看護師のみなさんは、ご自身の口の中に親知らずがあるかどうかをご存知でしょうか?
親知らずは第3の大臼歯で、永久歯がはえそろった後に何年も経ってから生えてくる一番奥にある8番目の歯です。
親知らずは、一般的には上下に計4本あるものですが、中にはまったくない方や1~3本しかないという方もいるようです。
生え方もいろいろで、一生生えてこないまま終わる方もいますし、まっすぐに生えてきて通常の歯と同じように使用できるという方もいます。
しかし、多くの人の場合、親知らずの生えてくる向きのせいで、他の永久歯の歯並びに影響を与えてしてしまうことがあり、この場合は親知らずを抜かれる方が多いですね。また、親知らずは歯茎の中にあるので虫歯になりやすく、このケースでも抜くしかないということもあります。
親知らずが生えてきても、特に他の歯に影響がなく、虫歯でない場合や歯自体が生えて来ない場合は、わざわざ親知らずを抜く必要はないようです。
詳しくは歯科医にかかり、自分の歯の場合はどうすればよいのかを確認されると良いかと思います。
親知らずを抜くことになった場合、上下どちらの歯であるか、どんなふうに生えているかなどによっても、痛さに違いが出てくるようです。
一般的によく聞かれる話では、上の親知らずに比べて下の親知らずの方が、歯茎の中にかぶっている部分が多いために、歯茎にメスをいれたり、骨を削ったり、他の歯を削ったりするために、痛みを伴ったという方が多くいます。
また親知らずの根っこがまっすぐではないときも、ただ抜くだけでは済まずにメスを入れるケースがあるようです。
親知らずがある歯茎内部の辺りには、多くの神経が通っているため、万が一神経を傷つけてしまうと、なんらかの支障をきたす可能性がありますが、まれなケースだと言われています。
切開する抜歯が必要な方は、歯科医から注意点などをしっかり聞くことをお勧めします。
切開の場合は、もちろん痛みがあります。糸で縫った場合でも縫わなかった場合でも、歯を抜いた場所が穴になり、傷口をさらしている状態となるため、刺激のあるものや硬いものが当たると痛みを伴なう可能性があります。また周辺の歯茎が腫れう場合もあります。
しかし、中には、まったく痛みを感じることなく終わる方もいますので、痛みは個人差が大きいようです。
親知らぬを抜いた直後は、痛み止めを飲み、2時間は飲食を控え、運動やお風呂など血流をよくするものは避けてください。もちろんアルコールはしばらく控える方がよいです。
時間経って食事する場合でも、柔らかいものや、熱すぎず冷たすぎないものを選び、できれば親知らずを抜いた方と逆側で食べるようにしてください。
お勧めは、お豆腐です。タンパク質もとれますし、口内への負担が少ないです。また根菜などを電子レンジで柔らかくして食べるのもおすすめですよ。味も刺激物はさけてくださいね。
歯を抜いたり、糸で縫ったりした場合は、痛くて当たり前です。処方された痛み止めを飲んでください。それでも痛みがヒドイ場合は、歯科医に受診するのが一番ですが、時間帯によっては歯科医がしまっていたり、自分のシフトが入っていたりと、難しいこともあるかと思います。
そんな時、腫れを冷やす方が多くいますが、急激に冷やしすぎるとかえって痛みが強まることもあるので、あまり冷やしすぎない方がよいかもしれません。軽めに冷やす程度で、冷やし過ぎには注意です。
また、殺菌・消毒できるうがい薬などで口内を清潔に保つことは良いことなのですが、こちらにも注意点があり、親知らずを抜いてすぐの時間や、あまりにも頻繁にうがいをしてしまうと、傷口を塞ぐ血のかたまりができづらくなり、いつまでも自分で修復する機能が働かなくなるので、うがいはし過ぎないようにした方が良いと思います。
また手や舌で親知らずを抜いた穴を触るのもNGです。細菌が入ってしまったり、傷ついてしまうので、あまり気にしすぎないように何か別のことに意識をもっていけるといいですね。
歯磨きも抜いた周辺だけは我慢して、口臭が気になる方は、デンタルリンスなどを利用すると良いですよ。
もし、親知らずを抜いた穴に食べ物がつまった場合は、痛みを感じるかもしれません。うがいをするなどして、絶対に手や舌で触れないようにしてください。
つまった食べ物は自然と取れるものですが、痛みが続くようなら、歯科医で診てもらってくださいね。
看護師のみなさんが親知らずを抜いた際、痛みや腫れがひどいと、その後のお仕事もつらいかもしれません。歯科医に相談して痛み止めをもらったり、職場でも理解をしてもらうなどして、早く自己治癒できるといいですね。
親知らずは必要なければ抜かなくても良いものですが、抜かざろうを得なくなった場合は、上記の項目を参考にしていただければと思います。
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載