看護師が今年こそインフルエンザに感染しないために、日頃から気を付けること

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
3042_TOP_看護師が今年こそインフルエンザに感染しないために、日頃から気を付けること.jpg

https://stock.adobe.com/jp/


冬になると、毎年多くの人がインフルエンザを発病しています。発熱で病院を訪れる患者さんや、病棟でインフルエンザを発病する患者さんもいます。

熱のある患者さんと接する時には、マスク着用などの感染予防対策が必要です。インフルエンザにかかると肺炎などの合併症を引き起こす可能性もあるため、十分な注意が必要です。インフルエンザが流行する前に、日頃から体調管理を心がけることも大切です。

インフルエンザを予防するためには予防接種を受けることも大事ですが、日常生活において気をつけることも有効です。今回はその方法をご紹介します。

728_90_3.png



手洗いを行ってインフルエンザの感染を防ぐ


3042_1_手洗いを行ってインフルエンザの感染を防ぐ.jpg

https://stock.adobe.com/jp/


発熱中やインフルエンザ罹患中の患者さんと接した後は、必ず手洗いとアルコール製剤による手指消毒を行いましょう。指の間・手首・手の甲も忘れず、手の細かい部分まで石鹸で丁寧に洗うことで予防になります。

爪を短く切っておくことも、感染予防には重要です。また、インフルエンザの患者さんに使用した体温計、血圧計などの消毒を行うと、感染の拡大を防ぐことができます。休憩時には、殺菌効果のある緑茶を飲み、喉の乾燥を防ぐこともインフルエンザ感染予防につながります。

また、外出時のドアノブや手すりなどにもウイルスが付着している可能性がありますので、インフルエンザが流行している時期にこれらに触る時は細心の注意を払ってください。お店などの入口にアルコール手指消毒剤が設置されていることも多いため、使用するようにしましょう。

マスクを着用してインフルエンザ感染予防


3042_2_マスクを着用してインフルエンザ感染予防.jpg

https://stock.adobe.com/jp/


インフルエンザの感染経路は咳やくしゃみによる飛沫感染です。マスクを着用することである程度のウイルス感染を防ぎ、感染している人が他の人にうつしてしまうことを防げます。発熱がある患者さんやインフルエンザの患者さんには必ずマスクを着用してもらいましょう。

そして、インフルエンザの患者さんと接することが多い時期には、看護師もマスクを着用して感染予防に努めてください。

マスクの正しい装着方法としては、口と鼻をマスクで覆うようにぴったりと装着し、使用後は1回ごとに捨てます。また、普段から咳やくしゃみは他の人の方を向いてしない、マスクを持っていない時はティッシュなどで口と鼻を覆う、鼻水や痰を拭いたティッシュはすぐゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時は必ず手洗いをする、などが必要です。マスク着用は喉の乾燥を防ぐ効果もあります。


十分な睡眠と栄養バランスのとれた食事を心がける


3042_3_十分な睡眠と栄養バランスのとれた食事を心がける.jpg

https://stock.adobe.com/jp/


十分な睡眠と、栄養バランスが取れた食事をすることで体の抵抗力を高めることができます。主食、野菜料理、肉・魚料理、牛乳・乳製品、果物をバランスよく摂るように心がけましょう。

また、夜勤などの交代勤務で睡眠不足の看護師は、仮眠をとったりとゆっくり休養する時間も必要です。インフルエンザウイルスは免疫力が低下している時に感染しやすいため、体調管理が重要です。

適度な湿度を維持して喉の乾燥を予防


3042_4_適度な湿度を維持して喉の乾燥を予防.jpg

https://stock.adobe.com/jp/


室内の湿度と換気を心がけましょう。空気が乾燥すると喉も乾燥し、気道粘膜の防卸機能が低下するためインフルエンザにかかりやすくなるといわれています。乾燥しやすい室内では、湿度を50~60%と適切に保つことが効果的です。加湿器を利用したり、濡れタオルを室内に干したりして、調整しましょう。

人混みが多い場所への外出はなるべく控える


3042_5_人混みが多い場所への外出はなるべく控える.jpg

https://stock.adobe.com/jp/


インフルエンザが流行している時期に外出する時には、なるべく混まない時間帯を選び、人混みの多い場所に行くのは控えるようにしましょう。特に疲れを感じている時は、なおさらです。無理に外出してインフルエンザに感染してしまうと、病気休暇をとる必要が出てきてしまいます。

外出の際には、マスクを着用して感染予防に努めましょう。市販されているマスクには、プリーツ型や顔の形に沿った立体的な形のものなどがありますので、マスクを購入する際には自分に合ったタイプを選んでください。

インフルエンザが流行する前に予防接種を行う


3042_6_インフルエンザが流行する前に予防接種を行う.jpg

https://stock.adobe.com/jp/


日本は12月頃よりインフルエンザの流行が始まり、翌年の3月頃まで流行シーズンが続くといわれています。インフルエンザに感染すると肺炎や急性脳症などの合併症を引き起こし、重症化する可能性もあります。インフルエンザの流行が始まる前に、予防接種を受けましょう。

病院や施設などで働く看護師は、インフルエンザの予防接種を無料で受けられたり、病院や施設からの補助で通常より安く受けられたりする場合があるので、職場に確認しましょう。

インフルエンザワクチンには、感染しても発症リスクを抑える効果と、重症化を防ぐ効果があるとされています。

ワクチン接種後、抗体ができるまでに約2週間かかるとされています。病院などで働く看護師は、熱のある患者さんやインフルエンザの患者さんと接する機会が多く、一般の方よりもインフルエンザに感染する可能性は高まります。

インフルエンザが流行する前の11月頃にインフルエンザワクチンの接種を受けることおすすめします。

感染予防は、計画的かつ念入りに


3042_7_感染予防は、計画的かつ念入りに.jpg

https://stock.adobe.com/jp/


インフルエンザ感染予防のため、手洗い・マスク着用・咳エチケット・十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事・適度な湿度・人混みが多い場所への外出を控えることなどを心がけましょう。

また、インフルエンザの予防接種を計画的に行うようにしましょう。インフルエンザの流行が春先までと長期間になる場合もありますので、インフルエンザの予防接種回数は職場で相談してください。

万が一インフルエンザに感染した場合には病院を受診し、タミフル・リレンザなどインフルエンザ治療薬を服用してしっかり治しましょう。水分をしっかり補給して栄養の高い食事をとり、安静に休養してください。感染を広げないことも大切です。

この記事への評価をお願いします。

この記事を、友人や同僚におすすめする可能性はどのくらいありますか。

  • 可能性は全くない
  • 可能性は極めて高い

ありがとうございます。

頂いた評価をもとにいまよりもっと良い記事を
お届けできるよう頑張ります!