1週間の医療ニュースをまとめてお届け!『看護のお仕事ニュース』(2020年9月11~16日)

2020.9.18

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医療・介護系のニュースを1週間分まとめ、要約してお届けする『看護のお仕事ニュース』。
最新のニュースをサクッと知れるように随時更新していますので、ぜひチェックしていくださいね。
今週1週間分のニュースはこちら!

病院3団体、7月の医療施設経営状況を報告。患者数はやや増えつつあるものの想定より少なく、医療体制の維持のために支援が必要だとした

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参照元:赤字病院、5~6月も増加
(週刊高齢者住宅新聞Online)

【3行要約】
・新型コロナの影響で、受診控えが続いている。病院の赤字割合は6月期は67.7%に登った。(有効回答数1,459病院中)
・7月期は4~5月の受診控えよりは戻っているが、大きく戻っているわけではないので、病院を動かしていくための資金が足りず厳しい、という声が上がっている。
・自己判断で病院にかかるのが後手になってしまう患者さんが増えないとも限らない。今後の政府の支援があるかどうか、注目が集まる

 
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介護職・福祉職に支払われる新型コロナ対応への慰労金、拡充が求められる

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参照元:
介護職の慰労金、20万円の対象期間拡大を 自治体の関係者が要請
(JOINT)

【3行要約】
・新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者が発生した事業所の職員に、条件次第で最大20万円の慰労金が渡される。(発生していない事業所の職員にも5万円が支給される。
・対象期間は、都道府県内で新型コロナウイルスがしてから6月末までの間。
・しかし、今でも感染は続いており、区切りが6月末なのは不公平なのでは?という意見が上がっている。

看外来の求人は今後さらに少なくなるかもしれない。オンライン受診やセカンドオピニオン件数が伸びる

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参照元:国立循環器病研究センター、「CLINICS」を活用した病院長外来「オンライン・セカンドオピニオン」を開始
(PR TIMES)

【3行考察】
・看護師のキャリアの1つに「急性期系病棟で働き看護経験を深めたあと、夜勤のない外来へ進む」というものがある。が、今後は外来求人自体が減少しそうだ
・大病院は入院や手術に集中できるよう、紹介状なしの外来には紹介料を取るようなルールになった。
・クリニックもオンライン算定数が3倍に伸び、またセカンドオピニオンもオンラインでできるような体制が整いつつある。看護師の転職先に影響をあたえる可能性が高い

最近聞く「ヤングケアラー」とは? 埼玉県が全国に先駆けて支援をスタート

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参照元:令和2年度第1回埼玉県ケアラー支援に関する有識者会議
(PR TIMES)

【3行要約】
・家族の介護を担う18歳未満の若者を「ヤングケアラー」と呼ぶ。障害のある親や兄弟、祖父母の介護のために介護を行う人たちのことだ。
・自分のことは二の次にせざるを得ない彼らは、遅刻したり、提出物の期限が間に合わなかったりと挫折経験を重ねているという
・成蹊大学教授の澁谷氏が中心となって実態調査と支援活動を行い、今年3月末には埼玉県が全国に先駆けて支援に乗り出した。少子高齢化社会の中で知っておきたい、解決が急がれる課題の1つである

 
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