからです。不安に思っている方は、出来ないことではなく、これまで出来るようになったことを思い出してみてはいかがでしょうか。
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