熱中症の時季がやってきた!看護師がおさえておきたいポイント

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今年の関東はいつもより大分早い梅雨明け!
梅雨が明けると起こりやすくなるもの、そう、「熱中症」の患者さんの増加です。

お仕事の中ではもちろん、看護師自身も気をつけたい熱中症。
熱中症を予防&迅速に対処できるように、この記事でおさらいしておきましょう!

<目次>
過去の熱中症の実例、状況
熱中症の症状
熱中症が起こったときの対応
熱中症を防ぐポイント

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過去の熱中症の実例、状況


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熱中症がよく起こる季節は「5月の猛暑日」、「梅雨の晴れ間」、「梅雨明け」、「お盆」の4つとされており、特に暑さが本格化し始める梅雨明け以降は、熱中症が本格化する時季といっても過言ではありません。

温暖化や、都市化によるコンクリートの増加で地球の気温は上がっており、一昔前より熱中症は起こりやすくなっています。熱中症で搬送された人は年間で5万人を超え、受診も28万人以上というデータもあります。

また、見落としてはいけないのは、気温が高くなくても、湿度が高い場合にも熱中症は起こるということです。冷房を何も使用していない部屋に30分いたら熱中症になったという事例もあります。天気予報を常にチェックし、熱中症の外来に備えましょう。

熱中症の症状


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そもそも熱中症とは、以下の通りに定義されています。
●高温で湿度が高い環境に、身体が対応できないことで生じる障害の総称

蒸し暑い中で活動していると、身体に熱が発生します。通常であれば汗をかくなどして身体が体温を調節しますが、体内に水分や塩分が不足していると体温調節がうまくいかない…これが熱中症です。

<症状>
●めまいや顔のほてり、頭痛は熱中症のサイン
●筋肉痛や筋肉のけいれん
●汗のかきかたがおかしい
●体温が高い、皮膚の異常
●呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
●自分で水分補給ができない

熱中症が起こったときの対応


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病院の外で熱中症と思われる症状に出くわしたら、「FIRST」で対応しましょう。

●Fluid(液体)
できればスポーツドリンクなど、塩分や糖分が入っているものを飲ませます。
意識がないなど、自分で水分補給ができない場合は搬送されるまで無理に飲ませてはいけません。

●Ice(氷)
衣服をゆるませ、氷や冷たいタオルで冷やします。
うちわや扇子などであおぐのも有効です。

●Rest(休憩)
風通しのよい、涼しい場所に移動させましょう。

●Sign(兆候)
15分ほど経ったら、症状が悪化していないか確認します。

●Treatment(治癒)
応急処置で改善しなければ、直ちに病院へ搬送します。

熱中症を防ぐポイント


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熱中症を防ぐために普段から気をつけたいことや、外に出るときの注意点を確認しておきましょう。

●普段から気をつけたいこと
1. 水分、塩分をこまめにとる
喉が乾いてなくても水分をとる習慣を身につけておきたいところです。塩分は、スポーツドリンクはもちろん、食事で味噌汁など塩分の多いものを摂取することでも補えます。

2. 睡眠をしっかりとる
眠るときにもエアコンや扇風機をつかい、通気性と速乾性のある寝具を使うのが望ましいです。眠っている間の熱中症にも気をつけましょう。

3. 気温と湿度を常に気にかける
自分が今いる場所の気温や湿度を常に気にかけ、冷房をつかう、風通しを良くするなどの工夫をしましょう。

●外に出るときに気をつけたいこと
1. 飲み物を持ち歩き、こまめに休憩をとる
ペットボトルや水筒を持ち歩き、休憩時にすぐに飲めるようにしておきましょう。

2. すずしい衣服や冷却グッズを身につける
帽子を被って直射日光を避けたり、速乾性のある素材の服を着て汗がこもることを避けたりします。冷却シートも持っておくと安心です。首元など、太い血管が身体の表面を通っている箇所を冷やすと効果的です。

3. 熱中症指数を気にかける
テレビやWebなどの天気予報で、熱中症の危険度をあらかじめ確認しておきましょう。最近は携帯型の熱中症計も販売されています。

【参考URL】
公益社団法人 東京都医師会 「熱中症情報」
https://www.tokyo.med.or.jp/citizen/heatstroke

一般財団法人 日本気象協会 「熱中症ゼロへ」
https://www.netsuzero.jp/

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