仕事
2021.4.8
キャリア・スキルから仕事と家庭の両立、人間関係まで、さまざまな看護師さんのお悩みに「看護のお仕事」キャリアアドバイザーが答えるコラム「お悩み相談室」。キャリア・スキル編Vol.1では、2つのエピソード「辞めなくてよかった」「希望の職場をあきらめないで」をご紹介。常勤と日勤のみとで異なる職場環境で働くHさんと、シングルマザーで収入アップと子育てとの両立を目指し、転職を決意したMさんのお悩み、そして決断とは…。
普段、私たちは
「もっとこうだったら」
「なんでこうじゃないんだろう」と
他の何かと比較して、
現状の不満を言ったりしてしまうものですよね。
でも、本当にそれを失ってみてはじめて、
今までの居場所がかけがえのないものだった
と気づいてしまうこともあるものです。
さて、今回は、一般病院に3年勤める
Hさんのお話をご紹介します。
最初にご相談を受けた時、
ご希望を伺うとHさんは、
「〇〇じゃないところ」、「〇〇はしないところ」
という言い方をいくつもされました。
このまま、転職先をご紹介しても、
Hさんが納得いく転職はできないのではないか、
そう感じた私は、まずはじっくりと
Hさんの“現状の不満”を
お伺いすることにしました。
すると、様々な不満のすべてが
実はひとつの起因につながっている
ということに気づきました。
それは、
日勤のみの看護師さんと
夜勤可能な常勤の看護師さんが
はっきりと二分している、
ということでした。
子育て中の看護師さんからご相談をよくいただきます。
たいへんなお仕事をしながらも、
子育てや家事をこなすバイタリティは
本当に素晴らしいと思います。
けれども、お子さんが小さいうちは、
夜勤、時間外、長時間勤務などがネックになりやすく、
職場選びに苦労する方が多いのも現状です。
今回ご紹介する35歳の看護師Mさんも、
希望の職場を見つけられずに悩んでおられました。
Mさんは出産を機に退職して子育てに専念していましたが、
シングルマザーになってからは、
3歳のお子さんと二人暮らしになり、
生計を立てるために復職。
ご両親から経済的援助を受けながら、
病院の外来で日勤のみの非常勤職員として
週5日間働いていました。
Mさんは経済的に自立するために
昇給や賞与のある常勤職員になりたいと考え、
病院側に申し出ました。
しかし病院側からは“常勤職員は夜勤が必須”と言われたため、
やむなく断念することに。
お子さんと二人暮らしのMさんには
夜勤はできなかったのです。
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