看護師免許証を紛失してしまったら、どのような対応をすれば良いのでしょうか。看護師免許証は、保健所で再発行できます。免許証は日常的に持ち歩いている必要はありませんが、就職や転職、更新の際に必要になるため、紛失しないように保管しておきましょう。このコラムを読んで、看護師免許証を紛失したときの手続きやなくさないためにできることを確認してみてください。
看護師免許証は、就職や転職の際に必要になります。日常的に免許証を持ち歩く必要はありません。また、基本的に更新することもなく、ずっと使い続けられます。ただし、住所や氏名が変わったときは更新手続きをしなくてはいけません。
看護師の仕事を行うには免許が必須です。そのため、雇用主は免許の確認をします。もし、提示を求められたときに看護師免許証を紛失していたら、働き始めるのが遅くなってしまうでしょう。それどころか、採用を取り消される場合も。そうならないためにも、就職や転職するタイミングでは、免許証が手元にあるかの確認を必ず行いましょう。そして、もし紛失してしまっていたら速やかに再発行の申請をしてください。
日常業務に関しては、看護師の免許証を持ち歩いていなくても、特に支障はありません。しかし、就職・転職するときや更新手続きを行うときには困ってしまいます。
免許証を紛失したときに困ることを見ていきましょう。
就職や転職の際には、免許証を提示しなければなりません。免許証がない場合、採用が取り消される恐れがあります。もし、病院側が免許証を提示できるまで入職を待ってくれたとしても「免許証を紛失するような人なんだな」と思われ、第一印象は悪くなってしまうでしょう。そうならないように、免許証の所在を常に確認しておくことをおすすめします。
もし、採用されたあとに免許証を紛失していることに気づいたら、入職予定の病院に連絡しましょう。すでに再発行手続きをしていて、まだ手元に届いていない場合も同様です。交付のお知らせ通知や免許証の登録番号などで対応してもらえることがあるので、確認してみましょう。
住所や氏名が変わったら看護師免許証の更新手続きを行いましょう。更新をせずに働き続けていると、免許証の内容に虚偽があるということになります。再発行の申し込みから手元に新しい免許証が届くまで3~4か月程度かかるので、紛失に気がついたらすぐに手続きをしましょう。
免許証を再発行する手続きを面倒に感じる人もいます。書類を作成して保健所まで足を運ぶのは大変です。また、新しい免許証ができたことを知らせる通知書が届いたあとに、再び窓口まで受け取りにいかなくてはなりません。面倒な手続きを行いたくないという人は、免許証をしっかり保管しておきましょう。
看護師免許の再発行の申請場所や手続きに必要なものをご紹介します。
看護師免許の再発行にかかる期間は3~4か月程度です。就職や転職しようと思ったときに免許証を紛失していると、新しい勤務先に提示できずに困ってしまいます。そのため、看護師免許証は普段から保管場所を確認すると良いでしょう。そうすれば、免許証を紛失する可能性が低くなります。たとえ、紛失してしまったとしても余裕をもって再発行の手続きをすることができるでしょう。
看護師として就業中であれば、勤務先を管轄している保健所に申請します。離職中であれば、住民票のある地域を管轄している保健所で申請する決まりです。
手続きに必要なものは以下の6つです。
1.再交付申請書
保健所の窓口で交付している書類です。事前に厚生労働省のWebサイトからダウンロードしておくこともできます。
2.戸籍謄本(戸籍抄本)または住民票
市役所または区役所で発行できます。再発行の際は、半年以内に発行した戸籍謄本(戸籍抄本)か住民票を提出しましょう。住民票の場合は、本籍の記載が必要不可欠ですが、個人番号は必要ありません。市区町村によってはコンビニ交付サービスを提供しているところもあるので、確認してみましょう。
3.手数料
手数料の3,100円を収入印紙で用意します。郵便局や法務局で購入可能。なお、氏名や住所が変わったことで再発行と更新を同時にする場合は別途、収入印紙で1,000円必要です。
4.身分証
保険証や運転免許証、パスポートなどを持っていきましょう。
5.印鑑
シャチハタではなく、印鑑を使用します。
6.免許証の再交付に関する調査及び意見書
各保健所で担当者によるヒアリングのもとで作成されます。自治体によっては事前にダウンロードが可能なところもあるので確認してみましょう。
破損の場合は、これらに加えて破損した免許証のコピーが必要です。免許証番号や発行年月日が分からない場合は本人確認があります。勤務先や卒業校などを尋ねられることがあるため、すぐに答えられるようにメモしておくと良いでしょう。就業先に破損前の看護師免許証のコピーがあれば、持っていくことをおすすめします。
免許証が出来上がったら、お知らせ通知が自宅に郵送されます。受け取りの際に必要なものは以下の3つです。
1.免許証交付のお知らせ通知
2.身分証
3.印鑑
受け取り方法は、窓口か郵送を選べます。郵送を希望する場合は、切手を持参しなくてはいけません。料金は保健所によって異なるため窓口で確認しましょう。
本人以外でも受け取りは可能ですが、代理人への委任状が必要です。委任状は事前に用意し、代理人に渡しておきましょう。委任状は市役所または区役所のWebサイトでダウンロードが可能です。
再発行後に紛失した免許証が見つかった場合は、5日以内に保健所へ紛失していた免許証を返しましょう。看護師として就業中であれば勤務先を管轄している保健所へ、離職中であれば住民票のある地域を管轄している保健所へ返納します。
返納の際に免許証返納書を提出しなくてはいけません。免許証返納書は保健所で受け取り可能です。なお、5日を過ぎてしまった場合は遅延理由書を提出しましょう。こちらも保健所でもらうことができます。
免許証を紛失してしまうと手続きが大変なので、そもそもなくさないようにしましょう。ここでは、免許証を紛失しないためにできることをご紹介します。
免許証の保管場所は固定してそこから動かさないようにします。たとえば、棚の引き出しに入れるなら、「2段目の右側」と決めておくと良いでしょう。そして、何があってもその場所を変えません。
看護師免許証は日常的に持ち歩く必要のないものです。更新や再交付の手続きがない限りは持ち歩かないようにしましょう。もし、何らかの事情で持ち出したとしても用事が終わり次第、すぐにもとの保管場所に戻します。
免許証をほかの書類や賞状と一緒に入れておくことは避けましょう。書類や賞状に紛れてしまい、見つからなくなる恐れがあります。たとえば、ノートに挟まったまま持ち出してどこかで落としてしまう可能性もゼロではありません。
免許証のコピーがあると、職場に提示できます。そのため、転職先から「採用するにあたって免許証を確認したい」と言われても、対応が可能です。そのあとで再発行した本書を再び見せれば手続きはスムーズに進むでしょう。
看護師の免許証は、日常業務で提示するものではありません。また、自宅に保管していても持ち出す機会が少ないので、存在を忘れてしまうこともあるでしょう。しかし、急に必要になった際、手元にないと困る場合があります。そのため、看護師免許は紛失しないようしっかり管理してください。少なくとも、しまっている場所は常に把握しておくことが大切です。そして、ほかの書類や賞状と分けてすぐ取り出せるようにしておきましょう。
ただ、どれだけ厳重に管理していても、予想外のミスで看護師免許証が紛失する可能性はあります。そのときは、すぐに保健所で再発行の手続きを済ませましょう。申請から実際に発行されるまでは3~4ヶ月と時間がかかります。本当に必要なときに「紛失しました」ということがないよう気をつけましょう。
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