看護師が子供を授かった場合、どのくらいまでの期間なら働ける?

2017.10.9

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子供を授かることはとってもおめでたくて幸せなことですね!
でも、看護師として働いていると、はたしてどんな時期まで働けるか悩んでしまうかもしれません。
デスクワークばかりではなく、体を動かすことも多く、体の負担にならないか、周りの人に迷惑をかけないか、いろいろ心配になってきます。
妊娠した看護師の、働ける期間について考えてみたいと思います。

産休の期間について

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女性が妊娠した場合、労働基準法で決められた期間は、産休を取ることができます。
逆に言うと、産休として認められている期間は、無理をして働かない方がいいわけです。
産休を取得できるのは、出産予定日の6週間前からで、双子などの場合は、14週間前からになります。
他業種の人は、妊娠2週間前などギリギリまで働くという人もいますが、体を動かすことが多く、忙しい業務の看護師の場合は、無理しない方が安全です。
また、つわりや体調なども人それぞれですので、ある人がギリギリまで働いていたからといって、必ずしも同様にする必要はありません。
妊娠中はお母さんの体調とおなかの中の子供の健康が第一です。

 
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妊娠中の看護師の業務について

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ただでさえハードな看護師の業務は、妊娠中にはより過酷に思え、負担になってしまいます。
産休を取る前でも、妊娠中は体に負担のかかる業務は控えられるように、周りの協力も得たいところですね。

夜勤やシフト勤務の免除

ふだんでも長時間勤務となる夜勤や、シフトの不規則な業務などは特にツライものです。
夜勤は人数が少ないので、突発的なことに対応できるか不安ですし、急にご自身の具合が悪くなる可能性もありますので、早めに免除してもらえないか相談することが重要です。
ここで無理をすると切迫流産などの危険性もあります。
ただ、夜勤免除の制度がないところや、これまで妊娠した看護師に夜勤免除をしたケースが少ない場合は、相談しづらい場合もあるかもしれないですね。
そんなときには、医師に診断書を書いてもらうなど現在の体の状態がわかるものを提出するのも一つの方法になりますよ。

いつごろ免除をしてもらうか

いつごろまで夜勤をするかは個人差があり、3ヶ月後の人もいれば8ヶ月後の人もいますし、妊娠初期から免除してもらった人もいます。
病院の規定で30週目から免除になるところが多いようです。
できれば早めに免除してもらった方がいいですが、ご自分の体調や病院の忙しさなども考えて相談してみることをおすすめしたいと思います。

産休まで働くか早めに退職するか

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妊娠中の看護師は、産休ギリギリまで働くか、つわりがひどい場合には早めに退職する人もいるようです。また安定期を過ぎて落ち着き、少し動きづらくなる8ヶ月ごろに辞める人もいるようです。
妊娠後期には検診に行くタイミングも増えますし、可能ならば8ヶ月頃にはお休みを取るか、退職する方が安心ですね。
いずれにしても、妊娠が発覚したら早めに周囲に報告し、今後の業務について相談することが求められます。

まとめ

妊娠はとてもおめでたいことですが、仕事に支障があると思うと言い出しにくく、お休みが取りにくいこともあります。
きちんと周りもサポートしてくれる職場ならばいいのですが、残念ながらそうとも限らず、無理をして働く人もいるのが現状かもしれませんね。
つわりがひどくて、早めにお休みを取りたいと言いたくても言い出しにくい、または相談しにくい職場であれば、無理して働かずに退職を考えることもあると思います。

でも慣れた看護師がいなくなるのは、その職場にとっては負担になるはずです。少し早めにお休みをして、出産後新たな気持で仕事をしてくれるのを待っていると思います。悩んでいることを相談してみたら意外と理解してもらうことができ、安心してお休みをもらえるかもしれないですね。

 
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