看護師マガジン
2019.11.13
サラリーマンときどき男子のハルオです。
vol.3ということで、早くも半分!引き続きどうぞよろしくお願いします。
早速話がそれますが、先月の台風はみなさん大丈夫でしたか?私の実家も直接の被害はありませんでしたが、避難勧告が出されてました。
こんな時だからこそ、家族や親戚や知り合いには積極的に連絡するようにしてます。同じく家族に連絡を取り合ったという方も多いのではないでしょうか。なるべく早く日常が戻るといいなと切に願います。
さて、そんな話の後に唐突で恐縮ですが、今回は看護師妻とサラリーマン夫の生活実態に迫っていきたいと思います(誰得)
こんな生活を送る人もいるんだ、そういうこともあるんだ程度にご覧いただけると嬉しいです。
「共働き」「妻が看護師」といっても世間一般の生活様式と特段変わりはないかと思いますが、大きく異なるのは「夜勤があるかないか」だと思います。
その他の小さな違いとしては
・出勤時間が早い(日勤の場合)
・勤務が不規則、休みが不定期
・休みや夜勤明けでも委員会や勉強会がある(病院によると思いますが)
くらいかなーと思います。そんな変わらないと言いつつ、割とある…
そんなこんなで生活しているうちに、朝の時間を無駄にしないために前日にできることは終わらせておくようになりました。
また、私が朝の家事(朝食の片付け、洗濯干し)をするというルーティーンも出来上がってました。奥さんが日勤の時は出勤時間が結構早かったので自然とそうなった感じです。
洗濯は、子供が生まれるまでは毎日まわすわけではなかったですし、うちは朝はパン食なので片付けといってもたかが知れてますけどね。
ここからは、奥さんが夜勤の時、夫(私)は何をしていたのか?という、奥さんはおそらく知り得ない、加えて夜勤の時にしか現れない生物『ツマガヤキンジダンナ』の生態にいよいよ迫っていきましょう。
決して口外されることのない、人類の謎ですよ。
■『ツマガヤキンジダンナ』の生態
・夜ご飯はジャンクな外食
(基本外食しないのでここぞとばかりにお小遣いでジャンクな物食べてた)
・外では飲まないので家でアルコールをあおる
(証拠は翌朝隠滅)
・ソファーで寝落ちして夜中の2時くらいに目が覚めてベッドへ
(リビングで寝ると奥さん激おこなので夜勤時しかできない)
・朝の家事は滞りなく終える
(夜勤明けの奥さんに怒られないように慎重に)
奥さんの夜勤中は、基本的には誰にも指摘されずに好き勝手にやれる時間(ただし義務は果たす)なので、普段奥さんがいる時にはできないことをしてました。
寝落ちとかも、「あぁー眠い。意識が遠のく……でもベッドじゃないしなぁ…でも眠気に勝てない……Zzzz」という奥さんには理解できないであろう瞬間を楽しんでました。
人類においても非常に稀な生物『ツマガヤキンジダンナ』の生態は決して口外してはいけません。私との約束です…!
実際の家庭生活においてどんな分担で何をしているのか?について、もっと具体的に紹介していこうと思います。
最初に断りを入れさせていただきますが、こういう家庭内の話って全てを伝えきれるわけじゃないので、参考程度に読んでいただければと思います。
■旦那
・皿洗い
・ゴミ捨て(新しいゴミ袋のセット含)
・風呂掃除
・トイレ掃除
・シンク掃除(クレンザーで毎日)
■奥さん
・料理
・部屋掃除
・洗面所掃除
・台所掃除
■半々(手が空いたほうがやる)
・洗濯をまわす、干す
・買い物(平日は奥さんがほとんど)
こんな感じですが、家事負担は奥さんのほうが重たくなってしまってるのかなと思います。そして私の知らない今流行りの「名もなき家事」もあるんだろうと思います。
特に、我がトレジャー(娘)が生まれてからはさらに増えてると思います。いつもありがとう(汗)
■娘が生まれてからの奥さん
・離乳食準備
・離乳食を食べさせる
・ミルクをあげる
・寝かしつけ ……etc
なので、必然的にパワーバランスは奥さん>私になってます。
そこに反論の余地もないですし、仕事より家事育児のほうが大変と身を持って体感し理解してます。
奥さんの負担が増えないよう、お互いやると決めたことは履行し、プラスαで奥さんの逆鱗に触れないように努めて生活するのみです。
さて、ところがです。そんな生活を意識し注意してる身であっても、火の粉は出るもの。むしろ自分から火の粉を作ってしまうということが世の中にはあるんですよね。哀しいかなニンゲンダモノ。
特に、「情報の共有」については非常にセンシティブな奥さん(奥さんに限らず世の女性もだと思いますが)に、しっかりとした申し送りが出来てないととってもやばいんですよね。ホントに。マジで。
例えばこんなケース
・出張があることは伝えていたが、日数の共有漏れ
・休日出勤の時間
・急な飲み会の終わり時間
いやそれ当たり前やろ!と世の中の女性陣、奥様方に一斉に突っ込まれそうですが…
共有できてないことで、問題が起こる。あるいは困るなんてことは私も想像できますし、理解してるんです。でも、起きてしまった。申し訳ない。謝るしかないっていう。
元来、女性のようにマルチタスクに出来てないという言い訳も用意はしてるんですけど、おそらく甘えがあるのかもしれないですね。
「仕事で俺も大変だからちょっとは大目に見てよ」と。
「会社で共有共有うるさく言われて家庭でも同じようにやるのはしんどいよ」と。
そんなこと売り言葉に買い言葉ですし、元はといえば私が共有してないから怒られるわけなので、絶対口にしたりはしないですけどね。
そしてお互い話し合いをした結果、スケジュールの共有アプリを入れるということに今は落ち着いてます。共働き世帯は絶対に入れることをオススメします!
探すといっぱいあると思うので、アプリを入れて伝え漏れとか言った言わないとかの不毛なやりとりは減らせると思いますし、男の甘えも少しは減るかもしれません。
(それでも起こってしまう時は起こってしまうので、きつくは怒らないでね)
以上、これが我が家の生活についてですが、共働き世帯も当たり前の世の中になりつつありますし、お互いへの理解って必要だなと改めて思いました。
みなさんからも「我が家はこうしてる」とか「うちはこう工夫した」とかあるとハルオもうれしいです。
願わくば、共働き世帯がストレスなく、平穏無事な日々を送れますように。それでは!
【イラスト】
gaamiii
https://www.instagram.com/gaa_miii/
【「奥さんは看護師」バックナンバー】
■vol.1 ~出会いから結婚まで~
https://kango-oshigoto.jp/media/article/2509/
■vol.2 ~結婚・妊娠・出産の際に話し合ったこと~
https://kango-oshigoto.jp/media/article/2517/
【ハルオ プロフィール】
看護師を妻に持つサラリーマン。
看護師のいる家庭のリアルや、サラリーマン目線で見る看護師について発信している。
ブログ:奥さんは看護師.com
Twitter:@haru_Ltd
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