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スタッフと連携してサポート。「利用者さまを尊重し、関係性を築くことが重要です」訪問看護師インタビュー・近藤 茜さん

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在宅医療の最前線で活躍する訪問看護師へのインタビューシリーズ。今回は「株式会社ビーネ ポップケア訪問看護ステーション」に勤務する近藤 茜(こんどう あかね)さんを取材。訪問看護のやりがいや大変さ、思いについて伺いました。

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プロフィール
近藤 茜(こんどう あかね)さん

「株式会社ビーネ ポップケア訪問看護ステーション」(兵庫県)勤務。看護学校卒業後、京都府内にある市立病院の総合内科に約5年勤務した後、2020年7月より現職。趣味はドライブや岩盤浴をすること。旅行も好きで、旅先でダイビングをするなどアクティブに活動している。

目次


■患者さまの性格や生活を詳しく知ることができる訪問看護師に興味がわいた
■看護師歴5年で訪問するのに不安もあったが、先輩スタッフのフォローで乗り越えた
■関係性を築けるのがやりがい。利用者さまを尊重するのが重要
■訪問看護を目指すのに遅いも早いもない。入職してから学べる環境




患者さまの性格や生活を詳しく知ることができる訪問看護師に興味がわいた


——現在の職務内容について教えてください。

業務は、利用者さまの服薬管理や状態観察、入浴介助、ストーマ交換、点滴、創傷処置、排便コントロールなどさまざまです。利用者さまは高齢の方がほとんどで、病院勤務の頃よりパーキンソン病や多系統萎縮症など難病を患っている方が多い印象ですね。

——訪問看護師になるまでの経緯を教えて下さい。

看護学校卒業後は、京都府内にある市立病院の総合内科に5年勤めました。主科は、総合内科、泌尿器科、耳鼻科的と処置をすることが多く、ストーマ交換などで患者さまの生活に合わせて指導する場面もありました。そこで患者さま一人ひとり生活に合わせたケアをしたいと考えるようになったんです。もともと訪問看護師という働き方に興味があったので、訪問看護師に転職しようと思いました。

——訪問看護師に興味を持ったきっかけはなんですか?

患者さまの退院時に、在宅の処置について訪問看護師の方と相談することが何度かありました。たとえば酸素が必要な方にHOTを導入するかどうかといったことです。その相談のなかで、訪問看護師が患者さまの性格や生活を詳しく把握しているのに感心し、訪問看護師という働き方に興味が湧くようになりました。

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看護師歴5年で訪問するのに不安もあったが、先輩スタッフのフォローで乗り越えた


——訪問看護師になるのに不安はありましたか?

ありました。当時、訪問看護師になるのは病院で数十年勤務したベテランの看護師のイメージで、私の5年という勤務歴は短く経験不足だと感じていたんです。特に、業務にオンコール対応があったこともあり、1人で対応する機会が多く、自分の判断で対応しきれるか不安がありました。
入職後は、先輩スタッフに何回か同行してもらって処置の仕方を教えてもらいました。また、困ったことがあっても事務所で管理職に相談することができ、先輩スタッフがフォローしてくれる体制があったので、不安の解消に繋がりましたね。
実は転職の際、待遇よりも職場の雰囲気を重視していたんです。当ステーションはチームワークが良いので転職して良かったと思います。


関係性を築けるのがやりがい。利用者さまを尊重するのが重要


——訪問看護師のやりがいはどんなところですか?

利用者さまと関係性を築いていける点です。現在担当している利用者さまは、曜日を決めて毎週訪問している方が多いんです。そうして定期的に訪問している利用者さまからは「来てもらえるだけで嬉しい」「楽しみにしている」と言っていただくこともあり、関係性を築けていると実感します。また、毎週訪問していると変化にも気付けるようになり、利用者さまの生活に合わせたケアがしやすくなるんです。たとえば薬の管理にしても、1週間セットにしておく、飲む日付を書いておくなど、利用者さま一人ひとりに合わせて創意工夫ができます。

過去担当したがんを患っている利用者さまで、2週間に1回の化学療法をしている方がいらっしゃいました。その方は症状が良くなかったこともあり、精神的にも塞ぎがちで、私たち訪問看護師のことも「状態を見に来るだけ」と考えているようでした。しかし、毎週訪問するうちに、その方は少しずつ心を開いてくださって「来てくれるだけで気が晴れる」と言っていただけるようになりました。状態を看ながらケアや話をし続けただけで、特別な工夫をしたわけでないのですが、しっかり関わり続けることの重要性を実感する経験でした。

——訪問看護師の大変なところはどこですか?

利用者さまやご家族のこだわりを尊重しなければならないところです。たとえば、薬の場所が分からないほど利用者さまのお部屋が散らかっていても、ご本人にとってはその状態のほうが都合が良いこともあるため、一人ひとりに合わせた対応をしなければなりません。特に、関係性を築く途中では利用者さまのこだわりを見逃さないようにしたいですね。
利用者さまによっては事前に情報が必要な場合があるため、先輩スタッフとを共有するようにしています。

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訪問看護を目指すのに遅いも早いもない。入職してから学べる環境


——これから訪問看護師としてどんなことに力を入れていきたいですか?

先輩には何十年も病院で勤務してきたスタッフもいて、知識や経験の差を実感することもたくさんあります。先輩を見習ったり、勉強したりして成長していきたいです。
また、利用者さまは高齢の方がほとんどなので、私の年齢だと訪問するだけでも「若い子から元気をもらえる」と言っていただくことが多いですが、元気を与える以外にもできることを増やしていきたいです。

——訪問看護に興味がある看護師へ⼀⾔お願いします。

訪問看護師になるのに遅い、早いということはあまり関係ないと思います。私も「看護師歴5年目で訪問看護師は早い」「訪問看護の経験がない」と考えていましたが、先輩スタッフの力を借りながら働けています。働きたいと思ったなら一歩踏み出してチャレンジしてほしいです。

——ありがとうございました。

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