入職してから半年ほど経つと、これまでのようには新人扱いをされなくなってくるもの。看護師として一人で任される業務が増え、日々できることが増えるのはとても誇らしいことです。ただ、できることが増えるいっぽうで、実はいつまでも苦手で自信がないと思う業務はないでしょうか?
例えば看護の知識や手技、コミュニケーションの取り方など、分からないことや不安を「今さら聞けないし・・・」と抱えたままにしておくのではなく、それらを新人のうちに克服しておくことが、今後、看護師としてキャリアを積んでいくうえでとても大切です。
業務の不安要素を解消するためには、まずは自分が苦手だと感じている業務が何なのかを把握することからはじめましょう。それによって学んできた業務や手技を自分がどこまで理解し、理解できていないのかをあらためて確認できるだけでなく、看護師として今の自分がどこまで成長しているのか、また現場でどこまで通用するのかを知ることもできます。
わからないことを聞けるのは1年目の特権です。教わってから時間が経っていたり、実務でもあまり携わらなかった業務は定着しにくく、どうしても忘れがち。そんなときは放ったらかしにせず、同僚や仲のいい先輩看護師に聞くこと、相談することが重要です。
間違った知識で業務に取り組むとミスの原因になり、たった1つのミスが患者の生命を左右する恐れも。業務で「この手技って本当に合っているのかな?」「間違っていたらどうしよう……」と分からないことがあったら、「今さらプリセプターには聞けないし……」と二の足を踏まず、即解決していきましょう。
もちろん、自信のない業務や手技は自ら復習を重ねてできるようにすることが大事。ベテランになってもそれは同じです。つねに復習と最新の看護技術、手技の習得を求められるのが看護師の仕事。苦手な業務から逃げる癖がつかないよう、新人看護師のうちから業務に対する苦手を解消する癖をつけておきましょう。「苦手だな」と感じた業務があれば、後で復習しやすいようにメモをとっておくことも忘れずに。
苦手なものは人それぞれです。何度もやっている手技なのになかなか上手くいかなかったり、手技に抜かりがなくても患者さんとのコミュニケーションに自信がなかったり。最初からすべて完璧な人は、そういません。
インシデントを招いてしまわぬ前に、自分の苦手な業務と向き合ってみてください。ポイントは、何かができないときに悲観したり自分に甘くしたりせず、まずはできない自分を受け入れる寛容さと前に進む強さを持つこと。そうすれば数年後の自分は、きっとデキる看護師にぐっと近づいているはずですよ。
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