看護師として、母として頑張るママナースの皆さん。仕事に育児に奮闘する忙しい毎日の中で、ときには失敗をして落ち込むこともあるでしょう。
ナースときどき女子では、そんなママナースの皆さんに向けて、先輩ママナースの子育て奮闘記を紹介するシリーズを開始。
リアルな先輩ママナースの体験談には、がんばるママナースの励みになるエピソードや両立のヒントがいっぱい。
第一回では、ママナースが子供の成長を実感し、ほっこりした瞬間のエピソードを取り上げてみました。今後の子育ての参考に、ぜひチェックしてみてください!
子どもが3歳を過ぎ復職した私。保育園の前で「ママ~!」と泣いていた息子も今は5年生に。
保育園も小学校も参観日にはほとんど行けず、運動会や学芸会がやっと。子どもには寂しい思いをさせてしまったな、と思います。
しかし、小学5年になると息子が急に、「学校に来ないで」と言い出しました。母親といるのがハズカシイらしく、休日の買い物にも決して付き合ってくれません。
手がかからなくなったのは助かるけど、今度は私が寂しい!でも、今さら虫がよすぎるかな…。
ある日、息子が家庭科の宿題で自分でカレーを作ると言い出しました。慣れない手つきで野菜や肉を刻んだり、炒めたりの悪戦苦闘にハラハラしましたが、手出しは無用と言われ、ぐっと我慢。完成したカレーは普通の味でしたが、私と夫はちょっとオーバーに「美味しい!美味しい!」と喜びました。
すると息子は夫に向かって「ぼくはパパとは違って、料理のできるお父さんになるから」と言うのです。どうやら私が夜勤の日、夫が夕飯をコンビニ弁当で済ませていたのを見ていたようです。。
さらに息子は私を見て、「ぼくは結婚してから、“いい大人のくせに何もできない”なんて言われたくないから」と続けました。それは、私の口グセでした…!
私と夫は思わず顔を見合わせてしまいました。
でもその後、「ぼくが手伝うから、ママがお仕事でもパパは休んでていいよ」と皿洗いまでしてくれたのには思わずほっこり…。
保育園の前であんなに泣いていた息子が、親を思って今、お皿を洗っているなんて・・・。隣の夫の目もウルウルしていました。
子どもの成長と観察力ってすごいです。
初めての赤ちゃんに手こずり、育児も仕事も大変だった私を、ほっこりさせてくれた言葉があります。
私は初めての出産の後、夜間の授乳がなくなって昼夜のメリハリがついたら、職場に戻ろうと思っていました。でも、寝グズリが激しく、寝つきも悪いうちの子。授乳の後はずーっと抱っこでゆすり、やっと寝たと思ってお布団に寝かせると号泣!
授乳が終わっても、私はなかなか休ませてもらえず、常に不眠状態に。職場復帰どころか体調を崩してしまい、泣きたくなりました。
そんな時、母が私に言ったんです。
「あらあら。この子はママが大好きだから、離れたくないのね。」
聞けば、私も赤ちゃんの頃、ぐずってばかりで母を困らせていたとのこと。そして私も、母にベタベタの甘えん坊だったのです。
母の言葉に、心がほっこりしました。
そして私は焦ってばかりで、子どもの思いなんて考えていなかったことに気づきました。
踏ん切りをつけるために、病院を退職することにしました。
我が子が赤ちゃんでいるのも今のうちだけ。のんびり過ごせばいいや、と思うと、子どもがぐずってもあまり気にならなくなりました。
すると、我が子の寝付きがほんの少しずつ良くなってきたようなのです。月齢のせいかな、それとも私の気持ちが伝わったのかな…?母親になるって深いんですね。
最近はよく動き回るようになったため、手も目も離せず、体力勝負ですが(汗)、この時期をタフに乗り越えられたら、職場復帰してもやっていけるかも…!と思うようになりました。
私は出産で病院勤務を辞め、しばらくは年子の長女と次女の子育てに専念していました。夫は介護士でシフト勤務をしています。
夫が夜勤の時、私は長女と生後間もない次女を1人でお風呂に入れていました。子どもを順番に入れたり洗ったりで忙しく、自分は大急ぎでシャワーで洗い流すだけ。夜も2人いっぺんにはなかなか寝てくれず、毎日寝不足でした。
ところが夫は「ママはいつも子どもとのんびりできていいよな~」と言うのです。
家事も育児もほぼノータッチ。苦労も理解されず、私はよく苛立っていました。
次女が生まれて半年が過ぎた頃、私は職場復帰を考えるようになり、予行演習しようと、子どもの入浴を夫に任せてみました。夫は「お風呂くらい簡単だよ。いつも入浴介助してるし」と余裕の発言。
しかし数分後、お風呂場から次女の絶叫と夫の叫び声が。慌てて駆けつけると号泣する次女を抱いた夫が泡だらけで立ち尽くしていました。長女も浴槽の中で泣きわめいています。
夫が自分のシャンプーしている時、お風呂のフタの上に寝かしておいた次女が寝返りして浴槽に落ちてしまったのです。
結局、私は正社員での復帰を断念。子どもたちを病院の託児所に預け、日勤のみのパートで働きはじめました。夫も少し家事に協力的になり、時々、驚くような失敗を起こしながらも子育てに参加するようになりました。
あれから3年。私は夜勤有りの正社員になりました。
今では子どもも成長し、夫もすっかり頼れるパパに。子どもたちが「おやすみなさ~い」と寝室に行ってしまうと、夫と二人で“ずいぶんラクになったね~”としみじみ語り合っています。
子どもが手を離れた今でも、夫は家事を手伝ってくれます。私も素直に“夫を労ってあげたい”と思えるようになりました。子どもたちが私たちを、親としても夫婦としても成長させてくれたのだと思います。
これからもいい時、悪い時、色々なことはあると思いますが、家族が健康でいてくれることが何よりの願いです。
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