過酷な医療現場で看護師として働きながら、暇を見つけて勉強するのはとても大変です。このコラムでは、看護師が働きながら効率良く勉強が進められるよう、時間を決めてやる方法やノートを活用する方法などいろいろな勉強方法を載せています。ほかにも、看護師経験別の勉強方法についてや認定看護師についても紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
看護師の方が忙しいなかでも、効率良く勉強する方法をご紹介します。
担当するの患者の既住歴を見て、実際に看護対応をしながら事例にあてはめていくと、身につきやすくなります。そのときポイントになるのが、気になったらすぐに調べること。忙しい業務のなか、後で調べようと思っても実際には調べようと思っていたことすら忘れてしまいます。スマホですぐに調べられるほか、あらかじめお気に入りの医療アプリをダウンロードしておくと便利です。
1日20~30分でも、勉強する時間を決めて短期集中型にすると、効率良く毎日勉強を続けることができます。決めた時間は勉強に集中して終了の時間がきたら、スパっと勉強を切り上げることも大切です。
忙しい看護師にとって5分、10分の隙間時間で勉強することも大切です。いつ隙間時間ができるか分からないため、常にテキストやノートなど持っておくと良いでしょう。隙間時間にテキストを何度も読むことによって内容を理解し身につけることができます。テキストを読む際に悩んだり考えたりするほどじっくり読む時間はないので、目を通す程度にはなりますが、それでも何もしないよりは有益な時間となるはずです。
分からないことを先輩に聞いて教えてもらう勉強方法もおすすめです。先輩は、「何が分からないのか」や「何が不安なのか」など具体的に言ってもらった方が指導しやすいでしょう。また、「これが見たい」「こうしたい」と口に出して聞くことも大切なことであり、実際の作業を先輩や指導者に見てもらって指導を受ける方法もおすすめ。指摘されたとこや教わったこと、アドバイスなどはしっかりメモに残しノートにまとめることが大切です。
仕事で新しく学んだ知識や技術を、その場でしっかり覚えることが大切です。しかし、一気に覚えられる知識量には限界があります。そのため、仕事中にメモしておいて、帰宅したらすぐ復習するようにすると身につきやすくなるでしょう。ミスについても同じで、帰って反省するようにするとミスを起こしにくくなります。
キャリアを重ねると勉強内容も変わります。そこで、どんなことをポイントに勉強すれば良いのかをご紹介します。
新人看護師の勉強方法は基本的に、予習と復習をすることです。予習は、資料や教材に目を通しておき、繰り返し読むことで理解も深まると考えられます。復習は、「新しく覚えたこと」や「注意されたこと」など日々あったことをできるだけメモしておきます。ただ、業務中のメモは簡単に書いてしまっていることもあるので家に帰ったら、どのときにメモを残したかを思い返しながら、その日のうちにノートにまとめましょう。
ブランクのある看護師の勉強方法は、復習が中心になります。しかし、医療は常に変わっていくものです。そのため、場合によっては新しいことを覚える必要があります。1度、看護学生時代のノートや教材、資料を見返し振り返っておきます。業務をこなしていくうえで、違いや分からないことがあったら、先輩看護師に聞いても良いですし、ネットで調べるなど、疑問に思ったことは、その日のうちに解決しておきましょう。職場で開催されている講習会や勉強会にも積極的に参加することで、さらに理解が深まります。
6年以上働き続ければ、ベテラン看護師といえるでしょう。ベテラン看護師はキャリアアップに向けた勉強を始めると良いかもしれません。自身の臨むキャリアアップのために必要な教材を揃え、繰り返し読んでみましょう。過去問題集などで自分の知識や理解度を確かめるのもおすすめ。
病院内での昇進を目指したり、新しい資格を取得するための勉強を始めるには良い時期です。
看護師は、新しい医療知識を習得しながら日々の忙しい業務をこなしています。質の高い看護ケアを提供するためには、毎日の勉強が欠かせません。以下で、テキストを使った勉強方法を紹介します。
