私は新人看護師です。MRI検査では、磁波の影響があるため輸液ポンプなどはクランプして外しますが、CT検査の場合も同様なのでしょうか?
調べると、撮影する部位の金属類は外す旨は書いてありました。たとえば脳を検査する場合、腕に点滴が入っていても検査部位には写り込まないので検査はできますか?
循環器系や鎮静に影響が出るものを投与している場合は、患者さんがCTの機械内に入ってもルートの長さが確実に足りることを確認したうえで装着し、検査を実施します。
そのほか、メイン点滴のようにクレンメの操作でコントロールできる場合は、輸液ポンプを外すこともあります。頭部だけでなく消化器系のCTであっても、ME機器がCTの機械内に入ることはありません。
こんにちは。私は、集中治療室で勤務する看護師です。
集中治療室の患者さんには、多くのME機器が装着されています。その場合、どのように画像検査に行くか一緒に勉強してみましょう。
CTの場合は、撮影にかかる時間がほかの検査と比較し、短時間で終了することが多いです。
2分以内に撮影が終わることが多く、造影CTでも10分はかかりません。このように短時間で検査が終わる場合は、輸液ポンプを装着している患者さんであってもME機器を外して、クレンメ操作による輸液投与を実施することがあります。
これは、移動時にできる限り軽い状態で移動することのほか、ベッドに差し込むタイプの点滴棒の場合は、患者さんの頭側にME機器を装着することになるため、ME機器が頭部に落ちるといった万が一の事故のリスクを減らすことが目的です。
しかし、メインの点滴にKClの混注やインシュリンを混注している場合は、循環器系や血糖に及ぼすリスクがあるため、輸液ポンプを装着して検査に行きます。それ以外に、プロポフォールをシリンジポンプではなく輸液ポンプで投与している場合も輸液ポンプを装着したまま検査に行きます。クレンメ操作では正しくプロポフォールを投与できず、鎮静が浅くなり検査台からの転落や挿管チューブの自己抜管といった事故を起こす可能性があるためです。
シリンジポンプについては、基本的にルートの延長を実施した状態で、シリンジポンプを稼働させながらCT撮影を行います。微量で投与実施している薬剤を急にOFFにしたり、手でコントロールしたりしながら投与することは困難だからです。
集中治療室の場合は、シリンジポンプと輸液ポンプを載せて患者さんと一緒に移動できる架台があります。しかし病棟の場合は、このように多くの輸液を投与しながら検査に行くことは少ないのではないでしょうか。
まず、投与している薬剤が、循環動態に大きく影響するかどうかを考えましょう。万が一、過剰に投与してしまっても重大な事故につながらないようであれば、輸液ポンプを外していくと良いと思います。
もしその判断ができないときは、輸液ポンプを装着した状態で検査出しをする方が無難だと考えます。この際には必ず電源コードを持っていきましょう。検査中や検査後の帰室までの間に、輸液ポンプが止まってしまうことがあるためです。
つづきは、こちらからお読みいただけます。
CT検査時に輸液ポンプは外して行くのか知りたい
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【イラスト】
中山有香里
看護師?イラストレーター。著書に「ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術」「悲しいくらい人に聞けない看護技術」(メディカ出版)
Twitter:@musashi_0303
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