育児や介護などで長期休業すると、復職後にうまく働けるか不安になりますよね。心配な方は、無事に復職した先輩看護師の体験談を参考にしてみてはいかがでしょうか。最初はみなさん苦労されていますが、しばらく働くことで勘を取り戻す方が多いようです。

新卒後、4年ほど急性期病棟で経験を積んだのち、子供ができて退職しました。すぐに復帰するつもりだったのですが、夫の希望と子どものことを考えている間に10年が経過しました。10年もブランクがあったら看護師に復職できないと思っていたのですが、ブランクがあっても構わないと言ってくれる今の病院と出会い、働き始めることになりました。現在は、約300床の総合病院で外来勤務しています。
実際に働き始めると10年のブランクは想像以上に大きかったです。10年間も主婦をしていたので体力がついていかないことは予想していたのですが、それ以上でした。知識・技術のギャップも大きかったです。特に感じたのが、技術面で不安を感じているせいか、採血など患者さんの身体に触れることが怖くなっていることでした。イメージしていた自分に現在の自分が追い付かないことは大きなストレスだったと思います。
それ以外では、病院のシステムそのものがずいぶん新しくなっていたように思います。以前勤めていた病院より規模が大きい、外来が初めてという影響もあるかもしれませんが、それにしても病院のシステムが複雑になっていました。慣れるまでは、病棟に入院患者さんの調整をするのも大変でした。それと、大きな違いと感じたのが電子カルテで、こちらは便利な面も感じられました。
このような状態だったので、復帰してしばらくは何をどうすればよいかわからない新人看護師のようでした。「ブランク3年で1からやり直し」という人もいるようですが、本当にその通りですね。その後は、同僚の助けを借りながら勉強し直し今に至ります。10年のブランクは大きかったと思いますが、努力すれば乗り越えられると思っています。
急性期病棟に3年ほど勤務したあと25歳で妊娠し、26歳で出産。その後、1年ほど育児休業を取得しました。復職する予定だったので、休業中も一部の同僚と連絡を取り病棟の様子を教えてもらっていました。というのも、病棟スタッフの多くと師長の折り合いが悪く退職を検討している人が多かったからです。
復職後は慣れた環境で働きたかったので出来れば一緒に働いていた病棟スタッフに残ってほしかったのですが、休職中に頼りにしていたスタッフの多くは退職、もしくは他の病棟に異動してしまいました。
育児休業を終えて病棟に復職すると、私の周りには見慣れないスタッフばかり。慣れた病棟なのに、転職した気分でした。新人看護師が一気に増えたことで、以前は若手だった私の立ち位置が中堅くらいに変わっていたことにも戸惑いました。思っていたよりスムーズに仕事には戻れましたが、ブランクから復職すると色々なことがあるのだな、と感じた経験です。
何かしらの理由で長期間のブランクが空くと復職に不安を感じる看護師が多いようです。患者様の命を預かる仕事なので当然の気持ちかもしれませんね。ブランクのある看護師の多くは不安を抱えていますが、実際に職場に戻ってみると、意外と何とかなることも多いようです。それでも復職に向けて一歩を踏み出す前に不安を感じる方は、看護師就職支援サイトのキャリアアドバイザーに相談してみるとよいかもしれませんよ。復職支援制度が整っている病院などを紹介してくれるはずですよ。
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載