「バイリンガル」とは、母国語以外に、他言語を自由に使う能力のある方を指します。例えば、日本語と英語、日本語と中国語などです。
現在、2020年のオリンピックを控え、世界各国から外国人観光客が訪れています。今や多言語対応可能な看護師は、日本全国でかなりの数、必要とされている状況と言えます。そこで、「バイリンガル看護師」だからこそできるお仕事を紹介していきたいと思います。
日本政府観光局の訪日外客数は年々増加しており、中には何度も日本を訪れているリピーター観光客も増え続けています。こういった状況は一見、看護師や医療関係者にはさほど関係ないようにも思えるかもしれませんが、旅行者が旅行先で体調を崩すことは珍しいことではありません。
また、国内には在日外国人もたくさんいます。皆さんが日本語が堪能とは限りません。そこで、多言語対応可能なバイリンガル看護師が、クリニックや病院にいてくれると、医療関係者、患者双方においてコミュニケーションが図れ、状況の理解や今後の説明など、安心して治療を施すことができます。
英語が堪能でなくても、単語を駆使してコミュニケーションができるという方も少なくないのではないでしょうか。しかし、現在日本を訪れている外国人観光客の内訳として、実は圧倒的にアジア圏の観光客が多いのが現状です。
中国語、韓国語が話せるバイリンガル看護師は、非常に求められていると言えます。他にも、タイやベトナムなどからの観光客も増えてきている昨今、英語だけじゃなく、アジアの言語を学ぶことも、スキルアップの良い機会になるかもしれませんね。
上記で説明したように、観光客の増加により、観光地で急患を受け入れる病院は必然的にバイリンガルの看護師を必要とします。もちろんバイリンガルである事が絶対条件ではありません。
例えば、米軍基地のある長崎県佐世保市を例にとると、駐留アメリカ軍の夫婦で奥様が妊娠すると、病院の施設が整った横須賀基地で出産するか、佐世保市の日本の産婦人科で出産するのか選ぶ事になります。そこで、日本の病院で出産すると決めた方には、基地内で駐留アメリカ軍を受け入れてくれる佐世保市内の一般の産婦人科を紹介しています。
そこの医師はもちろん英語が堪能。でも、妊婦さんや、新生児と多く関わるのは看護師や助産師です。海外で出産に不安がないはずがありません。そんな外国人妊婦さんと、患者さんの母国語でコミュニケーションを取れることは、心からの安心感につながると言えます。
地域によってさまざまな事例があると思います。アジア、インド、南米の方が多い地域もあります。その土地土地の現状にあった言語を操ることのできる看護師は、今も今後も必要とされていくはずです。
トラベルクリニックをご存知でしょうか?例えば、日本人が留学や渡航する際、国により予防接種が必要でそれを実施した証明書が必要になります。それを行っているクリニックの事です。基本的には、看護師に英語などのスキルを求めることは無いようですが、言葉がわかる、わからないでは仕事中も気分が違いますよね。トラベルクリニックでは、海外渡航前の予防・健康診断等から帰国後の体調不良の対応まで、海外に渡航される方等に必要となる医療サービスを提供しています。
これは名前の通り、空港に設けられた病院です。空港内で体調不良になった方、飛行機内で体調不良になった方、空港スタッフ等の対応を行います。こちらは、英語のスキル(TOEICスコア)が必要になる場合がありますが、さらにアジア系の外国語スキルがあると、就職に有利と言われています。
これは、自国で受けることが難しい医療や検診、美容整形等を求めて渡航された患者へ医療を提供する施設です。日本では現在、検診等を行っていますが、これも中国等のアジア圏が現在増えてきており、英語やアジア圏のバイリンガル看護師が、仕事上非常に必要とされています。また、採血等の検診で行う看護技術も磨いておきたいところですね。
今回は、一般的なクリニック・少し特殊なクリニック・メディカルツーリズムという比較的新しい医療の提供の仕方で必要な、バイリンガル看護師をお伝えしました。せっかく持っているバイリンガルというスキルを、この際存分に発揮して看護師ライフを送ってみてはいかがですか?
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