言葉は聞いたことあるけれど、詳しくはわからない…そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、認定看護師や専門看護師の資格を持ち、活躍している方にお話しを伺いました。
認定看護師は、比較的知っている、会った事があるという方が多いかもしれませんね。
認定看護師になるためには資格習得が必要で、5年ごとの更新もあります。
救急看護・皮膚・排泄ケア・集中ケア・緩和ケア・がん科学療法看護・がん性疼痛看護・訪問看護・感染管理・糖尿病看護・不妊症看護・透析看護・手術看護・乳がん看護・摂食/嚥下障害看護・小児救急看護・認知症看護・脳卒中リハビリテーション看護・がん放射線治療看護・慢性呼吸器疾患看護・慢性心不全看護・新生児集中ケア
患者様やご家族などにより専門的な看護ケアを実践する。
看護師に対し、より充実した看護のための指導を行える。
また、相談を受けることができる。
情報:日本看護協会http://www.nurse.or.jp/
「糖尿病は闘病生活がずっと続きます。治療を受け、自宅でケアを続けるのは大変なこと。しかし、ちゃんとケアせず血糖のコントロールがうまくいかないと、血糖値の上昇による様々なリスクが高まってしまいます。
患者様のフットケアをしながらですと、リラックスした状態で患者様のお話を聞くことができ、タッチングする中で症状にも気づけ、対処法をアドバイスすることができます。
また患者様との触れ合いや学んだ知識などを、看護職員に共有したり、教えるたりすることにもやりがいを感じています。
病院の中で、専門に特化した知識を持っている人がいる。そのことで、患者様の安心や相談しやすさ、看護職の知識向上や不安解消につながっていければと思っています」
専門看護師も看護協会の資格で、習得するためには条件があり、5年ごとの更新もあります。
こちらは日本看護系大学協議会も携わっていて、認定看護師とは教育機関が違います。
がん看護・精神看護・地域看護・老人看護・小児看護・母性看護・慢性疾患看護・急性・重症患者看護・感染症看護・家族支援・在宅看護
種類だけを見ると、認定看護師と重複しているような気もしますよね。
認定看護師は21種類と細かく分けられ、専門知識と技術を臨床の場で患者様に対し発揮します。
専門看護師は11種類に分かれており、専門知識と技術を施設内のさまざまな場所で、総合的にマネージメント力として発揮します。
「精神看護の専門看護師です。入院環境はご自宅と違い不安や不便が多くあると思います。
科目を限定せず、入院中の患者様やご家族の声をヒアリングして、知り得た患者様の情報を看護師やドクターなどに伝え、治療の向上に取り組んでいます。
また教育研修では、病気は身体だけでなるものではなく、精神状態も治療に大きく関わるということを伝えています。
さらに日々、多くの悩みや不安を抱えながら看護に取り組む看護師の心のケアも、病院にとって重要なことだと捉えています。看護師から相談を受けることで、看護師のメンタルヘルスケアの促進につながります。
それが、チーム医療をより円滑にし、且つ、患者様のQOLの向上につながっていくのではないかと考えています」
現在、看護師の業務範囲を拡大する検討が行われています。これにより看護師が行える業務範囲が拡大し、より迅速で充実した医療へつながっていく可能性があるとされていますが、一方で、問題視する声も多くあがっています。
【特定看護師】は医師の指示の下で、看護師が今より多くの医療行為をできるようになるという資格制度で、2015年10月より研修制度が始まります。
一方で【診療看護師】の教育制度も日本NP協議会が推進しています。こちらは、医師の指示なく看護師が判断をして、決められた範囲内の医療行為ができるようになるというもの。
海外ではナースプラクティショナーがすでに活躍していますが、日本では医師の指示なく看護師が医療行為を行なうことが法で禁じられており、まだ見通しは立っていません。
少子高齢化や看護師不足が叫ばれる中、看護師の業務範囲の拡大の必要性は高まっていますが、まだまだ課題が多いというのが現状。
看護師に過度の負担がかからず、充実した医療を行える環境づくりについて、多くの議論がされてよりよい看護環境になっていくといいですね。
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