
看護師として仕事をしながら医療知識・技術をたくさん積んでこられた看護師さん。現状に満足せず、「もっと自分を磨きたい」と思われている方も多いでしょう。
看護師のエキスパートとして認定看護師・専門看護師も一つの道ですが、今回は、患者さんに寄り添った看護にプラスできるスキルが身に付く、4つの資格をご紹介します!
窓口などで「筆談ボードがあります」と書かれたプレートを目にすることがありますが、これは耳が聞こえない方とのコミュニケーションに使れていますよね。
健康な時なら、筆談での会話でも十分かもしれません。でも、体調が悪い時だったらどうでしょうか。もしかしたらボードに文字を書くこと自体難しいかもしれません。
こんな時、手話でコミュニケーションを取ることができる看護師がいたら、患者さんはどんなに安心することでしょう。また医療現場でもスムーズに処置を行うこともできますよね。
手話に関する検定には、手話技能検定協会をはじめとするNPO法人などが実施している試験があります。
今回は、手話技能検定協会主催の「手話技能試験」を紹介します。検定級は1級、準1級、2級、準2級、3級~7級までの9段階で、準1級、準2級、3級~7級は筆記試験のみですが、1級と2級は手話の実技試験があります。
初心者の方におすすめなのは、7級の五十音を基本とした指文字の読み取りの試験。会話はできなくても、指文字さえ覚えれば簡単な会話ができます。
手話は一気に上達ができるものではないですが、会話を楽しみながら勉強することで、身につく資格ですよ。
香りにはいろいろな効果があります。リラックス効果のほか、気持ちを高揚させる効果や免疫力をサポートする効果なども期待でき、幅広い用途で香りが使用されています。
アロマテラピーの知識があれば、患者さんの不安を和らげたり、前向きな気持ちで治療に向き合う支えになれるかもしれません。
アロマテラピーには、IFA認定メディカルアロマテラピーといった看護師さんが本格的に勉強する資格から、誰もが気軽に資格を取れる検定まであります。
まず始めの一歩として受けるなら、誰もが資格習得を目指せる日本アロマ環境協会が主催する試験がおすすめです。
香りテスト・精油基礎知識・精油プロフィール・アロマテラピーと健康学などの学科試験があります。こちらは医療用ではないですが、リラクゼーション効果で心身のケアを行なうことができますよ。
興味が持てたら、本格的な看護師向けのアロマテラピー試験を受けてみるのもいいかもしれません。
音楽療法士は、音楽によって患者さまの精神的ストレス解消・緊張をほぐす効果が期待できる療法です。歌を歌ったり音楽に合わせて体を動かすなど、認知症・自閉症・障がい者を対象にした精神面のケアに大きく役立っています。
この資格を取るには、日本音楽療法学会認定音楽療法士資格試験受験認定校へ入学し、専門教育課程4年間を修了した後に、学会認定の筆記試験・面接を受けます。
試験に合格することで認定音楽療法士(補)の認定を受け、その後3年間の実務経験を経た後、晴れて学会認定の音楽療法士になることが出来ます。
音楽を通して患者さまの笑顔を引き出すことができ、同時に看護師の立場から患者さまに接することもできるので、看護ケア・メンタルケアの両面からサポートできるようになりますよ!
今後の看護キャリア計画の中で、役立てるスキルとなるかもしれません。
フットケア認定指導士はただ患者さまの足の爪を切る・足の裏のケアをするだけではありません。糖尿病からくる足の血行不良や末梢神経障害などの状態を、患者さまの足に触れながら検査します。また、巻き爪・肥厚した爪などの手入れ方法を患者さまに接しながらアドバイスを行なうので、コミュニケーション力も身につきます。
足は体全体の健康のバロメーターにもなり、フットケアの重要性は高いものと評価されています。
日本フットケア学会が主催しているフットケア認定指導士の資格は、準看護師・看護師の資格を取得後3年間の実務経験が必要です。
フットケア基礎知識・専門知識・検査・ケアなどの認定セミナーを受講の後、筆記試験になります。資格取得後は5年ごとに更新と単位取得があり、生涯に渡り看護師としてのキャリアを積み上げていくことができます。患者様の役に立っている実感の持てる資格としておすすめです。
これらの資格は、絶対に必要というわけではありませんが、患者さまの笑顔を引き出すケアに役立つかもしれません。
あなたの看護スキルのひとつとして、取り入れてみてはいかがでしょうか。
※本記事は2014年11月時点での情報になります。
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