遠隔サービスによって効率的かつ自由度の高い健康支援をしている企業

2021.3.18

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目次

◆はじめに

ITと医療の融合により、新たなサービスが続々と登場してます。時間や場所に制約されないサービスであれば、サービスを利用する側はもちろん、提供する側の負担も大幅に軽減できるでしょう。今回は、医療・健康に関する遠隔サービスの普及に努めている3社を紹介します。遠隔サービスに関心のある方は、ぜひ読んでみてください。

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◆ライフログテクノロジー株式会社とは

「健康寿命を太く、長くする」をミッションに掲げる、ライフログテクノロジー株式会社。健康管理に必要な情報をスマートに記録するためのアプリの開発・提供や、法人向けに自社開発AIを活用した技術の提供などをしています。同社は、食事や体重、血圧、血糖値などの健康データを、AIなどのテクノロジーを用いて数値化。医療従事者ら健康を管理する側の手間を削減し、精度の高い健康支援の仕組みを構築しています。また高齢者住宅や介護サービス、病院、スポーツジム・ドラッグストアなどのライフログデータの活用によって、既存サービスの向上や新規事業創出にも挑戦しています。

◆食事・運動・体重管理アプリ『カロミル』

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▲画像提供:ライフログテクノロジー株式会社

『カロミル』は、食事や運動、体重など、バイタルといった、健康に関する情報を簡単に記録できるアプリです。PFCバランスが一目でわかるので、非常に過不足栄養素の管理がしやすくなっています。また1枚の食事写真からAIが自動で栄養素を解析し、記録することができます。食事メニューの登録数は、市販品から自炊品まで約10万品目あり、AIによる食事写真から栄養素を解析できる品目数は約2万品(一般的なスーパーやコンビニの取扱い品目数)ほどあります。記録の続けやすさから、患者の健康管理や、研究のため導入する医療機関・研究機関も増えています。

《カロミルアドバイス【法人向け】》

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▲画像提供:ライフログテクノロジー株式会社

『カロミルアドバイス』は、オンライン上で食事栄養指導を行うための指導者向けのツールです。保健指導や食事指導には、対面での継続した指導が難しい、栄養計算の手間がかかる、一人ひとりの食事内容の把握が困難といった課題があります。そこで同社は、オンラインで食事指導や栄養指導を完結できるシステムを実現。対面や電話でのやり取りが不要になるため、指導を受ける側は継続利用がしやすくなります。指導する側にとっても、AIの自動分析によって栄養計算の時間を削減できる、リアルタイムで食事内容を把握できるといったメリットがあります。保健指導の現場で導入が進めば、作業効率や指導効果がさらに向上するでしょう。

◆詳細情報

ライフログテクノロジー株式会社
https://www.calomeal.com/

◆ハッチヘルスケア株式会社とは

ハッチヘルスケア株式会社は、2人に1人ががんになるといわれる現代において、新たながんとの付き合い方を提案している企業です。主にHPVセルフチェックサービス「&Scan」の販売や、がん経験者のコミュニティサイト「tomosnote」の運営などを行っています。
同社は、開発したサービスが健全に運営されるよう、公正かつ中立的にサービスを評価する監修機関を外部に設置。さまざまな企業や団体、医療機関の協力を仰ぎ、サービスの精度を高めています。

◆HPVセルフチェック『&Scan』

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▲画像提供:ハッチヘルスケア株式会社

『&Scan』は、子宮頸がんの原因であるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染有無をチェックするための、がん早期スクリーニングサービスです。健康保険組合や企業での導入が進んでいます。

《子宮頸がんとは》

子宮頸がんは、子宮の入り口である子宮頸部から発生するがんです。その多くが、性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染が原因であるといわれています。最近は、子宮頸がん発症の低年齢化が進んでいます。