どんなに薄くて分かりやすいテキストでも、肝心な部分が抜けていたのでは何度読んでも必要な知識は得られません。また、そのような信頼できないテキストでは、勉強にも身が入らないでしょう。すべて網羅してされていて信頼性が高く、かつ薄いテキストを選ぶことが上手に勉強するためのコツです。信頼できるテキストであれば、勉強にも身が入ることでしょう。
看護師のキャリアアップに向けた試験でも、「これさえやっておけば大丈夫」と定評のあるテキストがあるはずです。そのような信頼できるテキストを、何度も読んで徹底的にコンプリートすることが有効な試験対策になります。また、資格試験に臨む際にはおおよその出題傾向がつかめるようになるまで、過去問題と向き合うことがポイントです。
分厚いテキストを使う勉強は、非効率だといわれています。その理由は、終わりが見えないことに嫌気が差し、途中でテキストを放棄してしまいがちであるため。おすすめの勉強法は、できるだけ薄いテキストを完全にコンプリートすること。コンプリートできれば、勉強が面白くなるのでまた次のテキストに取り掛かれます。
また、難しくて最初は理解できないようなテキストでも、3回ほど繰り返して読んでいるうちに全体像がぼんやり理解できるようになるでしょう。難しいと思って考え込んで読むのではなく、さらっと読み流すことが大切。よく「あの人は頭が良い」という表現をしますが、記憶とは頭の良し悪しではなく、反復することで頭に定着していくものなのです。
1日に「何時間」と決めるのではなく、「どこからどこまで」や「単語を〇個覚える」などというように勉強する量を決めるようにしましょう。時間で決めてしまうと終了時間まで机に座っていることが目標になり、集中力が途切れたときにダラけてしまい勉強内容がほとんど身につきません。時間をかけて勉強を頑張っているのに結果が出ないと気持ちが落ち込み勉強が嫌になってしまいます。集中して取り組めるよう、達成できる無理のない量を決め勉強をはじめましょう。慣れてきたら少しずつ量も増えていくと考えられます。こうすることで、力が身についてることが実感できるでしょう。
認定看護師になるための勉強方法と注意点について解説していきます。
<日本看護協会が指定する教育機関の入試対策>
認定看護師を目指す上で、1番の難関といわれているのが日本看護協会の指定する教育機関への入学です。なかには合格率が5割、あるいはもっと低い難関校もあるでしょう。全国の都道府県にある教育機関ごとに試験内容が異なるため、志望校についてしっかりリサーチして出題傾向をつかんでください。
【教育機関の入試対策】
1.教育機関の入学試験の出題傾向をつかむ
入学試験の特徴は教育機関によって異なるため、闇雲に勉強しても合格できません。しっかりリサーチし、出題傾向を知ることが重要です。
2.募集要項を入手する
志望する教育機関の募集要項を入手しましょう。
3.募集要項のスケジュール・試験方法を確認
募集要項を入手したら日程や試験会場、アクセス方法など見ておきましょう。各試験の時間配分と試験科目の確認します。ほとんどの教育機関で筆記試験・小論文・面接を実施しています。教育機関によって出題範囲や試験問題が違うので、志望校にリサーチのうえ対策を立てることが重要です。過去問題などを公開している学校もあります。公開されている過去問題を解けば出題傾向が見えてくるでしょう。各教育機関の合格基準や配点の確認をしましょう。教育機関のなかには、合格基準や配点を公開していないことがあるので、その場合はほかの教育機関を参考にしましょう。
認定看護師になるための教育機関には、6カ月以上通う必要があります。そのため、勤務先の協力が欠かせません。病院によっては支援制度を設けていることがあるので、上司に相談するようにしましょう。
教育機関の学費は100万円ほどかかります。入学前に授業料を前納するケースが多いので、マネープランをしっかり組みましょう。
認定看護師の支援制度を設けている病院も多いので、どのようなサポートが受けられるかどうか確かめましょう。教育支援制度や資格取得サポート制度などさまざまな支援制度があります。勤務している病院によって支援する内容や規約は違いますので確認が必要です。病院で設けられている支援制度を最大限に活用しスキルアップ・キャリアアップを目指しましょう。
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