まさか私がこんなことになるとは!?ナースに聞いた「人生のターニングポイント」

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看護師として働いていると日々が忙しく流れていき、未来のことを考える余裕などないかもしれません。それでも、だいたいこんな人生を過ごしていくのだろうな…という予想はできるのではないでしょうか。しかし、時に思わぬ出来事が起こり、自分が思ってもみなかった未来に進んでいくこともあります。

今回は、そんな思わぬ方向に進んだ看護師のみなさんに、人生のターニングポイントについて伺いました。

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看護師2年目でまさかの休職。違う働き方を見つけた


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看護師になって3年経てば一人前になれると聞き、そこまではなんとか頑張ろうと思っていました。でも2年目の秋にうつ病で休職してしまいました。始めは傷病手当をもらいましたが、寮にいるのがつらく退職し、実家に戻りました。

3年も頑張れなかった自分。まだ一人前でもないのに休んでしまった自分。親に学費を出してもらい看護師になったのに挫折してしまった自分が情けなく、許せず、何度か死のうと思いました。それも今思うと病気だったのだと思います。

実家に戻り1年くらいしてから、小学校の頃の親友に再会しました。親友は地元で保育士になっていて「人が足りないから手伝って」と言われ、アルバイトに行くことになりました。
始めは朝起きて通うことも、子供の元気に付き合うのも、保護者の方と話すのもつらかったのですが、親友と保育園のマネージャーがいろいろ気遣ってくれたおかげで、少しずつ元気になりました。

病棟に戻りたい気持ちはあるのですが、たぶん今までのような急性期でバリバリ働いていくのは自分には合っていなかったのだと思います。だけどあの場所にいると、「新卒のうちは、とにかく我慢して勉強しなくてはいけない」という考えに固執してしまって抜け出せなかったと思います。

看護師だっていろいろな働き方を選んでもいいのだと、あの場所を離れた今は思います。
もちろんどの職場でも大変だと思います。今の保育園も楽なわけではありません。
ただ、死にたいと思うほど無理をする必要はないのだと思います。

この退職は逃げじゃなかった。仕事だけが人生じゃない。だけど仕事も大事なので、他とのバランスを取りながら働くという考えに気づけた機会になったと思っています。
もう少し元気になったら非常勤での病棟復帰を目指しています。

できちゃった結婚で退職。再び学生へ


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28才でできちゃった結婚し、退職しました。正直、仕事がやっと面白くなってきた時期でもっと働きたかったのですが、赤ちゃんがどんどん成長していくことに感動し、出産と育児に集中しようと退職しました。

そして、3年後に学校に通い直し、助産師資格を取りました!出産経験があまりにも感動して、「こんな仕事がしたい!」と思ったのです。

しかし、助産師資格を取るのは楽ではありませんでした。何よりきつかったのは実習ですね。夜間でも自分の担当している妊婦さんが産気づいたら駆けつけ、出産までどんなに時間がかかってもつきそいました。看護実習よりきつかったかも…?!
自分の両親と旦那と一緒に暮していましたので、家族には本当に支えてもらいました。家族の支えがなければ助産師にはなれなかったと思います。

ツライこともありますが、出産の現場で働けて幸せです。仕事も頑張っていますが、娘と一緒にいられる時間はいっぱい愛情を注いでています。もちろん夫にも。だって私に天職を知る機会をくれたのは娘と夫ですからね。

まさかのタイミングで親の介護に…


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私は新卒から同じ病院でずっと働いて、40代頭で「師長に」という声を頂いていました。そんな矢先、父が認知症となり介護が始まったのです。母は膝が悪く、介護をするには限界がありました。私は一人娘なので実家に戻ることになりました。

30代後半から婚活もしていましたがそれもあきらめて、とにかく仕事を辞めずに続けながら介護もやるという日々。前職からは退職金をしっかりもらえましたし、親には年金がそこそこ入りますが、私は「仕事にブランクを作ったら看護師に戻れなくなる」ということが怖くて、実家の近くの病院に勤務し、介護サービスも使いながら、仕事と介護の両方をはじめました。

しかし無理がたたって、もともと持っていた腰痛が悪化。そんな時、看護師仲間にすごくいいと評判の整骨院を紹介してもらい、夜勤明けに行ってみました。同僚からは「神の手」と聞いていましたが、本当にそのとおり。長年悩んできた腰痛が改善してきたのです。

さらにその整体で働く鍼灸師の男性に一目惚れ。ダメ元で食事に誘ってみたところ、あちらも私に興味を持ってくれていたらしく、おつきあいがスタート。こちらの家族の状況も理解した上で、今は一緒に暮しています。

介護と仕事の両立は変わらず大変ですが、父のおかげで出会えた縁です。人生って本当に何が起こるかわからないし、一見悪い出来事の中に良いことが混ざっていることもあるものです。

おわりに


人生のターニングポイントは、渦中にいる時はとにかく大変で必死なのかもしれません。ですが自分の気持ちを確認しながら、その時できることを頑張ることで、後悔のない選択ができるようですね。

もし、今大変な状況や辛い気持ちで過ごされている方がいるとしても、後になってみれば、そこがターニングポイントになる可能性もあります。今は大変だと思いますが、希望を忘れずに、自分の心との対話をしながら、後悔のないように進んでくださいね。

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