もう後悔しない!“夜勤明けの衝動買いを抑える”5つの方法

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夜勤明けは、心も体もくたくた。でも、妙にふわふわした感じや開放感を覚えて、病院からデパートや駅ビルに直行し、一気に洋服や靴などを買ってしまった、なんていう経験はありませんか。

今回は、そんな看護師さんの「夜勤明けの衝動買い」についてフォーカス。看護師さんによるリアルな告白を交えて実態に迫るほか、衝動買いのメカニズムや防止策について紹介します。

大量のショップバックを前に、「またやっちゃった…」と頭を抱えるあなた、悪循環から抜け出すヒントが見つかるかも!

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

看護師が告白!夜勤明けの衝動買い体験

「気がついたら、デパートで高級ブランドの基礎化粧品をひと揃え購入していました。平日の午前中は化粧品カウンターが空いていて、店員さんが丁寧に接客してくれるんです。それで話も盛り上がっちゃって…。一万円札を4枚、レジトレーに置きました。」

そう話すのは、都内の大学病院に勤務していたナースのNさん。2交代制で夕方4時から翌朝9時まで、長いときには17時間の勤務を終えた後などは、疲労がピークを迎えた状態。しかし、買物のために街へ向かう足取りは軽いといいます。

■ブランドバッグも迷わず購入

他にも、デパートで迷わず10万円近いブランドバックを買ったり、エステの施術が気持ち良すぎて高額なコースを契約したりしたことも。また、ほとんど料理もしないのに、輸入もののフライパンをシリーズで購入したこともあったそう。

「夜勤明けは、心が長時間の緊張から解き放たれて、ハイになっているんです。すごい開放感と寝不足で、頭のなかがホワイトアウトする感じ。だから正常な判断ができなくなって、普段ならきく歯止めも働かず、“まあ、いいか”と買ってしまうんですよね」(Nさん)

■ネットやテレビの通販も舞台に

夜勤明けの買い物スイッチが入る場所は、リアルな店舗に限ったことではないようです。ネットやテレビの通信販売も当てはまると、都内の産婦人科に勤務していたHさんは語ります。

「夜勤中、若手は先輩に気を遣って、なかなか仮眠を取れないんです。しかも産科なので昼夜関係なく、妊婦さんの“ひーひー、ふーふー”と苦しそうな声が聞こえてくる。だから休憩時間も起きていることが多いんですけど、その時ついついスマートホンで通販サイトを見ちゃうんです。

それで下着や洋服、タオルなど、カラフルで目の保養になるようなものばかりを選んで買ってしまう。後で冷静に考えると必要がなかったり、似たような物を持っていたりするんですけどね」(Hさん)

■先輩に薦められて断れず

また、先輩から誘われたり、薦められたりと、縦のつながりが強いナースならではの事情も。Hさんは夜勤明け、先輩に薦められてインテリアショップを訪れ、10万円以上するドレッサーを購入したといいます。

「夜勤明けで判断力が鈍っているところに、先輩から薦められるとまず断れないですよね。あれは参りました。ほぼ使わないドレッサーが、数年間自宅の部屋の一角を占拠していました(笑)」(Hさん)

 
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◆何をやるにしても、手洗い必須は当たり前

では、衝動買いとはどのようにして起きるのでしょう。そのメカニズムについて、脳科学の視点から分かっている2つの事実を見ていきましょう。

■依存症と仲良し、ドーパミンの暴走

脳内にはさまざまな神経伝達物質があり、なかでもセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンが三大神経伝達物質として知られています。それぞれの役割としては、セロトニンは心身の安定、心の安らぎ、食欲に。ノルアドレナリンは興奮、不安、恐怖、ドーパミンは快楽や意欲などに影響を及ぼすとされています。

しかしストレスを感じたり、不規則な生活を送っているとセロトニンが不足し、ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を引き起こします。

なかでもドーパミンが大量に放出されると、買い物やギャンブル、アルコールを始めとした依存症に陥りやすいとされ、人間性脳科学研究所 所長で脳科学者の澤口俊之氏によると、「買い物依存症とまでは行かなくても、衝動買いや買い物中毒も、ドーパミンの制御を上手くできていない症状の一つ」であることが分かってきているとのこと。

夜勤や長時間の労働でストレスを抱え、さらに生活のリズムも崩れがちなナースは、まさに要注意の職業だといえるでしょう。

■欲求と経済観念を脳が上手く処理できない

米・デューク大学の認知神経科学者スコット・ヒューテル教授と、バード大学の神経科学者エイミー・ワインコフ准教授の発表によると、衝動買いは脳の前頭前皮質腹内側部という部分が原因で引き起こされることが分かっています。

脳は物を買いたいという「欲求」と、欲求を抑える「経済観念」、相反する2つの情報を前頭前皮質腹内側部という同じ部分で扱っています。

そのため、時に前頭前皮質腹内側部でそれら2つの情報を上手く処理することができず、脳が混乱をしてしまい、買い物への欲求をコントロールするのが難しい状態になるといいます。夜勤明けで疲れて、ボーッとしている看護師さんの脳では、尚のことなのかも知れません。

夜勤明けの衝動買いを抑える5つの方法

それでは、具体的にどのようにすれば夜勤明けの買い物欲をコントロールできるのでしょうか。今回は、買いたくなった時にその場ですぐ実践できる方法から、長いスパンで衝動買いを抑制する方法まで、5つを紹介します。

