まだまだ覚えることに追われる日々の新人ナースも、
良くも悪くも?少し余裕が出て来た中堅ナースも、
さまざまな経験を積み頼られる存在となったベテランナースも、
みんながもっている看護師になった“きっかけ”は、何ですか?
「看護師になる!」と誓ったあの日のエピソードを聞かせていただきました!
自分の生まれ育った環境の中で、身近な人が“きっかけ”になったという方が多いようです。
・「もともと『私、看護師になる!』と誓ったのは親友のほうでした。それは高校でできた親友で『一生仲良くいようね』って約束していたので、とくに夢のなかった私は親友と同じ職場で働きたい一心で、一緒に勉強し、試験も受けました。ところが親友は、就職してすぐに彼氏の子供を妊娠し退職。
結果、親友もいないのに私は看護師に…。今は子育てに忙しい親友もいつか復職すると言っているので、その日までがんばります」
・「母が看護師で、祖母も叔母さんたちも看護師だったので、看護師になるのは当たり前と思っていました。だから、“きっかけ”と言われれば、『血』かな。」
親や兄弟の影響がきっかけで看護師の職に就く人も多いですよね。
看護師は女性の仕事としてキャリアップしやすく、安定感があり収入も良いと言われています。周囲からそれを言われたことが“きっかけ”という方も多いようです。
・「私がまだ小さい頃に父が蒸発し、母は女手ひとつで私と弟たちを育ててくれました。そんな母を『早く楽させてあげたい』とずっと思っていました。高校の時、担任にその話をすると看護師を勧められました。
それから正看一発合格を目指して猛勉強したのを覚えています。私の学校では実習に行く前に戴帽式があり、ナース帽をかぶることができました。あの日、母のためだった看護師が、私の夢に変わった瞬間でした。
最近は忙しくて忘れていましたが、新人の時に憧れていた先輩のような看護師になりたいです」
・「親から『手に職をもて』と子供の頃から何度も言われてきたので、進路を考えるとき、『看護師か美容師になろう』と決めていました。そんな矢先に姉が美容師を目指し学校へ。
それなら私は看護師を目指そうと決めました。でも勉強はすごいきつかったし、看護師になってからも正直きついです。それでも患者さんから『ありがとう』や『あなたがいてくれてよかった』なんて言われると、つらくても辞められないなって思います。
姉はいつか自分の店をもつと言っています。私は自分の病院はもてないけれど、生涯看護師を続けたいです」。
“きっかけ”は誰かでも、今は自分のために精一杯やっているって素敵ですね!
多く聞かれたのが、子供の頃に自分や身近な人が入院をした病院で会った看護師さんに憧れたことが“きっかけ”というものでした。
・「小さいとき、身体が弱くて長期入院を繰り返していました。病院の夜が怖かったけど、看護師さんの存在にどれだけ救われたことか…。その時の思い出は『私もいつか看護師さんになる』という幼い夢になりました。
その夢は高校3年まで正直忘れていたけど、部活で怪我をした時に病院に通って、やっぱり看護師さんがとても親切で、進路希望を考えるときに思い出して”看護学校を希望”と書き込みました。あの時書いた文字はなぜかとても記憶に残ってます」
・「私が10代の間ずっと母は癌で入退院を繰り返していました。治療と転移を繰り返し、私が20歳になる時に母は他界しました。長い看病生活は遊び盛りの私にとっては辛く、病気の母親を責めたり、ちゃんと面倒をみなかったりしたこともあり看護師さんに真剣に怒られました。
その時はすごくむかついたけど、根気強く私に母の気持ちを伝えてくれた看護師さんに、今ではとても感謝しています。
最後に私の成人式の着物姿を見せることができたのも看護師さんのおかげです。母は亡くなりましたが、今度は私が病気で苦しむ人やその家族に優しい存在でありたいと思っています」
その笑顔と仕事ぶりは、幼い子供たちの心の目にしっかり焼き付けられているんですね。
今のあなたも、きっと誰かがちゃんと見ていて、新しい看護師が生まれる“きっかけ”になっているのかもしれませんよ。
あなたが看護師となった“きっかけ”は何ですか?
その日のことを思い出せば、今をもっと輝かせられるかもしれませんよ。
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