オーストラリア・パース在住12年、パース市内の公立病院一般内科勤務歴11年目の現役ナースKayが日本の病棟ではありえない!などのオーストラリアの看護事情をお届けしています。
筆者はパース市内の2大病院の一つで働いていますが、ベッド数は500床あまりですが敷地も病院自体もとても大きいんです。
こちらで働きだしてびっくりしたことは病院内にいろいろな乗り物が走っているのを見かける事でした。
今回は病院内で走っている乗り物についてご紹介します。
最近では国内線の空港などでも見かけることがありますね、そう、あのカートです。
筆者の病院では「バギー」と呼びます。

筆者の病院のバギーは3人掛けのシートが二列そなえつけてあり、病院の駐車場から希望する検査室や外来の受付、エレベーター前まで乗ることができます。

駐車場には張り紙があり、「歩くのが難しい方、補助が必要な方にはバギーサービスがありますので下の電話番号までお電話ください。」と書いてあります。
ちなみに営業時間は月曜日~金曜日の朝9時から夕方4時までだそうです。

患者移送用は主に駐車場から病院の外来検査室またはエレベーターまでですが、こちらの物品運搬用カートは病院中をくまなく走り、物品を補充してくれます。
大きさは幅がシングルベットくらいあるので、運転も難しそうです。
病棟は廊下に椅子や体重計やいろんなものが置いてありますし、患者さんもいるので事故のないように細心の注意を払って物品を運んでくださっているんですね。
病院内で自転車?と思うかもしれませんね。
私も初めて見た時は驚きました。
当直のCNS(クリニカルナーススペシャリスト:師長クラスのナース)は一人で幾つもの病棟を掛け持ちします。
場合によってはメインの棟の7階から別棟の2階まで移動しなければならない時もあるので自転車があれば移動もスムーズなんですね。
当直時間なら歩いている患者さんやスタッフも少ないので、自転車の方が早く無理なく移動できますね。

最後に病院内を走っているわけではないのですが、患者さんが退院する時に病院から家まで送り届けてくれるサービスもあることを聞いた時はびっくりしました。
患者さんの退院が決まるとお迎えがこない患者さんはこのサービスを予約すると使うことができます。
対象患者さんは自立歩行できる、または介助があれば車に乗れる患者さんで、寝たきりの方は乗ることはできません。
ちなみに無料だそうです。
いかがでしたでしょうか?
AIやロボット技術も進みつつある現代、自動配送者や自動患者移送マシーンなど導入されるのも時間の問題かもしれませんね。
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載