1.商品の否定的なイメージを思い浮かべる

先に述べた前頭前皮質腹内側部の研究から、分かったことがあります。それは、人間は無理にでも買いたいという欲求を抑えると、お目当ての品に価値を感じなくなるということです。

スコット・ヒューテル教授らは、被験者を2つのグループに分けて風景や人物などの写真を見せて、いっぽうのグループには写真について積極的な感想を、もういっぽうのグループには否定的な感想を求めました。

そして被験者の脳をMRIでスキャンし、写真に価値を感じているかどうかを調査すると、前者は脳が活発に動き、写真に価値を感じているのに対して、後者の脳は逆の状態に。写真に価値を感じていないということが判明したのです。

つまり、夜勤明けにショップなどを訪れて衝動的に何かを買いたいと感じたとしても、その場で商品について否定的なイメージなどを思い浮かべたりすれば、買い物欲や物欲をコントロールできる可能性があるということです。

2.「ストレンジャーテスト」をする

ストレンジャーテストとは、ある商品を買うか決めかねている時に、見知らぬ人からその商品を売値と同じ金額で譲って欲しいと言われたらどうするか?を自問するテストのこと。

例えば8万円のブランド物のバックの購入を迷っている場合、他人からバッグを8万円で譲ってほしいと言われたときに、バッグそのものを取るか、現金8万円を取るかをイメージします。

前者を選んだ場合には、バッグを本当に欲しいと考えていると捉え、後者ならバッグへの思いがそれほど大きくないとして、購入を見送るようにします。買いたい商品について、欲しいか?買えるのか?に加えて、本当に買うべきか?を計ることが可能です。

3.早く家に帰りたくなる趣味を持つ

なかなか衝動買いが治らないナースのなかには、夜勤明けには買い物ができる場所や街に近づかないようにしている、などという人も。

「買い物の誘惑から距離を置くため、できるだけ街に出ないようにしたり、余計なお金やクレジットカードを持たないようにしていました。でも、逆にストレスがたまるんですよね。“病院と家の往復だけで人生が終わっていいのか?”って悩んだりして」(Nさん)

しかし、買い物をする場所から遠ざかることで一時的に衝動買いを防げたとしても、残念ながら根本的な解決にはつながりにくいもの。そこでおススメなのが、早く家に帰りたくなるような趣味を持つことです。

「ギターを始めてから、ほとんど衝動買いをしなくなりました。初めはコードを上手く押さえられなかったり、指が痛かったりで苦労しましたけど、弾けるようになると楽しくって。自然と家に早く帰るようになりました」(Nさん)

「看護師って、趣味が買い物だという人が多いんです。でも、衝動買いに充実感を求めるなんて寂しい。趣味や勉強など、買い物とは違う何かに熱中できたら、無駄な出費や後悔は減りますよね」(Hさん)

4.衝動買いをしにくい環境に身を置く

時に支えたり、叱ったりしてくれる家族や友人の存在も、衝動買いの強力なストッパーになってくれることでしょう。

「衝動買いの癖は、ずるずる続いてしまいがち。でも、看護師になって数年後に実家暮らしに戻ったところ、家族の視線を気にして、夜勤明けに大量の買い物をして帰るのを避けるようになりました」(Hさん)

反対に、ひとつ屋根の下で暮らす恋人の存在が衝動買いを加速させるケースも。Nさんがかつて付き合っていた彼が当てはまるそう。

「なぜか年下のダメ男君と付き合ってしまうんですよね。夜勤明けに彼と街で待ち合わせをして、おねだりされるままに洋服や小物を買ってあげて、散財することが多かったです」(Nさん)

実家に寮、ひとり暮らし、恋人との同棲など、それぞれの性格やライフスタイルに合った脱・衝動買いの環境を見つけることが大切になってくるようです。

5.夜勤依存のワーク&ライフを見直す

「頻繁に夜勤明けの衝動買いを繰り返すようなら、働き方を見直すことも有効な手段のひとつです」と語るのは、看護学校で教壇に立っていたEさん。自らも夜勤明けの衝動買いに悩まされた経験を持つ先輩看護師さんとして、次のように助言をしてくれました。

「“夜勤でがんばった、稼いだ自分にご褒美をあげる”→“夜勤明けの衝動買いでお金が無くなったからまた夜勤に入る”と、夜勤と衝動買いが負のループになっている人もいます。放置すると深みにはまる可能性があるので、夜勤に依存する働き方と暮らし方を改めることが肝心です」買い物は本来、自分に役立つ“いい物”を手に入れるためのポジティブな行為です。夜勤をがんばった看護師さんに相応しいのは、衝動買いによる後悔ではなく、本物の達成感や充実感のはず。今回、紹介した方法を活かして、夜勤明けの買い物欲や物欲を上手にコントロールしてくださいね。

夜勤明けの衝動買いがやめられなくてお悩みの方は、日勤のお仕事に変えてみるのも一つの手です。日勤専従のお仕事であれば規則正しい生活を送れるので、体や心への負担もだいぶ減るでしょう。『看護のお仕事』で、自分に合った理想の職場を探してみませんか?待遇や給料など、自分では少し言いにくいことも『看護のお仕事』が代理でフォローいたします。お気軽にご登録ください。

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