看護師の”転職回数が多い”はどれくらいから?

2022.10.7

転職回数が多い看護師ってどのくらいいるの?

看護師のみなさんは、どのくらいで「転職回数が多い」と言われると思いますか?

それにはいくつかの要素がポイントとなります。

・看護師歴は?

一口に転職回数と言っても、『20年看護師をやっている人間が4回の転職履歴がある』のと、『3年目の看護師が4回の転職をしている』のでは、大きく異なりますよね。

転職回数が多いと感じるかどうかは、この看護師歴に左右されます。

・1箇所の勤続年数は?

さらに、ひとつの事業所にどのくらい勤務していたか、ということも大きなポイント。

『5年で4箇所の転職をされた方でも、ひとつの事業所で3年以上勤務していた経歴がある』か、『4箇所とも1年前後か』では、印象が大きく変わりますよね。

・転職理由は?

たとえ転職回数が5年で4箇所であっても、その理由が『結婚・出産・旦那の転勤・親の介護・自分の病気など、やむをえない理由』を含む場合は、『何も生活に変化がないのに転職を繰り返している看護師』とは、違って捉えられる可能性が大きいです。

こうしたことから、一口に「転職回数が多い」と言っても、その人の環境や理由によって、周囲は違う評価を下すことがわかります。

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転職回数の多い看護師は、どんな理由で転職を繰り返しているの?

最初の章でも触れた転職理由ですが、転職の回数が多い看護師は、実際にどんな理由で転職を繰り返しているのでしょうか?

1、不満から辞める人の理由

「理不尽なイジメにあった」という声はよく聞かれます。また、「職場と相性が合わなかった」というケースも。さらに給与や待遇への不満、自分への評価の不満、労働環境への不満、一緒に働く人への不満など、職場として納得がいかないという理由が、転職回数の多い看護師にはよく聞かれる理由です。

こうした看護師は、自分に合う場所を探しさまよう“ジプシーナース”とも呼ばれています。

2、やむを得ず転職した理由

『引越しや家族の事情などでやむを得ず転職を繰り返してしまった場合』は、その回数は問題にはなりません。また、『現場の管理体制や医療環境などの問題はあまりにもひどく、そこで働くことで自分のキャリアに傷がつくと判断した場合』は、やむを得ず転職したことになるかと思います。

加えて、自身の身体的理由もあります。看護師に多いのが腰痛やメンタルヘルスの問題などがあります。

3、やりたいことを目指して

『スキルアップのため』『やってみたら他の科目の方がやりたくなったから』。こうした理由は一見、ポジティブでよさそうですよね。実際、そういう理由を履歴書に書かれる看護師さんは多いんです。

でも、どんなにポジティブな理由であっても、やはり短期退職を繰り返していては、説得力がありません。最低でも1年以上がラインです。できれば3~5年以上は続けていないと、「その場所を理解した」とは言いづらいのが一般認識とされています。

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転職回数が多くても、看護師の仕事で採用されたいなら

すでに「転職回数が多い」と感じられている看護師さんは、それが採用にマイナスになることは承知のことだと思います。

しかし、マイナス要素だからと言って、そのまま転職活動をしても良い結果は得られません。

もし、今、あなたが転職回数が多いことで悩まれている看護師さんであるなら、3つのポイントについて、改めて確認することをオススメします。

1、「なぜ自分は転職を繰り返してきたのか」をまずしっかり振り返える。

2、「自分にとって長く勤められる職場とはどんなところか」を具体的に考え、優先順位をつける。

3、「新しい職場でどんなことを頑張っていきたいか」という仕事に対するモチベーションを持つ。

今までの不満を理由に転職するのではなく、今後の新しい目標を持つことで、転職回数をこれ以上増やさない転職を目指すことができるかもしれません。

これらの作業を自分ひとりでするのが難しい場合は、転職する・しないに関わらず、『看護のお仕事』などの無料相談ができる転職サイトを利用してみるのも賢い方法だと思います。

日本全国の看護師さんたちの転職をお手伝いしてきた『看護のお仕事』は、豊富な求人情報と丁寧な対応に定評のある、看護師さん専門の転職サイトです。

専任のアドバイザーが、ご相談者様のお話をじっくりお聞きして、ご希望条件に沿って転職をサポートします。

転職方法に悩んでいる看護師さんにも、安心してご利用いただける転職サイトです。

転職の予定がなくても、これからのキャリアを考える上での相談だけでも受け付けています。

看護師は、やりがいのある素晴らしい仕事ですが、厳しい労働環境が多いと言われています。

そのため、長く続かず転職回数の多い看護師がいるのも実情です。

でも、看護師は社会にとって必要なお仕事。あなたを必要としている医療現場、患者さんたちがいます。

少しでも自分に合う職場を見つけて、長く、安定して働けるといいですね。

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