ナースときどき男子!!ナースマンのいろいろをリサーチ★

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ナースというと女性をイメージされる方はまだまだ多いのかなと思います。そんな中、最近では男性のナースもだいぶ増えてきましたよね。
今回はそんなナースマンの事情をリサーチしてみました。


★ナースマンはどこにいる?


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「ナースマン増えたよ」と言っても、病棟や科が違うとまったく会わないこともありますよね。ナースマンたちはどこにいるのでしょうか? ナースマンのみなさんにお話を伺いました。

「普通の内科病棟勤務です。看護歴は6年目。始めの頃は『男性は珍しい』と言われ、『男性のナースって精神科とか救命とかオペ室にいるものじゃないの?』と言われることも多かったです。体力的な仕事のイメージがあるんですよね。でも、どこでもナースの仕事って体力を使う業務はあるものなので、希望を出してみると案外通るものかなと感じています。

女性ナースや看護助手さんから、患者さんの体位変換や車椅子移乗などの体力のいることを頼まれることは多いですが、基本的には女性のナースと同じ仕事をしていますよ。女性ナースでもボディメカニクスを上手く利用し、小柄なのに活躍されている方も多く、感心します」

「私は慢性で、高齢者の多い病棟にいます。新卒の頃は一般急性期にいたのですが、若い女性患者さんには嫌煙された経験があります。高齢の方でもやはり女性には抵抗を持たれる方もいますね。けれど、しっかり関係性が築けると、その後はスムーズに看護できるようになりました。『私のボーイフレンド』などと言ってくれる方もいるんですよ。

認知症が進まれている方の場合は説明しても難しいこともあります。息子さんだと思い込まれることもありますね。今の高齢者の世代は、とくに『ナースは女性』という認識が強いのでしょう。でも信頼関係は性別だけじゃないと思います。しっかり向き合っていけば、ちゃんとわかってもらえます」

「僕はいわゆる男性ナースが重宝されると言われているオペ室勤務です。でも実際に働いてみると、もちろん力仕事が役立つシーンはありますけど、オペ看は身体が小さい方がいいんじゃないかと感じる時もあります。
オペ室は限られたスペースにさまざまな機材があったり、ケーブルがあちこちに伸びていたりするので、機材にも人にもぶつからないようにする必要があるんです。

でも性別の差より、病棟からオペ室に入った違いの方が大変でした。病棟では使用したことのない知識の習得が必要なので。とにかく毎日が勉強です」


★ナースマンあるあるを聞いてみた!


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ナースマンのみなさんに、男性ナースだからこそ経験する「あるある」を伺いました。

「いろんな折に『ウチの病院初の男性◯◯だよ』と言われます。今までナースマンがいなかったから、何をやっても基本的には『初』になれるんですよね(笑)」

「一般的な女性って言葉がなくても『わかってほしい』っていう感じがあるかと思うんですけど、ナースに限って言えばそれはない。みんなハッキリわかりやすく言ってきますので。男女というより、同じ女性でもナースの方はたくましいなと感じます。いい意味ですよ!頼りにしてます」

「電子カルテとかパソコンとかのトラブルの時、『男性はこういうのに強いでしょ?』と呼ばれます。実際にはみなさんと同じ程度の知識しかないんですけどね(汗)」

「よく研修医と間違えられます。医師の横で指示待ちだったりするとそう見えるのでしょうね。あとPTにも間違われますね」

「職場は女性ばかりで休憩中の話題に入っていけないので、ちょっと浮いています(笑)。女性ってオチのない話でもずっとしていますよね。『共感して欲しい生き物なんだよ』と先輩が教えてくれたので、とりあえず相槌打ってます」

「女性ナースに溶け込もうと、お菓子を持っていったり、いろいろ気を使っていたら、『おねえなの?』とか『女子力高い』とよく言われるようになりました。いい結果という風に前向きに捉えています」

「医療関係者以外から『ハーレムでいいな』とか『モテるだろ?』などと言われます。周りに女性職員が多いから。でも実際はハーレムというより肩身が狭いって感じですよ。職員からはモテないですね。患者さんからは好かれることあります。弱っている時に看護してくれる相手だし、たぶん白衣マジックですね(笑)」


★女性ナースと男性ナースに違いはあると思いますか?


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今度は、女性と男性で、看護自体に違いを感じることがあるか聞いてみました。

「ないですね。人間みんな違うので、性別でとくにどうとかは思いません」

「あります。女性は気づくポイントが細かい。よく見ていたなと感心することがよくある。そういうスキルは身につけたいですね。逆に女性ナースから『几帳面だよね』とか『情報量がすごいよね』と言われます。性格かもしれませんが、何かにこだわるとすべての情報をとりあえず知っておきたくなるところはありますね」

「やっぱり体力面でしょうか。『筋力』という方が正しいかも。正直、僕の感覚では、女性の方が『根性』はあるかも。血液とかにも強いですよね、女性って。包容力もあって、年下の方でも自分の母みたいに感じる時があります。頼りにしています」

「ナースマンは自分しかいないので、客観的に比較できないですね」

「ずばり女性は群れをなす! やたらと仲間を作りたがるし、一度グループができると『ウチのグープ』『あっちのグループ』みたいな意識が強まるようです。全員がそうというわけじゃないけど、そういう人は多いです。男にはそんなにない感覚ですよね。どちらにも入らないようにしています」

「たぶんあると思います。自分では気づかなくても、患者さんの態度がやっぱりちょっと違う。女性ナースに相談しやすいこともあるし、男性ナースだから言いやすいこともある。どちらもいるというのは強みになると思いますね。だらかナースマンにはもっと増えてほしいです」


★おわりに


ナースマンは今後も増えていくことが予想されます。また最近では、医療関係以外の場所で社会人経験をされた方が、途中からナースになるという傾向も増えていますよね。

これまで看護の現場で中心的に活躍してきた多くの女性ナース。彼女たちが培ってきたものは、今の看護を支え、その献身的な看護に救われた患者さんは数しれません。
そこに違った価値観が加わることで新しい風が吹き抜け、より良い看護が実践できる環境と、ナース自身のQOLも上がるような環境に変化する“きっかけ”のひとつになるといいですよね。

男女関係ないことも多くあります。また男女の差があるからこそ看護の幅が広がるシーンもあります。さらに多様な性を持つ患者さんやナースもいることでしょう。
すべての人が生きやすい社会が、医療の現場からも考えられていくといいですよね。

今後もナースマンのみなさんの活躍を期待していきたいと思います。

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