子宮頸がんは、がんになる前の異形成の時期には、特に症状はありません。進行すると、性交時の出血やおりものの変調、下腹部・腰の痛み、血便・血尿などの症状が現れます。

子宮頸がんは子宮の入り口付近に発生することが多いため、診察で発見されやすいといわれています。早期発見すれば比較的治療しやすいため、少しでも気になる症状がある場合、早めに婦人科を受診するべきでしょう。同時に、子宮頸がんの発生要因であるHPVへの感染の有無を早めに検査することも大事です。

◆「ひとりじゃない」経験を共有できる『tomosnote』

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▲画像提供:ハッチヘルスケア株式会社

『tomosnote』は、がん経験者向けコミュニティサイトです。がん経験者同士が、SNS上で思いや経験、情報を共有するための場所を提供しています。

サイト内には、乳がんコミュニティや希少ガンコミュニティといったがん種別コミュニティのほか、ペットのことを話すコミュニティや、仕事・お金の悩みを相談するコミュニティなど、さまざまなコミュニティがあります。そのため、同じ悩みを持つ方同士で打ち解けやすく、より的確なアドバイスを受けることも可能です。またがん経験者の体験談や、専門家監修によるがん関連記事なども掲載されています。

◆詳細情報

ハッチヘルスケア株式会社
https://www.hatch-healthcare.co.jp/

◆メロディ・インターナショナル株式会社とは

産科施設の減少に伴う通院負担や高齢出産のリスクなど、妊婦さんの周囲にはさまざまな問題が発生しています。そこでメロディ・インターナショナル株式会社は、赤ちゃんの健康管理を遠隔で行うプラットフォームや医療機器を製造・開発・販売、そして医療と健康をICTによって支え、妊婦さんが安心して出産できる社会の構築および、医療従事者の負担軽減を目指しています。

◆周産期遠隔医療プラットフォーム『Melody i』

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▲分娩監視装置iCTG/画像提供:メロディ・インターナショナル株式会社

同社は、遠隔で医師と妊婦さんをつなぐ、周産期遠隔医療プラットフォーム『Melody i』シリーズを開発しました。

『分娩監視装置iCTG』は、胎児心拍計と外側陣痛計の2つのトランスデューサからなるモバイル分娩監視装置です。小さくて持ち運びがしやすいので、妊婦さんはいつでも陣痛測定や胎児の心拍測定などが行えます。データはリアルタイムで送信されるため、医療機関側も母子の状況把握がしやすく、忙しい時間の合間を縫った効率的な運用が可能です。オプションで分娩監視装置集中管理システム「Central i」を導入すれば、複数の患者データを、リアルタイムで同時に監視できます。また『iCTG』で計測されたデータはセキュアなデータサーバに保存されるので、データの保管・管理がしやすいといったメリットもあります。

◆海外での活動

同社は、発展途上国・新興国を中心とした海外においても、高度な周産期医療の普及に努めています。

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▲海外計測風景/画像提供:メロディ・インターナショナル株式会社

《事例:タイ・チェンマイにおけるリファラルネットワークの開発》

タイ北部のチェンマイでは、開発が進む都市部と農村部の医療格差が広がっています。そこで同社は、チェンマイの母子死亡率を下げるべく、実証事業を実施。チェンマイ大学病院を合わせた25の公立病院に『iCTG』を導入し、LINEを使った医療従事者間で胎児のデータを共有できるリファラルネットワークを構築しました。その結果、農村部にある産婦人科医がいない19の公立病院で分娩監視装置を使った妊婦健診が可能となり、リスクが認められる妊婦さんは、上位病院の医師の指示により、早めに搬送がなされ、母子の命を救うことが出来る様になりました。また、搬送中のデータも搬送先の病院と共有され、到着後のよりスムーズな措置が実現しています。すべての母子が安心して出産できるよう、妊産婦遠隔医療プラットフォームの開発および普及を目指しています。

◆詳細情報

メロディ・インターナショナル株式会社
https://melody.international/

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