「看護師の対応が悪い」と問題になることがしばしばありますが、逆にあまりにも患者さんの態度が悪く、「看護師だって人間だ」と思ったことはありませんか?患者さんの多くは感じ良く接してくれますが、明らかにそれはおかしい、と思うような対応を求めてくる人がいるのも事実です。現役看護師が「看護師だって人間だ」と思った瞬間や、態度の悪い患者さんに対してどのように対処すればいいか、例を挙げながら考えていきます。
あまりに頻繁なナースコールはついイラッとしてしまうかもしれませんが、それ以上に驚くような理由でナースコールを鳴らす患者さんには本当に困ってしまいますよね。
例えばトイレの介助が終わり、ベッドに戻って看護師がナースステーションに戻った瞬間に再度ナースコールを押して「そこの水取って」と言われたときなどです。
入院患者は心細かったり、寂しい思いをしている人が多いので、無意味にナースコールを押す人も少なくありません。寂しさからついコールを押してしまうというのはわからなくもありませんが、例えば水を取った数分後にまたナースコールを押し「ティッシュ取って」と言われ、そのまた数分後にまたナースコールを押される……といったケースもあるようです。さすがにこれは召し使いどころの話ではありませんね。
医師や看護師長など立場が上の人には素直に接するのに、新米看護師にはとても態度が悪い、という患者は意外と多いのだとか。一概には言えませんが、入院期間が長い患者ほどこうした傾向が強いようです。新人看護師に対してパワハラまがいの暴言を吐き、看護師が泣き出してしまう……ということもあるそう。
同じ看護業務を行っているにもかかわらず人によって明らかに態度が違うと、思わずイライラしてしまいますね。特に新人に対して「看護師向いてないよ」と言ったり、「入院費を払っているんだからしっかり働け」といった暴言を吐く患者に対しては、「看護師だって人間だ」と思わざるを得ません。
中には看護師の容姿について侮辱したり、業務に関係ない部分を責める患者もいるようです。顔をはじめ、髪型がおかしい、背が低すぎるなど、見た目について侮辱された経験のある看護師もいるかもしれません。
看護師も患者も人間ですので、相性の良し悪しは少なからずあるでしょう。しかし容姿については看護業務とはまったく関係のないこと。セクハラが問題視されている昨今、このような発言は本当に控えてほしいものです。
態度の悪い患者への対応の仕方は、看護師によってもさまざまです。気の強い看護師はピシャリと一言物申すこともあるでしょうし、揉め事を好まない看護師は、笑顔で乗り切ってその場を去るという人も。
医師がきちんと対応してくれる病院では、「うちの看護師に不満があるならいつでも転院してください」と言ってくれるケースもあるそうなので、医師に相談してみるのも手かもしれません。また、看護師長を通して患者さんの家族に話をしてもらうと、ご家族から謝罪されることもあるとか。
自分はきちんと看護師としての業務を遂行し、患者さんにされたことや言われたことをメモなどで控えておき、上司に相談するというのがもっとも適切な対応でしょう。
あまりにひどい患者だと、事が大きくなって警察沙汰になってしまうこともまれにあります。こうした場合に備えて、医師や看護師長に相談したり、警察を呼ぶタイミングをマニュアル化しておくことも重要です。
看護師としてのキャリアを重ねるごとに、「看護師だって人間だ」と思ってしまうできごとを経験することが増えていくかもしれません。できればこのようなことは起きないことが望ましいですが、患者さんと接する中で避けて通れない場合もあります。。上手にやり過ごすスキルを身に着けて、ストレスなく業務をこなしたいですよね。同じ経験のある看護師もたくさんいると思いますので、「つらいのは自分だけじゃない」と前向きに考えて頑張りましょう!
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