患者や医療従事者の「あったらいいな」を実現し支援している企業

2022.8.16

便利な世の中になった現代においても、医療機関にて患者や医療従事者が不便に感じることは少なからずあります。

本記事では、そうした不便さを解消するためのサービス提供や製品を手掛けた企業に注目しました。業務の効率化を図りたい方や、画期的な製品について興味のある看護師の方は、ぜひ記事の隅々までチェックしてみてください。

目次

株式会社エムイーエックステクノロジーズ

時代に見合った医療費決済のカタチを実現させるべく、2004年に「医療費あと払い」サービスを開始した、株式会社エムイーエックステクノロジーズ。利用者の要望を踏まえ、さらなる利便性の向上と機能面の進化に力を注ぎ、画期的な取り組みを通して医療業界を支えています。

診察後すぐ帰れる「医療費あと払い」

▲画像提供:株式会社エムイーエックステクノロジーズ

医療機関でよく取り上げられる問題の1つとして、受診後の患者の会計待ちをする時間が長いのではないかと言う声が聞かれます。実際に、利用患者数の多い医療機関や休診日の前後などはそうした待ち時間が長いことが多く、患者の不満は募ってしまいがちです。

患者のそうした不満を生むことなくスマートに医療費決済ができるよう、同社は2004年に「医療費あと払い」サービスを開始しました。外来向けと在宅向け、オンライン・電話診療向け、薬局向けにそれぞれの不便さを解消する画期的なサービスを提案しています。

たとえば外来向けサービスでは、患者が事前に会員登録を行い、受診後に医療機関の窓口であと払いする旨を申し出ることで、会計を待たずにすぐに帰宅できる便利な仕組みとなっています。
これまで会計の待ち時間が長く、体調が優れない中で呼び出しを待っていた患者にとっては、心待ちにしていたサービスなのかもしれません。

キャッシュレスで現金を持ち歩かずに済むのも魅力でしょう。支払い方法は口座振替に加え、大手通信キャリアでの決済も可能なため、選択肢が広がります。

また、在宅向けサービスでは訪問時に患者から現金回収していた医療費をあと払いにすることで、集金業務や事務作業の手間を省けます。督促も代行してくれるため、負担を軽減できる点も注目すべきポイントでしょう。
患者としても、現金の準備や払込みが不要となり、金融機関の制限がないことでどなたも利用しやすく好評を得ています。

同サービスを導入する医療機関や薬局の規模は年々拡大しており、その理由として立替払いで未収対策が講じられることや、医療業務を分散化できること、時間外診療でも活用できることなど多数のメリットが挙げられます。
患者だけでなく、医療機関にとっても業務効率化や負担軽減を図れる同社のサービスは、対応にあたる看護師の方の働き方を見直すきっかけに繋がるかもしれません。

詳細情報

株式会社ムトウ

創業して100年以上もの長い間、総合医療機器商社として数々の最先端機器を提供し医療業界を支えてきた、株式会社ムトウ。長年培ってきたノウハウと、医療機関との確固たる強い繋がりによって事業のネットワークを広げ、近年は海外にも進出。医療機器のエキスパートとして、その活動の場を広げています。

▲画像提供:株式会社ムトウ

「WiSM プラスチックガウン 親指フックタイプ」

医療現場で使用するポリエチレン製のガウンは、さまざまなシーンで活躍します。
同社が手掛けるプライベートブランド製品である「WiSM プラスチックガウン 親指フックタイプ」も然り、このタイプの製品は救急外来やICUといった緊急を要する重症患者の処置時のほか、嘔吐物や排泄物の処理にあたるとき、内視鏡の洗浄をするとき、分娩介助時などあらゆるシーンを想定して開発されました。

主に、患者の血液や体液、排泄物による衣服の汚染を防ぐ目的の製品のため徹底した作りとなっており、そうした水分を一切通しません。感染リスクをしっかり排除できます。

注目したいのは、袖口が親指フックタイプとなっていること。手袋を装着後に同製品の袖口を親指に引っ掛けて着用することで、着用中のズレ上がりを防ぎます。こうした袖口の形状によって、手袋とガウンの隙間ができにくくなり、ひいては汚れや感染対策にも繋がります。
医療行為によっては、袖口がズレ上がってもなかなか袖口を触ってガウンを正すことを許されない場面があることでしょう。そうしたストレスとは無縁のアイデア製品だと言えます。

また、同製品はエンボス加工が施されているのもポイントです。静電気によって体にガウンがまとわり付くのを防ぎ、快適な着脱と着心地を実感できます。
腰部分で結ぶ紐は、引っ張ると簡単に切り取れる仕組みになっており、使用後は素早く廃棄可能です。
焦ると固結びになり力任せで腰紐を切ることが多かった方にとって、こうした使う側の立場に立った工夫の凝らし方に好感がもてることでしょう。
同製品を使用することで、これまでの煩わしさから解放され、従来の医療業務にしっかり集中し専念できるかもしれません。

安井株式会社

印刷業として創業した後、印刷事業をはじめ発泡スチロール事業やメディカル事業など多岐にわたって事業を展開している、安井株式会社。時代の変化に伴う顧客のニーズに応えるべく、さらなる技術開発とサービス品質の向上を目指した活動を行い、地域社会に寄与しています。

発光するコードレス鈎「コウプライト」

▲画像提供:安井株式会社

開腹手術時には、無影灯等の手術用照明灯を当て、術野を明るく照らしますが、切開部分があまりにも小さく狭い場合は、なかなか術野深部まで光が届きにくく、やりにくさを感じてしまう場面も多々あることでしょう。

そうした手術時のもどかしさを解消するべく開発されたのが、発光するコードレス鈎「コウプライト」です。これまで、術野を照らすために無影灯の向きを頻繁に調節したり、額にヘッドライトを装着したりして対応してきた術者にとって、待ちに待った画期的な製品と言っても過言ではありません。

同製品は、コードレスLED照明が搭載されているのが特徴です。たとえ切開部分が狭い場合でも、3万ルクス以上の光を放ち、ピンポイントで深部にまで光が届く設計となっています。
透明プラスチックを採用した先端鈎部は、状況に応じて付け替えが可能で、発光方向も5種類の先端発光タイプと3種類の背面発光タイプを展開。術者の見たい部分をしっかり照らせるよう種類も豊富に揃えています。

また、本体部分にアルミニウムを、先端鈎部に透明プラスチックを取り入れたことにより、軽量化や非通電を実現させました。
これまで金属素材で接触部位の視界が閉ざされていた問題についても、同製品の場合はプラスチック製のため視認性が高く、術者のストレスを生みません。

こうした現場の声やニーズをもとに作られた製品は、医療従事者にとって快適かつスムーズに医療行為にあたるための大切なツールとなります。
同社のように、課題解決のために開発された製品が広まることによって、今後の医療技術が進歩していくのかもしれません。

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