皆さんは「6月病」という言葉をご存知ですか?
5月病はよく耳にするかと思いますが、6月病は知らない人も多いのではないでしょうか。6月病には新人だけでなくベテランの看護師さんもかかる可能性があるので、知っておいて損はありません。
今回は看護師の5月病・6月病に関するアンケート結果や実際の体験談も交えながら、その注意点や対処法をご紹介します。
6月病とは、文字通り6月頃にあらわれる心身の不調のことを指します。4月になると新生活が始まったり、異動などで職場や人間関係に変化があったりするでしょう。その変化に対応できず、体のバランスを崩してしまうことで5月病になってしまうとされています。
しかし、5月を過ぎ「5月病にならずに済んだ!」と思って気が緩み始める頃、今度は6月病に注意が必要です。
研修やオリエンテーションを終えて5月に本格的に現場に配属になる職場は多いでしょう。そんな忙しい5月が過ぎ、6月に疲れが出てしまうのです。
この時期は梅雨に突入して湿度が高くなることもあり、何かと体調を崩しやすいことも原因のひとつと言われています。
6月病とはどんな不調なのかがわかったところで、6月病のチェックをしてみましょう。精神面・身体面に分けたチェックリストを見ながら確認してみてください。
以下のような症状があったら6月病かもしれません。あなたはいくつあてはまりますか?
■精神面
・仕事に行きたくない
・やる気が起こらず何もしたくない
・外出や気分転換をしようという気になれない
・イライラすることが増える
・不安や焦りがつのり、気持ちが休まらない
■身体面
・疲れが取れない
・仕事の前や仕事中にめまいがする
・頭痛やだるさを感じる
・なかなか寝付けない、何度も目が覚める
・食欲がない
「ナースときどき女子」で行ったアンケートによると、「5月病・6月病かもしれない」と感じたことのあるナースは8割近くにのぼり、そのうち身体面・精神面の両方に不調があったという人は6割を超えていました。
6月病になると無気力な状態が続き、わけもなくイライラしたり焦ったりといったマイナスの感情が強くなるだけでなく、睡眠の質が落ちて疲れが取れないなど身体面でも不調が現れます。
仕事のパフォーマンスに影響が出ることもあり、職場での予期せぬミスにつながってしまうことも考えられるのです。
続いて、看護師が実際にかかった6月病の体験談をご紹介します。
・自分の能力と求められることの差にギャップを感じ、不安や焦りを感じることが多くなった
・職場に行くのがつらく、仕事を休みがちに……
・なかなか眠れない日が続き、ハードな仕事の影響で勤務中に突然倒れてしまった
新人の頃は特に、自分の能力と求められるレベルがあまりにも違うと感じ、本当に看護師としてやっていけるのかと不安に感じる人も多いようです。不安をため込んでしまうと職場に行くのがつらくなり、次第に仕事を休みがちになることも。
また、心身のバランスが崩れ、勤務中に突然倒れてしまう人もいます。そうなる前に、自身で不調にいち早く気づき手を打つ必要があるでしょう。
新人だけでなく、異動や転職といったライフステージの変化を経たベテラン看護師も6月病に要注意です。6月病の対処法や予防策として、次のようなことを試してみましょう。
・疲れをためない
・休みの日は好きなことをしてリフレッシュする
・家族や友人と話す
・快眠グッズで睡眠の質をアップ
6月病の対策としては、心身の疲れをためないことがとても大切です。半身浴やストレッチでリラックスし、夜は早めに就寝しましょう。また、快眠グッズを利用して睡眠の質を高めるのも効果的です。
休みの日は外に出て気晴らししたり、家族や友人などと話したりすることで、ため込んでいた気持ちを発散できることもあります。
おすすめは、看護師以外の友達と過ごす時間を持つことです。違う職種の人と一緒に過ごすことでお互いの刺激になり、さまざまな視点で物事をとらえられるようになるでしょう。
今自分が置かれている状況も客観的に見つめることができ、気持ちも前向きになる可能性が高いです。
心身の不調が続くときは、2週間を目安に様子を見てみましょう。いろいろな方法を試してみても心身の不調が改善されない場合は、病院を受診するのもひとつの方法です。
また、日ごろからストレスや疲れをためないような工夫をしておくと、6月病の予防につながります。上手にリフレッシュして6月を乗り切りましょう。
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