春になると新しく看護師資格を取る学生たちが入職を決定し、オリエンテーションなどに入ってくるかと思います。また年度で転職を考える中途採用の新人も増える季節ですよね。
そんな新人たちの教育には、看護歴・立場・年齢・経験値などによってまざまな悩みがあるようです。今回は、みなさんに「新人教育の悩み」を伺いました。
「右も左もわからない1年目が終わり、少しだけ周りを見ることができるようになった2年目に後輩ができました。質問される度にヒヤヒヤ。わからなくて一緒に先輩に聞きに行くこともありました。
そして、3年目になって新人指導につかされました。
でも、教え方がわかならいし、伝わっているのか読み取れず、不安ばかり。
自分にもまだ余裕がなく、私のせいで成長できなかったらと申し訳ないと思いました。他のプリセプターならもっと上手く教えているかもしれない」と言った、教育係としての自分自身にも悩むナースが多いようです。
⇒はじめての教育係。自分に自信がないのに、仕事もしながら新人さんの教育をすることは大変ですよね。
でも、1年後に実感できるのは、新人さんの成長だけではありません。きっとそこには、以前より自信を持てる自分に出会えるはずです。人を教えることは、何より人を成長させるもの。すべての時間が、あなたの自信につながっていきますよ。
教育することに慣れてくると、ある程度、教え方や相手の理解度がわかるようになってきます。
「このケースは前にもあった」という経験値で対応できるようになってくるのです。
しかし、それでも教育の悩みは出てくるもの。
たとえば「仕事してくれればいいや」と思っていても、そのナースに後輩ができると「そのナースが後輩を見ていない」ということが気になってくるなど、また違った問題が出てきます。
また、ひとりが退職すると連鎖的な退職者が出てしまうケースがあるため、教育と同時に「辞めない」ようにメンタルケアをしなければならいなど、管理者側の視点で悩みも出てくるようです。
⇒10年の経験をへて教えるコツを掴まれると、「指導の悩み」というよりは、「教える相手の人間性の悩み」が増えますよね。
新たな悩みも困難だと思いますが、それはあなたが「個人の教育」からチームや病棟といった「集団の教育」へステップアップしているということ。管理側の視点に立てる人材になったと言えますね。
その職場での経歴は自分の方が長いけれど、中途採用で入ってきた新人の方が年上で、接し方に悩むという意見もあります。
相手が目上の人であることと、看護師歴や経験値が違うことを配慮し、教育のスタンスがつかめないのです。
それでも自分はその職場では経験があるため、教える立場。どのような言葉づかいで、どこまで(看護手技や知識)を伝えても失礼にあたらないのか、ここは注意するべきなのか、関係性を悪化させないために、気を使うようです。
⇒難しい状況ですよね。でも、あなたは年齢に関係なく職場の先輩です。自信を持ってください。目上の方への言葉遣いを配慮できているので、とくに問題ありません。
もし中途採用の新人さんが自分の知らない知識を持っていたり、苦手な手技が得意であるようなら、その部分は素直に教えてもらえばいいのです。
中途採用は、お互いの経験や知識を生かし合えるということ。構えすぎず、お互いを尊重しながら、イイトコ取りで仕事ができれば最高ですよね。
「新人教育」と言っても学生から看護師になる人、中途採用で年齢も経歴も違う人など、さまざまなシーンがあり、悩みもそれぞれです。
相性などもありますので、うまくいかないこともあるかもしれません。それでもあなたが教えたことは、いつか患者さんの役に立ちます。また新人だけでなく、あなた自身の成長にもなっています。
大変だとは思いますが、周囲と連携しながら教育していき、1日でも早く新人が育ってくれるといいですね。
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載